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マリンパラダイスの黄金週間
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【ペンギンとまた】
(すぐ近くで見る機会なんて、めったにないし)
小山内 海
は、普段はガラス越しでしか見られないペンギンたちに興味津々だった。
そっと優しく、手を触れる。
(毛がふわふわしてる)
毛にそって頭から尾の辺りまで、ふわふわの感触を楽しむように撫でる。
(刀くんも楽しめてるかな?)
ふと隣の
御剣 刀
の方を見てみれば、
「……」
じーっと、ペンギンと見つめ合っていた。
ペンギンは、刀の鋭い眼光にも怯えることなくつぶらな瞳を向け続ける。
(……ペンギンとふれあいに来た筈なんだが)
見つめ合うのも、一種の触れ合いと言えば触れ合いではあるが。
「ん?」
つんつんとつつかれる感覚に振り向けば、海がついさっきまで撫でていたペンギンを刀の方に向けて抱えていた。
『かたなくんもさわってみる?』
刀の手に、海がつんつんつついた方の指で文字を書く。
「……そうだな、折角だし触ってみよう」
その後、少しだけ迷ったように海の抱えているペンギンとさっきまで見つめ合っていたペンギンを交互に見やり、両方の頭に手を伸ばした。
「ふわふわしているな」
その感触が気に入ったのか、しばらく撫で続ける刀だった。
「かわいらしいペンギンさんを、こんな間近で見る事ができるなんて……!」
朝海 瑠歌
は目を輝かせながら、ペンギンに近づいていく。
早速、一番近くに居た一羽に触れてみる。
ふかふかの感触が、とても心地いい。
「ずっと撫でていたくなる様な感触……かわいらしいだけではないなんて」
うっとりとした様子で、ペンギンを抱きしめる瑠歌。
その頬はもうゆるみっぱなしである。
ひとしきりペンギンの感触を堪能した後は、
「ハナコさーん、こっちへいらっしゃい」
ペンギンの名前を呼んでみたり、後ろをついてこさせたり。
そんなはしゃいでいる瑠歌の様子を、
霧下 蕎麦人
はため息混じりに、だけども微笑ましく思いながら眺めていた。
学校ではどうしてもお堅いお嬢様といった印象を受ける瑠歌だが、こうして見ているとそんなものはどこへやらといった感じである。
「霧下さん霧下さん、ペンギンさん可愛らしいと思いませんか?」
一羽のペンギンを抱っこし、見るからに上機嫌な様子で蕎麦人のほうへやって来る瑠歌。
足元には、数羽のペンギンがてちてちとついてきている。
「朝海ちゃん、えらく楽しそうじゃん?」
少しからかうような調子で蕎麦人が言うと、瑠歌は少しだけ頬をふくらませ、、
「……だって、ペンギンさんが可愛らしいんですもの」
ぎゅっとペンギンを抱きしめる。
そんな瑠歌の姿に、くすりとした笑いが漏れてしまう蕎麦人。
「わ、私、何かおかしなことをしてしまいましたか?」
「いや、朝海ちゃん学校では堅いイメージあったけど、カワイー所もあんじゃんって思ったらつい、さ」
かあっ、と瑠歌の顔が赤くなる。
「わ、私は可愛くなんてありませんよ!」
隠すようにして、顔抱いていたペンギンにうずめる。
「ほら、そーいうところがさ」
追い打ちをかけられて、もう何も言えなくなってしまう瑠歌だった。
「~~~~~ッ!」
ペンギンに抱きつき、ぎゅーっとモフモフを堪能。
すっかりメロメロの
浮舟 久雨
の顔に浮かぶのは、年頃の女の子らしい笑顔。
「なあ言嗣、ペンギンというものはとても愛らしいな……!」
「全くだ。しかし、戯れる浮舟君の姿も可愛らしいね」
鉛筆をスケッチブックに走らせながら、
畑生 言嗣
はさらっとそんなことを言ってのける。
「わ、私をからかうでない!」
「からかってなどはいないさ」
余裕に満ち満ちた微笑みを浮かべる言嗣。なんせ可愛らしいのは事実である。
久雨はそれ以上返す言葉が思い浮かばないのか、
「し、知らん!」
とそっぽをむいてペンギンの毛に顔をうずめてしまった。
そんな彼女の後ろ姿に、クラスメイトの
千代島 白雨
が声をかける。
「あ、浮舟ちゃんじゃないですか。こんにちはー」
「白雨か。こんなところで会うとは奇遇だな」
「いつも窓越しにしか見られないペンギンさんを、直に見られると聞きましたから……!」
言うが早いか、白雨はしゃがみ込み、はじめましてですよーとペンギンたちに向かって手を広げた。
振り向いたペンギンが、てちてちと白雨の方へと歩み寄っていく。
「おや、浮舟君のお知り合いかね?」
鉛筆は走らせたまま、二人の会話に言嗣が加わる。
「ああ、クラスメイトだ」
「千代島白雨ですー。……浮舟ちゃん、デート中だったんですか?」
まさかそんなことを言われるとは微塵も思っておらず、慌てふためく久雨。
「なっ……!?」
一方、
「ふふ、確かに男女が共に居ればデートと思われても仕方が無いね! だが私は構わんよ!」
この言嗣、ノリノリである。
「な、だ、断じて違うぞ!」
「安心したまえ、冗談だ」
「ええい、そういう冗談はよせ!」
「なんだ、違ったんですねー」
「白雨も何故つまらなさそうなんだそこで!」
目の前で繰り広げられるまるでコントの様なやりとりを、ペンギンたちはつぶらな瞳で見つめていた。
久雨と言嗣の二人と別れた後、白雨は改めてペンギンとふれあい出した。
「今日はよろしくお願いしますですよー」
目の前にしゃがんで首を傾げて笑ってみれば、ペンギンもつられて首をかしげる。
その様子に、思わず頬が緩んでしまう。
「……っは! だめです、だめです。落ち着くのですよ自分」
緩みすぎて、きっと今見られたら顔面崩壊も良いところだろう。
落ち着け落ち着けと、何度も自分に言い聞かせては見るものの。
(恵比寿顔といいますか、その……にやにやがーとまらないーなのです!)
元々動物と出逢えばとりあえずモフりに行くタイプの白雨には、ちょっと無理な話だった。
「お次は名前を読んでみましょう。えーっと……」
近くのペンギンを一匹ずつ指差して、
「ペンさんその一にペンさんその二。ギンさんも居たら可愛そうですけれど、流石に安直と怒られそうですかね……」
ねえ、と誰にでもなく首をかしげれば、「きゅー」とペンギンたちの一羽が鳴いた。
それはまるで、「俺にも名前があるんだよ」とでも言いたげなように白雨には聞こえた。
「むむむ。今度、ここのペンギンさんの名前調べてみましょうか」
「ともかく今は」
このペンギン天国を満喫しよう。
名前を聞く時間だって、惜しいのだ。
「ペンギンさん、ご覚悟を!」
「お久しぶりです……。元気でしたか……?」
御巫 時子
はろっこん『鳥の囀り』を使って、ペンギンたちに優しく話しかける。
「鳥類と会話できる」のが『鳥の囀り』の能力。ペンギンも例外ではない。
水族館に来るときは、決まってペンギンのところへ行って会話している時子。
ペンギンたちとは、既に馴染みの仲。名前も把握済みだし、一羽ごとの違いもわかる。
「今日はどんな人が遊びに来てくれましたか……?」
口々に、ペンギンたちが話し始める。
傍目には、彼女の周りでやたらめったらペンギンたちが鳴いているように見えることだろう。
「順番に聞かせてくださいね……」
ペンギンたちの話に、時折相槌を打ったりしつつ一羽ずつ耳をかたむける。
人見知りな一羽が、勇気を出してひとに撫でられに行った話を聞けば、
「まあ、頑張りましたね……」
微笑んで、頭を優しく撫でてあげる。ツボをおさえているのか、とても気持ちよさそうだ。
別のペンギンが「高い高い」をねだれば、
「高い高いですか……? いいですよ……」
と笑いかけて高い高い。持ち上げる腕が、ちょっとだけぷるぷるしていたのは内緒だ。
「ねえねえ、君一人?」
不意にかけられた声に振り向くと、そこに居たのは
横嶋 下心
。
やんちゃなペンギンが「誰だおめー」と鳴くのをそれとなくなだめつつ、
「そうですけど……?」
「俺も一人でさ、よかったら一緒にペンギンと遊んでもいいかな? 君のような可愛い子と一緒に遊べたら俺超幸せなんだけどな~」
そんなことを言いつつ、下心は時子の胸元をガン見。
完全に無意識な辺り、流石(?)は桃色破廉恥小隊の隊長といったところか。
「ええと……」
困った顔で、ペンギンたちの方を見やる時子。
ろっこんで会話する姿はできる限り見られたくはないし、ペンギンたちとの会話ももうしばらく続けたい。
「ごめんなさい、ちょっと遠慮させてもらってもいいですか……」
できる限りやんわりと、お断りさせてもらうことにした。
「そっか~、それじゃあ仕方ないね!」
エロのためならどんな事でも頑張る男横嶋下心、されど失敗したナンパを強行する愚行は犯さない。
別に迷惑をかけたいわけではないのだ。
「じゃあ、またどこかで機会があれば!」
爽やかにサムズアップを決め、下心はその場から去っていった。
その背中をペンギンたちと見送った後、
「それじゃあ、もう少しお話しましょうか……」
ペンギンたちは「勿論!」と声を合わせて応えた。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月06日
参加申し込みの期限
2013年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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