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● バードサンクチュアリ/魂の壺・1
「あ」
粘土細工のウー君と視覚を共有していた陽太が、小さく息を呑む。
寄り添っていた春彦が耳元で囁くように尋ねた。
「見つけたか?」
「うん。カラスが今飛び立った。
ウー君
が追ってる。っと、速くてこれ以上はウー君じゃ追えないか」
そこに、有志の鳥たちを連れて月が戻ってきた。
「お待たせ。カラスの目撃者や協力者を連れてきた」
月は、鷲や鷹、燕やサギなどともに、時子と尚輝も伴っていた。聞き込みの途中で合流したのだ。
「御巫さんに鳥たちと話してもらって、もっと目撃談を集めるよ。いつぐらいにどっちへ向かったか、時間と方向さえ分かればその直線状に隠したって予測が立つ、そこへ向かってみよう」
陽太は粘土細工の子たちをウー君の元に集め、回収した。そこを起点に聞き込みをすると、
「カラス? ああ、悪魔連れの。そういえばあっちに行った」
「ちょっと前。ここから飛び立ったよ」
「天使か悪魔かわからない女の子も一緒だった」
「壺? そういえば持っていたかも……」
といった話が聞け、月の言ったように行き先が見えてきた。
怪しいカラスたちはどうやら、現在いる浮遊岩石から外へ飛び立ち、やや下方へと向かったらしい。
気の逸る春彦が、まっさきに翼を広げた。続いてみんなも。
「追うぜ!」
◇
そこはまるで小惑星帯のように細かな岩石が無数に浮かんでいる場所だった。
岩石は静止しておらず、それぞれ違う軌道で動き続けていて全体を見渡しにくい。
「身を隠すにはもってこいだな……気ぃ抜くなよ」
春彦がみんなに注意を促す。
月は足元を行きすぎる岩石を避け、ぐるりとあたりを見回す。
「わざわざ持ち去って隠しているんだ、見張りがいると思って警戒するべきか」
「うん。それに、見つけても話しかけたらすぐ逃げちゃいそうだよねぃ……」
陽太が言ったとき、時子が突然「しっ」と口唇に人差し指を添えた。
「います……カラスさんたちです」
いる。たしかに。
視界を左右に流れていく岩石のその向こう。カラスと悪魔の群れだ。
陽太は大きめの岩石の影に隠れた。春彦や月もそれに倣った。
状況を把握していないのか、ふらふら~と飛び出す尚輝の袖を引っ張って、時子も隠れる。
「先生はここにいてください……」
「御巫さんは?」
「私は……」一瞬言いよどみ、時子は意を決して先生を見つめる。
「先生。これは夢なので、私カラスに変身できるんですよ。だから、大丈夫です……!」
時子は陽太たちと目配せすると、一瞬だけ岩陰に消えた。
次の瞬間、現れたのはカラスだった。
カラスはもの言いたげに頷く。
陽太が叫んだ。
「ニャー!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
77人
参加キャラクター数
28人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月01日
参加申し込みの期限
2016年08月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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