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「ありがとうございました!」
夕暮れの宮祀青果店の店先で、看板娘である
宮祀 智瑜
の元気な声が響く。
ばいばい、と手を振る母親に連れられた幼子に手を振り返し、智瑜は優しい黒い瞳を店内に巡らせた。日中、バイトを頼んだお陰か、祖父母はいつもより少しだけのんびり出来ているように見える。高校から帰ってきてから智瑜がいつも手伝っている野菜の品出しも、今日は間に合っている。
よく動いてくれる、との祖父の言葉に小さく会釈したバイトの青年は、智瑜が先日祖父母に、少し前から顔を知っていて、最近シーサイドタウンに越して来たのだと紹介した日暮と言う男。
元々は智瑜とは世界さえ違えていた彼は、けれど幾つもの縁を得てこの島へと移り住んだ。
祖父母に日暮を紹介できた嬉しさも手伝って、ほくほく顔をしていた智瑜は、
「あっ」
店の奥で袋に入ったままの野菜を見つけて小さな声をあげた。
どうした、と声を掛けてくる祖父に、野菜の入った袋を示す。
「お土産……」
バイト代と一緒に渡そうと野菜を用意していたのに、タイミングを逃して渡し忘れてしまっていた。
客が途切れていることを確かめ、智瑜はお土産の袋を手に取る。店の前に置いた愛用の配達用自転車の前籠に袋を入れてまたがり、
「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、行ってきます」
親代わりの祖父母に元気よく声を掛ける。ふたりのいってらっしゃいに背を押され、智瑜は力いっぱいペダルを踏み込んだ。
夕方の商店街を駆け抜け、然程行かぬ間に、
「日暮さん!」
路地をのんびりと歩いて行く日暮の背を見つけた。呼び止め、お土産です、と野菜の袋を手渡す。
「みんなで食べてくださいね」
「うん」
あの黄昏の町で会うとき、いつも掛けていた面を、日暮は今は掛けていない。
素顔となった今も、どこか人形じみて表情は乏しい。けれど、
「おおきに」
ほんの少し、不器用ながらも柔らかな表情を見せてくれることが嬉しくて、智瑜は顔いっぱいで笑う。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月29日
参加申し込みの期限
2016年10月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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