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●焦げたパンを食べるように
清らかなアラーム音が鳴る、窓辺。
二重のカーテンはあわい日差しを遮って、薄暗いベッドにごくわずかな光を差し込んでいる。
布団にくるまっていた
如月 蘇芳
は薄目をあけて枕元のスマートホンを手に取った。
アラームを止めて、ベッドから起き上がる。
そばにかけた上着を羽織り、窓辺へと立った。
カーテンを開けば朝陽が差し込んでくる。
いい日差しだ。早朝に出勤するサラリーマンや、部活の朝練へ向かう誰かが見える。
瞬きを二回。背伸びを一回。
深呼吸してみれば、頭が自然とスッキリしてきた。
「うん、今日もいい天気だね」
部屋を出てリビングへ向かう。
薄暗い部屋には、静けさと冷たい空気だけが残っていた。
両親はいない。
仕事だろうか。
しっかり者の蘇芳のことだ。朝の支度くらい問題はなかろうとばかりに、用意らしい用意もなかった。
「朝ご飯、どうしようかな……」
などと言いながらストーブに火を入れて、まずは洗面台へ。
顔を洗いながら考える。
朝からパンケーキを焼くような習慣はない。ご飯と味噌汁を用意するガラでもない。
「確か戸棚にパンが残ってたよね。あれでいいか」
蘇芳は慣れた様子で戸棚を開いて、食パンを一枚取りだした。
今時珍しいポップアップトースターに食パンをセット。
電気ケトルを取ろうとして、はたと手を止めた。
高電力機器を同時に使うと、大抵の家はブレーカーが落ちてしまうものだ。
どうだったかな、と考えてから、水を入れてスイッチオン。
「大丈夫だよね、このくらいなら」
パンとコーヒー。なんともシンプルで楽ちんな朝食。
電気ケトルとトースターを作った人は偉い。
蘇芳は料理を電化製品に丸投げして、服を着替えに部屋を移った。
寒い日だ。カーディガンを下に着てから、制服の上着を羽織る。
「そろそろかな」
服を軽く整えながらキッチンへ戻ると、黒焦げになったパンが出迎えてくれた。
未だトースターは勝手に焼き加減を見てくれる時代には到達していなかったようだ。
焦げ目を落として食べるなり、焼いていないパンを食べるなり……と考えてはみたが。
「まあ、朝ご飯くらいいいよね」
インスタントコーヒーの瓶を開け、マグカップにコーヒーをいれる。
コーヒーの温かさと砂糖の甘さが身体に染み渡っていく。
もう充分だろう。
蘇芳はコートを羽織ってマフラーをして、玄関の扉を開けた。
冷たい空気。
白い息を吐いて、蘇芳は苦笑した。
「やっぱり寒いのは、嫌いだなあ」
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担当ゲームマスター
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3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月03日
参加申し込みの期限
2016年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月10日 11時00分
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