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木々に囲まれた猫鳴館から
伊賀 解理
が赤いジャージ姿で現れた。鼻の上にちょこんと乗せた眼鏡を指で押し上げた。眠そうな目に決意を込める。
――今日だけは白衣と機械のことは忘れよう。僕は自身の肉体改造に励むのだ。
解理は顔を下に向けた。その姿で軽く跳ぶ。揺れるところを間近で目にした。
――不本意ではあるが確かに揺れている、腹が!
何回か跳んだ。揺れるのは腹で、どれだけ目を細めても胸ではなかった。
「……僕の本気が見たいのか」
上体を低く構える。力を溜め込むような間を取り、大地を蹴り込んで大きな一歩を踏み出した。そのまま加速する訳ではなく、緩やかに坂を下りていった。
走り始めて間もない頃、前方の右手の道から
北条 冬華
が飛び出してきた。その場で足踏みをして行く先に迷っているようだった。
「北条氏ではないか」
解理は走る速度を極端に落とした。まじまじと相手を見詰める。
――首にタオルを掛けて、白のパーカーを着ているのか。下は黒のスパッツで、良いヒップラインをしている。
それよりもなんだ、あの分厚い胸部装甲は! 黒のタンクトップの中で別の生き物が暴れているんじゃないのか。
表情が険しくなる。
――ランニングの同志かと思えば、プロポーションにも問題点が見つからない。何という嫌がらせだ。僕が健気に腹部を揺らしている時に、君は堂々と胸部を揺らすのか!
「僕の健脚を見せてやる」
走る速度が上がった。鉤爪の両手で冬華に迫る。
「あちらに行きましょう」
迫る解理に背を向けて冬華が走り始めた。
――絶対に逃がしはしない。君の胸部装甲に局地的な振動を与え、脂肪を燃焼させてやる。残念な装甲に魔改造してやるのだ。
僕の握力が尽きるまで揉みまくってくれる!
「引き離されて、たまるかぁ」
それは執念であった。腹部を激しく波打たせて対抗した。
その結果、あっさりと相手を見失った。基礎体力の差が如実に表れた。
「む、無理で、あったか」
絶望が滲み出すような顔で足が止まりそうになった。ギリギリのところで踏ん張って呼吸の乱れを整えていく。
――さすが、ボクシング部は伊達ではない。それに引き替え、僕は少し運動ができる程度の帰宅部だ。対等の勝負ができるはずもなかった。
くそぉ、胸部装甲の分厚さと重みがハンデになると思ったのに!
そこまで考えて、そうか、と呟いた。
「僕も腹部装甲のハンデがあった……」
当初の目的を思い出した解理は走ることに専念した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月24日
参加申し込みの期限
2016年08月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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