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●朝靄に深呼吸を
鎌倉駅から徒歩七分。大通りから外れた所にその店はある。
雑貨屋『リンドウ』。
古民家を改装したという店の雰囲気は評判がいい。
そんな店の二階。
黒依 アリーセ
はベッドの中で寝息を立てていた。
どっしりとした木製のベッドに、若草色のカバー。
部屋の内装も相まって、アースカラーに寄っていた。
薄暗い部屋の中で、タイマー起動したコンポが、予め設定していた曲を流し始めた。
アリーセの好きなバンドミュージックである。
ピアノのイントロを聞くだけでアリーセの目はゆっくりと開いた。
けれど暫くは聞いていたい。
開きかけた目をもう一度閉じて、音楽と布団にひたるようにして耳を傾けた。
部屋じゅうに響く音楽を聴いているだけで、不思議と身体に血が巡るようだ。
一曲を聞き終えた頃には、まるで洗い流したように頭も心もスッキリしている。
「おはよう」
身体を起こして、机の上のオルゴールに声をかけた。
白い花を持った男の子がゆらゆらと揺れるオルゴールだが、今はもう動かない。けれどそれが、アリーセにとって特別な意味をもっていた。
思い出とはそういうものだ。
そばに置いておかなければ忘れてしまうけれど、形を変えずに残っているものは少ない。
だから思い出を重ね塗りするように増やしていくことで、一緒に変わっていくことができる。
ベッドから下りて洗面台へ。
板張り床のキシキシとした音がする。
鏡の前に立てば、いつもの顔があった。
顔を洗って髪をくるくるとやっていけば済む程度の、よい子の顔である。
木彫りのバレッタを手にとって、仕上げに髪をまとめ上げる。
いつも以上に、いつもの顔だ。
冷たくて暖かい。
年齢よりも少しばかり大人びた、いつものアリーセがそこにいる。
いつまでも見つめているようなものではない。
朝食を済ませてしまおう。
キッチンに立って、フライパンに火をかける。
油を引いて、冷蔵庫から出してきた卵を割り入れる。
手元が狂って黄身が崩れてしまったが、なに、食べるのは自分である。
その間にクロワッサンを軽くオーブンにかけ、お湯を沸かす。
あれやこれやを仕上げて、銀色のトレーに乗せてテーブルへ。
クロワッサンと、紅茶と、目玉焼き。
手を合わせて、頂きます。
着替えや支度を終えて家を出るころには、寺の鐘が聞こえてくる。
振り返ると、そこにはいつもの雑貨店があった。
ここはよく朝陽が入る。
「いってきます」
アリーセは呟いて、歩き出した。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月03日
参加申し込みの期限
2016年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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