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携帯戦記カプセルギア 第一話「運命の出会い!!」
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【それぞれの出会い】
ガチャガチャを回すと、ころころころんっとカプセルが出てきます。その中に入っているから、カプセルギアです。
けれど子どもたちの中には、この先大切な相棒となっていくであろう彼らと、ある種の運命的な出会いを果たすこともあるのだといいます。
「ふわぁぁぁ……良く寝たー」
五代 拓哉
とカプセルギアとの出会いもまた、不思議なものではありました。
本人はイマイチ無自覚ながら、ふらりふらふら、失踪癖をお持ちの拓哉。今日も九夜山の森の中へわけもなく迷い込み、散策ついでに気持ち良くすやすやお昼寝をしておりました。
そして、
「……うん?」
目覚めたところでふと、顔のすぐそばに、なにかが転がっているのに気づきました。
暗闇に溶け込むような黒ずんだボディはまるで、忍び装束。ニンジャのような、それは小さなロボットでした。
「なんだっけこれ、見覚えあるような無いような……あ! そうだ。善場模型店で見かけたオモチャだっけ?」
ん~? としばらく記憶を探ってみたものの、寝起きのもやもやとした頭では、どうにも考えがまとまりません。
拓哉は眠気を振り払うように頭を振り、ひょいっと跳ね起きます。
「ん~、考えてても仕方ない! 持って行って、聞いてみようっと」
その時出会ったカプセルギア……『カラス』がやがてかけがえのないパートナーとなってゆくことに、彼はまだ、気が付いてはいませんでした。
しばらくの後。拓哉の姿は、善場模型店にありました。
「つまり、スマートフォンにカプセルギア専用のアプリをインストールするか、こっちの『簡易端末』ってものが必要なわけだね。どっちも機能は変わらないから、好きなほうを選ぶといいよ~」
「そっか。じゃあとりあえず、その簡易端末っての、ください!」
カプセルギアについて、店主の善場おじさんにひととおりの説明を聞いた後、拓哉はさっそく遊んでみることに決めました。
どういう理由かは分かりませんけれど、ともかく、せっかく目の前に現れてくれたのですから。放ったらかしにしておくのは、もったいない!
それにこのオモチャ、どうやら同年代の子どもたちの間で大流行りだそうなのです。拓哉のお隣でも、同じようにカプセルギアを始めてみたという
一原 みと
が、熱心に善場さんのお話を聞いています。
「みとはね、子ども用のすまほもってるの。これでうごかせる?」
「どれどれ? うん、大丈夫だよ。やり方は分かるかい? この『A.I.C.O.』ってのをインストールするんだよ」
「うん!」
「よし、俺もやってみようっと!」
みとと拓哉は揃って、ギアマスターネームを決め、カプセルギアを登録していきます。複雑な操作は必要なくて、音声によるガイド機能もついていますから、拓哉はもちろん小学生のみとにも簡単に登録することができました。
と。拓哉はみとの手に乗せられたロボットを見つめて、きょとん。
「ん……? それ、ヘンなカプセルギアだなぁ」
「これ? うん、まだカエルさんなのは、あたまだけなの」
特徴のないノーマルパーツのボディにちょこんと乗っかっているのは、かわいらしいデフォルメ調のカエルです。
「お兄ちゃんがね、これ、みとにやる、ってガマガエルさんの頭をくれたの。みとね、この子のカラダがほしいの!」
実は、ガチャでいらないのが出たからくれた……というのがお兄ちゃんの本音だったりしましたけれど。ともかくカエル大好きなカエルマニアのみとは、すっかり気に入ってしまったのでした。
「『ゲコ丸』をちゃんとカエルさんにして、動かしてみたいの。だから、みと、がんばる!」
「へーっ、そっか。じゃあ俺がカエルっぽいパーツを手に入れたら、交換しようか」
「ほんと? やった!」
子ども同士の距離をあっという間に近づけてしまうのも、オモチャの良いところ。一緒にガチャガチャを回し始めたふたりを眺めて、善場さんも微笑ましそう。
「うまいことカエルのパーツが手に入ると良いね。そうそう、難しいからあまりお勧めはしないけど、自分でパーツを改造しちゃう人なんかもいるね……ほら。この子のカプセルギアみたいに。やあ、こんにちは」
「……っ!」
振り返ったのは、とおりがかりの
菊地 まな
。
彼女が大切そうに持っているカプセルギアを見て、拓哉とみとは、こくりと首を傾けました。
ごつごつとした重装甲のボディには灰色の地味目な迷彩模様が施されていて、オレンジ色の追加装甲のアクセントは一見まるで、そう。
「「……おいしそう?」」
コンニャクの酢味噌和え!
「ふたりとも、がんばって!」
せっかくなので、対戦もしてみよう! ということで、まずはまなと拓哉がギアバトルに挑戦してみることになりました。みとはひとまず練習がてら、ゲコ丸に手を振らせて応援です。
「よーし、行くぞ! カラス、Start UP……!」
試合開始のかけ声もバッチリ決めて、ギアマスターネーム『たっくん』こと拓哉は、カラスを勢いよく踏み込ませます。
「……ぁ……ぉぅ!(さあ、勝負だよ!)」
「ん? ああ、お互いがんばろうな!」
声はとっても小さいですけれど、『ま な』だって気合は十分!
なんたってま なのカプセルギア『コンバット・スミス 01』は、彼女のパパが娘を想って丹精込めてカスタムしてくれた、特別製なのです。
改造を施したパパが言うには、『被攻撃時に衝撃を相殺する秘密兵器、リアクティブアーマーを搭載した』とのこと……なんだか良く分かりませんでしたけれど、とにかくすごい機能なのだとか。
そんなコンバット・スミス 01は重量級で動きは遅いものの、装甲と火力はバツグン! ボディにマウントされた大型ライフルとマシンガンを両手に構えると、ばりばり撃ちまくりながら距離を詰めていきます。まるで歩く戦車か要塞のようです。
「……っ!(ぜったい勝つもんね!)」
いっぽうたっくんのカラスはと言うと、忍者がモチーフのスピード型。持ち前の機動力で接近戦に持ち込み、必殺の一撃を加えるのがセオリーです。
コンバット・スミス 01の弾幕をジグザグ走行でくぐり抜け、
「とべ、カラス!!」
忍者らしく、空中へ大ジャンプ!
振りかぶったカラスの右腕と拳には、ブースターが内蔵されています。炎をぼわっと噴射して、推進力を乗せて殴り抜ける! それがカラスの十八番です。
「いっけぇ!!」
対するま なは、迎撃の構え。パパさんのお言葉を信じるならば、リアクティブアーマーで衝撃を相殺しつつ、カウンター攻撃を叩き込めるはず。右腕に搭載されたロマンあふれる格闘兵器、パイルバンカーをぎりりっと引き絞るように構え、カラスを迎え撃ちます。
「っ、ぅぁぅ……!(パパがカスタムしてくれたこの子なら、大丈夫……!)」
ぶつかりあう二体のカプセルギア。がっきーーーん!!
コンバット・スミス 01はあえて防御せず、リアクティブアーマーに任せてカラスの必殺パンチをしのぎ切り、反撃の一発を叩き込むべく……んん?
「あれぇ? なにかみえてるよ?」
へにゃっと小首を傾げたみと。対戦中ですけれど、たっくんも思わず手を止めて、まじまじと覗き込んでしまいました。
「ボディと装甲の間から、なんかぷるぷるしたものが……」
……あっ!
こ、コンニャクだこれー!?
「……!?!?!?」
まな、ショック!!
彼女の実家はコンニャク屋さん。パパの自称リアクティブアーマーは、お店の商品であるコンニャクを詰めただけの、なんともお手軽改造でありました……!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
1000人
参加キャラクター数
39人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月27日
参加申し込みの期限
2017年10月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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