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【catch&shooting】
ここは寝子島内のどこかのゲームセンター。
八神 修
と
椿 美咲紀
、そして黄鬼の三人はそのゲーセンのクレーン台の前にいた。
美咲紀は真剣な目で、あるぬいぐるみとその頭上のアームを見つめていた。アームは、ゆっくりと、目的の狐風モンスターのぬいぐるみの真上へ近づいていく。
「……そこです!」
美咲紀がボタンを放すと、ガクンと揺れたアームがぬいぐるみの頭上に迫っていった。
「……持ち上がった……! あと、少しっ☆」
曖昧なバランスで持ち上がったぬいぐるみに、声援を送る美咲紀。
その隣で、黄鬼も我が子を見守る親のような表情でその結果を見守っていた。
だが、
「「あー……」」
二人の応援も虚しく、ぬいぐるみは途中でアームから零れ落ちた。
「お、俺も挑戦するっ」
と、黄鬼が財布を取り出した。
硬貨を投入し、アームを動かしていく。
「もちょい進めるのです、も少し横なのです☆」
黄鬼の背中から、美咲紀がわいわいとアドバイスを送る。
そして、
「凄い! とれました!」
見事、ぬいぐるみをGETした黄鬼を見て、美咲紀は朗らかに笑った。
「どうぞ、椿さん」
「わあ、いいんですか? ありがとうございます☆」
黄鬼がぬいぐるみを渡すと、美咲紀は花のように微笑んだ。
「よかったな、美咲紀。そうだ、イエロー。あっちに新作のシューティングがあるんだ。一緒にやってみないか? あ、ほかにも、お菓子のキャッチャーもあるぞ」
「いいね、やろう!」
八神 修
が協力プレイを提案すると、イエローは嬉しそうに頷いた。
そうして、ひとしきり遊んだのち、二人は黄鬼をピザの店へと連れていった。
「ここのシーフードピザのホワイトソースは絶品なのです☆ あ、カレーソースもありますよ」
「カレー!?」
「ここのキーマカレーピザはとても美味いぞ。あ、俺は野菜たっぷりカレーピザを」
「シューくん、イエローさん、ピザ一枚ずつ取り替えっこしましょう☆ そうすれば色んな味を楽しめて、幸せになれるのです」
「あ、うん」
「いいな、是非交換しよう」
美咲紀の提案に二人は快諾し、三人でピザをむしゃむしゃと食べた。
それから、腹ごなしに公園に寄った。
「あ、猫さんです。可愛いにゃー」
美咲紀が猫を発見し、その場に屈みこんで餌をやったり撫でたりする。
「野良猫か。ササミ食うか? 蚤は大丈夫かな」
修もまたその場に屈みこみ、餌をやりつつ、蚤を取ってやっていた。
そんな二人の様子を眺めていた黄鬼が、出し抜けにぽつりと言った。
「……二人とも、隠していてごめん。じつは僕、鬼なんだ」
「知ってるよ」「知ってましたよ☆」
「ええっ!?」
しれっと言った修と美咲紀に黄鬼が逆に驚いていた。
「……気づかないふりをしていようとも思ったんだが、話してくれて良かったよ」
猫の頭を撫でてやりつつ、修が黄鬼と向き直って言う。
「ここだけの話、この島には神様らしき存在も来てるんだ。だから鬼が居てもおかしくなんてないのさ」
「そうです。古来より人の中に鬼が紛れているのはごく普通の事なのです。人外のものがしれっと紛れているのはもはや日常なのです」
「八神くん、椿さん……」
二人の言葉に、黄鬼は泣きそうな顔をした。
けれど、その涙を腕で拭って、黄鬼は無理やりに笑う。
「二人ともありがとう。でも、僕、もう行かなくちゃ……」
「あれ? 門限あるのです? それじゃ、また明日学校でねぇ☆」
黄鬼の言葉に、美咲紀は元気よく言った。
美咲紀は黄鬼の言葉を額面通りに素直に受け取った。
だが、修は彼の言葉から、その裏の真意まで見抜いてしまった。
「……そうか。じゃあ、またな」
だから、いつか、とは言わずに「また」とだけ修は言った。
それから、「餞別だ」とキャッチャーでとった飴も渡した。
「ありがとう」
黄鬼はその飴を大切そうにポケットにしまうと、逃げるように走っていってしまった。
「もう、二人とも大げさです。あれじゃあまるで最期のお別れみたいじゃない」
「……ああ、そうだな。さて、じゃあ俺達も帰るか」
「はいです☆」
そうして、二人もまたそれぞれの家路に着いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月02日
参加申し込みの期限
2016年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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