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炎と再生のサンクチュアリ
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● 魔界/忘却の川・2
準備は整った。いよいよ行動に移る時だ。
物陰から武道が探りを入れてみる。
「川は見事に濁ってるな。『燃える夜光貝』は川の外からは見えないか……潜るしかない、だろうな」
「でもニンフたちには気をつけなければ。男を誘って大蛇の餌にするそうですから」
彰尋が指し示した方には、ニンフたちがこれ見よがしに白い肢体をくねらせながら泳いでいる。全部で三人。ニンフたちの周りにすう……と長く波紋の筋ができるのは、大蛇の痕跡だろうか。
――男を誘って大蛇の餌に……。
倫理子の口元に一瞬、悪意に満ちた微笑が浮かんだ。
もし、誰かがそれを目にしたら、きっとこう思ったことだろう。
『底冷えするような邪悪な微笑』……或いは『絶対零度の嘲笑』。
もっと勘のよい人なら、倫理子の中に眠る『誰か』を感じ取ったかもしれない。
しかしその底冷えする笑みは、誰に見咎められることなくすぐに消えた。
「川へ潜るなら私がいくわ。元々泳ぐのは得意なほうだし」
「もちろん俺も」と武道はベルトに手を掛ける。
「女の子だけ行かせるわけにはいかない。水泳部員の沽券にかけて、ここで泳がず、いつ泳ぐ!」
言うが早いか、武道は得意の神速脱ぎを披露した。
ズボンと眼鏡をパッと脱ぎ棄て、黒ブーメランパンツ一丁になる。
「潜って3分経っても浮上しない場合、圭花ちゃんのろっこんでのひきもどしをお願いするよ」
「了解よ」と圭花はウィンク。
「では俺は、武道先輩たちが川にもぐれるように、ニンフの気を引いてみます」
「彰尋くん、頼んだ。気を付けて!」
「はい。ニンフの誘惑が術を使う様なものじゃないなら、そうなびく事もないと思うので」
「言うねー! 心強いよ!」
ゆっくりとニンフたちの方へ向かう彰尋に、グットラックと親指を立て、武道は倫理子とともに川岸に待機する。美沙の赤い触手姿がいつの間にか見えなくなっていたが、このときは皆、ニンフと大蛇のことで頭がいっぱいで気づかなかった。
◇
彰尋は、ニンフたちの視線が武道や倫理子から逸れるように計算しながら川に近づいて行った。
思った通り、ニンフは彰尋の姿を見つけるや、一斉にアプローチを掛けてくる。
「きゃあ、お兄さん。かっわいい~!」
「あたしたちと遊びましょうよぉ」
「川で泳ぐと気持ちいわよ~」
大きく手を振って彰尋を誘うニンフたちは、わずかな薄布しか身に纏っていない。その薄布も濡れて張り付き、身体の線が露わになっている。豊かな胸のラインも、くびれた腰のラインも、よく熟れた香しき果実のようだ。その熟し具合とは対照的に、彼女たちの表情は子どものように純真である。
踊るように泳ぐ白い肢体。
しかし仲間のことを思う彰尋の理性は揺がなかった。
「どんなに綺麗で魅力的な方でも、心の中に在る魅力的な人にはかなわない、という奴です」
きゃああ、とニンフたちが黄色い歓声をあげた。
簡単に落ちないところが、ニンフたちにとっては新鮮に映ったようだ。
にこり、と、魅惑の笑みを浮かべながら、彰尋は視界の端で武道と倫理子が潜ったのを見た。
(ここまでは順調……さて、大蛇はどこだ? おそらく大蛇はニンフ達には攻撃しないんだろう。そうじゃないと共存できないものな。もしもニンフたちに味方になってもらえれば……)
そのときである。
濁った水面が大きくはじけた。真っ赤な触手が幾本も飛び出し、ニンフたちを纏めて絡めとる。ニンフたちは慄いて悲鳴を上げる。だが触手の主たる美沙にとってはそれもご馳走。うねうねと触手を動かせば、最初は怯えの色しかなかったニンフたちの声が、「あん!」と甘い喘ぎに変わる。
「フンフンフン♪ ニンフさん一緒に遊びましょう~」
「あ、朝野さん!?」
彰尋の驚きの声は、美沙の耳には届いていない。
なにしろ美沙は、ニンフたちを触手で愛でたいがために、ここに来たのである。
「ニンフさんお持ち帰り~! うふっ、うふふふ」
「ああ~ん」
「いや~ん」
「だめよっ、そんなところ」
三人纏めて絡めとられたニンフたちは、美沙の触手のされるがままに、身をよじらせている。
意外とまんざらでもなさそうだ。
(こ、これは……)
彰尋は真っ赤になって顔を逸らした。
セミヌードなだけならまだしも、触手に喘ぐあられもない姿は、さすがに15歳の少年には目の毒すぎる。
(そ、そうだ、武道先輩たちは……?)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
77人
参加キャラクター数
28人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月01日
参加申し込みの期限
2016年08月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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