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R&R Agency:File03:1999年からの使者2
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● OIHAGI
獅子目 悠月
、
添木 牡丹
、
オルカ・ヴィヴァルディ
とユリウスを乗せたジープは、ジャックのアクセル全開の運転で砂漠を順調に横断し、ちょうど2時間でカイロについた。
はじめ悠月たちは研究所に寄った。
自分たちに必要な物資を手に入れたかったのと、滅亡教について情報が欲しかったためだ。
ユリウスを研究所のスタッフに預けると、オルカと悠月はナイフやロープ、かがせるだけで相手を気絶させるタイプの睡眠薬に麻袋を入手した。さらに璃音から内部と連絡がついたとの情報が入り、数名が滅亡教徒に誘拐されたこと、悠月やアカリが気に掛けているロベルトや牡丹が愛するあやめも攫われたことが伝えられた。
逸る気持ちもあったがその間に夜になり、三人は研究所で一夜を過ごした。
翌朝、またジャックが運転する車に乗り、滅亡教徒が多いという通りに向かった。
オルカと悠月が車を降りた。ジャックと牡丹は車中から見張りだ。
「滅亡教ね。揃いの衣装着てるならそれがあれば便利だよねえ。例えばアジトに乗り込む時とか。着て紛れ込んで陽動して同士討ちに見せかけたりして敵を混乱させるとか」
歩き出したオルカは妙に楽しそうだった。滅亡教徒は基本的に裾を引きずるような黒いローブを纏っている。女性の場合は、さらに頭部をヴェールで覆うのだそうだ。
「例えばさ、あそこにいる人を襲って服とか奪いたい。こういうの、何て言うんだっけ」
「追剥か?」
「そうだOIHAGIだ! ねえ悠月、ちょっと一緒に追剥しない?」
イイ顔でワルイ提案をするオルカ。
悠月はちょっと考えたが、状況が状況なのでオルカの策に乗ることにした。
前方を行く一人歩きの滅亡教の男を見遣る。
あたりに人通りがないことを確認すると、オルカは唇を舐めた。
「じゃあちょっと行ってきます」
オルカは歩を早めると滅亡教徒の背後に付く。
「<Il mare di ombre>」
小さく唱え、指を鳴らす。
男が振り返ったが、そのときにはオルカは地面に伸びる男の影の中にいた。
おかしいなと首をひねる男。
オルカは影の中から手を伸ばし、その男の足を掬って転ばせた。
すかさず悠月が駆け寄り、男の顔にハンカチにしみこませた睡眠薬を押し当てる。
「ウ……」
男はその場に倒れたが、異変に気付いた別の滅亡教徒が二人、こちらに向かって走ってきた。オルカは影から出るとナイフを投げて新手をけん制し、うちひとりを、特技のマーシャルアーツで組み伏せる。
「どーお? 惚れ直した~?」
笑顔でアピールすると、悠月は悠月で、特技の合気道でもう一人を地面に叩きつけたところだった。
「って言うか悠月もスマートで惚れ直しちゃったよ!」
「オルカ。バカなことを言ってないでやる事をやれ」
「ハイハーイ。他の人に気づかれたら面倒だもんね。急がないと」
オルカはひとりずつ服を剥ぐ。街中ということもあってか、武器は護身用のナイフを腰に帯びているだけだった。それも取り上げるとロープで縛って麻袋に入れた。車の中に麻袋が三つ押し込まれる。
ジャックが車を発車させる。
助手席の牡丹が薄く笑いながら、後部座席のオルカと悠月を振り返った。
「OIHAGIのあとはGOUMONですよね?」
オルカは肩を竦める。
「人聞き悪いな。穏便に、情報収集だよ」
その後、街と砂漠の境目の人気のないところで車は止まり、麻袋から出されたパンツ一丁の滅亡教徒たちを相手に『穏便な情報収集』が行われた。
「地球の滅亡が先か、自分一人居なくなるのが先か選べ」
悠月が脅すと、すっかり気が弱くなった男たちはペラペラと喋った。いや、実際は、牡丹が怖かったからだ。男たちは包帯で目隠しされ、牡丹が自身にナイフで付けた傷を、<傷移し>で擦り付けられていた。見えない上に理解不能の痛みを与えられることは、彼らにとって恐怖以外の何物でもなかった。しかもそのたび牡丹がくすくす笑うのだ。声だけ聞いた男たちは、自分たちは異教の魔女の生贄になるのだと信じて、それだけは許してくれと命乞いをし、洗いざらい喋ったのだった。
「アフマド博士が大ピラミッドで明日の夜処刑される? それはマズいな」
「滅亡教に関連する施設は街の中に数か所と、街はずれの丘の上にあるんですね。そのどこかにあやめちゃんが……?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
R&R Agency:File03:1999年からの使者
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月04日
参加申し込みの期限
2016年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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