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星が丘寮。
「V-DAY前日とは!」
なぜか
椿 美咲紀
は椅子の上に立ちVサインをしている。これは、彼女の決意のほどを表すポーズだと思っていただきたいッ!(V-DAY前日だけにッ!)
「お菓子作り最終日だということなのです!」
いま、この調理場には誰もいないのだが、思わず口から言葉が飛び出す。
「その菓子の出来具合が、バレンタイン評価に直結するのです……気合を入れて作らねばなりません!」
このとき美咲紀の両眼には、真っ赤な焔がメラメラと燃え上がっていた。それこそ、両眼から真っ赤な火炎放射がほとばしり、周囲すべてを焼き尽くしそうなほどの勢いで!
美咲紀が挑戦しようとしているお菓子はこれだった。
【チョコブラウニー】
【チョコシフォンケーキ】
豪華二本立て、楽な道のりではなさそうである。
けれども美咲紀は挑戦する気満点で、しゅるりとエプロンを巻いて椅子から降りた。
カメラの準備は、よし。
ちゃんとセルフで取れるよう調整してある。新聞記事ネタにするためだ。美咲紀にとっては、その生活のすべてが記事になるのだ。
「では、ミッション・スタートなのです!」
獲物に襲いかかる黒豹さながらに、厨房に広げた食材、調理器具に美咲紀は飛びついた!
セルフタイマーで撮る。撮りまくる。
卵を片手でしかも2個いっぺんに割り、さっと泡立て器で溶いてるところを。
目にもとまらぬ早業、かつ、丁寧に粉をふるっているところを。
ざっくり混ぜ合わせるところも、焼いているところも、美咲紀がやるからには『絵』になるのだ。
「『作ってみた』とかタイトルつけて紹介できちゃうのですよ。これで女子力アピールをですね……!」
ふっふっふ……と会心の笑みが、美咲紀の唇からこぼれ漏れている。
さて美咲紀が挑戦しているクッキングの詳細だが、実のところ、チョコブラウニーに限ってはそれほど困難な作業ではないのだった。お菓子メーカーがサイトで公開しているような簡単レシピ、初心者でもサクッと作ることのできるレベルだ。
先日お菓子作り教室にも参加したりして、修練を積んでいる美咲紀にとってはむしろイージーな作業なのである。はっきりいって半分寝ててもできそうである。しかしそれを撮影技術で、『なにやら凄いことをしている』ように見せてしまうのが写真のマジックというもの。
「ちょっと多めに作っておくのです」
簡単だからこそ増量も簡単、これは彼女によれば、
「学校で同じクラスとか仲良くしてくれてる人たちにぱーっと配るためのおかしなのですよ」
ということであった。無論、ここでいう『ぱーっと』は『手抜き』という意味ではない。なんにでも一生懸命な美咲紀は、手抜きはしないしそもそもできない。手早く作るが見栄えも重視している。
つぎつぎ完成するブラウニーは、いずれも均等にしっかりと整っており、しっとりチョコの質感と、ふわっとちりばめたココアパウダーのきめの細かさが、見ているだけで食欲をそそる。洋菓子店で売っているものと比べても、まったく劣るところはないだろう。
「だってお友達に配るには、味見は必須なのです♪」
ちょいちょい美咲紀はできたものをつまんでいた。つまみ食い? 否、これは満足のゆく味に仕上がったどうかという確認作業である! カメラに向かって美咲紀は断言する。
「よくよく吟味しなくては駄目なのです……
決して自分でたらふく食べたいとか、そんなワケではないのですよ!
」
おっと、これは動画ではなく写真のカメラだった。
とにかくそんな風に、心があふれるくらい美咲紀は作業に熱中していたというわけだ。
友達ぜんぶと先生と、部屋のご近所さんに配っても十分足りるくらいチョコブラウニーを積み上げて、つづいて美咲紀はチョコシフォンケーキに取りかかった。
その前に、深呼吸する。
大丈夫、できるのです――と己に言い聞かせた。メイドさんにも教えてもらって1か月前から練習しているのだ。自信をもっていいはずだ。
こちらのほうは、色々と
超
お世話になったお友達に配るためのものなので、ブラウニー以上に気合いを入れたい。なぜって、
「美味しいお菓子たべて幸せ感じてほしいですからね!」
では作業開始!
完成したら、かわいいタータンチェック柄の紅茶パックを付けて配りたい。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月17日
参加申し込みの期限
2016年09月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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