朝起きてから、玄関を出るまで。
あなたは何をしていますか?
どんな布団で目を覚ましますか?
部屋に朝陽は入ってきていますか?
目覚まし時計はどんな音?
それとも自然と目が覚めるのでしょうか。
ベッドから起きて、最初にすることはなんだろう。
着替え? それともコーヒーのお湯を沸かすのでしょうか。ポットで、もしくは電気ケトルで。
いつもどんな服装だったのでしょう。
眠りやすいパジャマや、汗を吸いやすいジャージや、身体になじんだシャツ。それとも可愛らしい服かもしれません。
けれど玄関を出るまでには着替えなくてはいけないでしょう。
それに朝食だって食べておきたい。
その時間はありそうですか?
家を出なくてはいけない時間は、あとどのくらい?
さあ、朝がやってきます。
あなたにとって、いつも通りの朝が。
小説の世界にはこんな言葉があります。
『朝起きて、玄関を出るまでをイメージすれば、キャラクターが見えてくる』
あなたのキャラクターを掘り下げるために、普段見せていたのに知らなかった一面を知るために。
日常の中の日常を、当たり前のように。
一度、想像してみましょう。
朝起きて、玄関を出るまで。
キャラクターはどんなふうに過ごしていますか?