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携帯戦記カプセルギア 第一話「運命の出会い!!」
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【ほしびとさんもいらっしゃい】
ぷに、ぷに、ぷに。ぽよ、ぽよ、ぽよ。
「────♪」
今日も元気に、星幽塔をおさんぽ中な
プニ・ポヨ
。ぷにぷにの水色ボディを揺らしながら、木漏れ日の中をぽよんぽよんと歩いておりました。
と、
「────?」
プニは目の前に、不思議なものを見つけました。
それはとてもとても小さな、身長40センチのプニよりも小さい、不思議な騎士さんです。全身に甲冑を着こみ、右手には大剣、左手にはめらめら燃える炎の模様が描かれた盾を持っています。
プニはぷにぷにしながら、思いました。かっこいいー!
「────!」
そのうち、小さな騎士さんはてけてけと、どこかへ走り出しました。プニは慌てて後を追いかけます。なんだか、見失ってはいけないような気がしたのです。
ぷに、ぷに、ぷに。ぽよ、ぽよ、ぽよん。
やがて、あと少し、もう少し。もうちょっとで手が届く……! というところで、突然ぱあっと目の前が明るくなり、プニは思わず目を閉じました。
そのうち、まぶしい光が収まった頃。そうっとそうっと目を開けてみますと、
「……あれれ? 寝子島に来ちゃった!」
プニは5歳くらいの男の子の姿に変身! あたりには、旧市街の情緒あふれる街並みが広がっているのでした。
「騎士さん、どこに行っちゃったのかなぁ?」
そんな旧市街の片隅にある、善場模型店。
「これは面白そうですにゃ……ですなー!」
ふわふわのくせっ毛が可愛らしい少女は、
ミーツェ・M・フェリス
。こちらもまたほしびとさんであります。のんびりと寝子島へ遊びに来たところで、カプセルギアなる遊びが流行っていると聞きつけて、挑戦してみることにしました。
というわけでミーツェも、ガチャガチャポンっ!
「おーっ、これは……猫、ですなー」
カプセルをぱかっと開くと、転がり出たのはまさしく茶白の猫。全体がふわふわな毛に包まれていて、まるでぬいぐるみのようです。手には杖とオーブを持っていて、猫の魔法使いのような、それはそれは可愛らしいカプセルギアでした。
「おや、可愛らしいのが当たったね~。君にぴったりだ」
善場さんがにっこりと笑いながら言いました。先ほどから親切に、ミーツェへカプセルギアについてのあれこれを教えてくれています。
「それじゃ、まずは君の『簡易端末』で、この子を登録しようか」
まずはA.I.C.O.のカメラモードで、ぱしゃり。
『あなたのカプセルギアが登録されました。次は、名前をつけてみましょう』
「名前、ですなー?」
やけに人間らしい音声ガイドに促されて、ミーツェはしばしうーんっと考え込みます。
とっさに頭へ浮かび上がったのは、遠い遠い昔の記憶。まだミーツェがフツウの猫であった頃の、そして今はもういない、飼い主さんの名前。その笑顔。
「……うんっ。決めたのですなー! この子の名前は、『ねこざ ノエル』! なのですなー!」
ちなみに自分のギアマスターネームは、『ねこざ みつえ』としました。なんだかあたたかい思い出が蘇ってくるかのようで、ミーツェはご満悦でありました。
「かぷせるぎあ? っていうんだー?」
と。そんな声に振り返ると、立っていたのはきらきらと瞳を輝かせる、プニでした。
「おっ、君もカプセルギアを始めたいのかい? なら、そこのガチャガチャで買えるよ。スマホは持ってるかな? なければ、簡易端末があるからね」
「ガチャガチャ……それしたら、また騎士さんに会えるかな?」
プニが見た小さな騎士は、カプセルギアだったのかもしれません。どうして星幽塔にいて、ひとりで動いていたのかはまるで分かりませんけれど……プニはなんだか、あの騎士さんが気になって仕方がないのですでした。
「じゃあ僕、ガチャガチャしてみるよー!」
「お気に入りが出ると良いですなー!」
ミーツェも善場さんも応援する中、プニもハンドルを回して、ガチャガチャポンっ!
「ふーっ。けっこう慣れてきたかな」
「ふっふっふ、私の授業のおかげだね!」
源次とクミのギアバトルもひと段落した頃。ふたりが対戦を振り返りつつ反省会などしておりますと、
「ねえねえ。僕のグリムさんと、対戦しようよー!」
「おっ?」
そう話しかけたのは、プニです。お隣にはほしびとのよしみか、ミーツェの姿もありました。
プニの両手のひらの上にはちょこんと、なんとも変わったシルエットのカプセルギアが乗っかっています。
頭は、お花。真ん中に顔が描かれていて、花びらのエフェクトがひらひらはらはらと散っています。ほんわか可愛い……かと思いきや、ボディはどーんっとごっつい怪獣型。さらには両腕と脚部は西洋の騎士のような甲冑姿で、左腕の盾には、揺らめく炎の模様がぼわっと描かれています。星幽塔で見かけた、あの特徴的な模様です。
プニいわく、今はまだちぐはぐだけど、いつか全身騎士さんのパーツで揃えてあげたい! とのこと。そんな願いを込めて、彼はカプセルギアに『ヘヴィナイトのグリムさん』と名付けました。
「いつか本物の騎士さんに会えたら、なんで僕を連れてきたのかな? って分かると思うんだ。それまでに、動かすの上手くなっておくんだー!」
「ふぅん? 良く分かんないけど……ゲンジ、ギアバトルしてみたら? 私の教えを活かす時が来た!」
「せっかちだなぁクミは」
と言いつつも、源次に断る理由はありません。
さっそく源次対プニで、ギアバトル!
「ミーツェはノエルといっしょに、応援するのですなー!」
バトルの気配をかぎつけて集まり始めたギャラリーに混じり、ミーツェは簡易端末をぺもっとタップ。ねこざ ノエルが右手の肉球にぷにゅっと握った杖を振ると、きらきらきら! 綺麗な流れ星があたりを走り抜けて、ふたりを激励しました。
きらめく星を合図に、バトルスタート!
ゲンジの名無しのカプセルギアがローラーダッシュで間合いを詰めながら、ボディの腰にマウントされているグレネードランチャーをしゅどんっと発射! 爆炎にまぎれて、本命のパイルバンカーを打ち込むべく突っ込みます。
迎え撃つ『ぷにぽよ』のグリムさんは、脚部の軽快な機動力、右手の大剣の攻撃力に、左の大盾の防御力と、バランスの良さが持ち味です。グレネードの炎をひらりと避けると、チェインガンの銃撃には隙なく盾を構えて受け止めます。
「わぁ……! 騎士さんかっこいいー!」
騎士さんの大盾は、攻撃をガードするたびごうっと炎を上げて、頬をちりちりと焦がす熱さまで伝わってくるかのよう。大迫力のエフェクトに、ぷにぽよの瞳は輝きっぱなしです。
「えーと。射撃で牽制しながら急接近。一撃必殺のパイルバンカーを叩き込め! だっけ」
クミセンセイの教えを実践するゲンジは、スピードで勝ることを活かしてローラーダッシュで翻弄しつつ、踏み込む隙をうかがいます。ぷにぽよのグリムさんが持つ武器は今のところ大剣ひとつながら、それだけに手痛いカウンターを狙っていることでしょう。それに大盾がほとんどの射撃を防いでしまうので、ゲンジとしても攻め込まざるを得ません。
初心者同士のギアバトルながら、ふたりの戦いにはやけに緊張感が漂っていて、ギャラリーの子どもたちは手に汗握って見守ります。
「どっちも頑張るのですなー! あっ、ポヨさん防ぐのですな!」
「頑張れゲンジー、そこだパイルバンカー……あっ!」
いつの間にかST93の肩にちょこんとノエルが乗っかり、2体で賑やかに応援のエフェクトを瞬かせる中。
ゲンジのカプセルギアがどぎゅんっと急加速! グリムさんの側面を突くように踏み込み、ぐわっと振りかぶるのは左腕のパイルバンカー!
「思い切って突っ込めば……なんとかなる!」
「わわわ、騎士さん防いで~!」
ぷにぽよの指示でグリムさんは急旋回、大盾を構えます……杭が撃ち込まれるのか、防御が間に合いカウンターの大剣で薙ぎ払うのか、勝敗を分けるその瞬間!
「……おおー!? 痛そうですなー」
ミーツェが顔を手で覆うと、ノエルも肩をすくめます。
微妙な操作はまだまだなのか、源次のカプセルギアは勢いよくグリムさんに衝突して、ぐわっしゃーん! もつれあって転んでしまいました。
「うわぁ、やっちゃったよ……」
「あはははは! ぶつかっちゃったね~!」
それでも、ぷにぽよは楽しそうです。勝ち負けとか、上手くいったとかいかなかったとか、そんなことより今はこうして、カプセルギアを動かしていることが楽しくて仕方ないのでした。
そしてゲンジもまた、そんな気持ちはいっしょだったことでしょう。釣られて彼も、思わず吹き出してしまいました。
楽しそうな男の子たちに、ミーツェとクミも顔を見合わせて、くすりと笑います。
「ミーツェもちゃんとノエルを動かせるように、練習したいですなー」
「私も! まだまだゲンジには負けられないよー!」
子どもたちの熱気は、ますますヒートアップしていきました。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
1000人
参加キャラクター数
39人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月27日
参加申し込みの期限
2017年10月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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