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炎と再生のサンクチュアリ
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● バードサンクチュアリ/儀式の広場・2
「はい、握手握手~!」
「ほら、鳥さん、一緒に踊ろう?」
「ダチョウさんとかけっこ? もちろんOK! いっくよー、よーい、ドン!」
「あわわ、待って~! 頭の本体さんが落っこちちゃった! いぬみんがいぬみんじゃなくなっちゃいます!」
という具合に、いぬみんは鳥たちと仲良くなるために、元気いっぱいはしゃぎまくった。
いぬみんの本体さん(?)をキャッチしたあかりんが、それ(彼?)をいぬみんの頭にかぶせなおす。
「はい。落しちゃだめなのよ?」
「ありがとうあかりん!」
こんな賑やかなふたりが、雅人とはつなの目に止まらないわけがない。
「そこのおふたりー! こっちに来て、一芸やってー!」
いぬみんとあかりんはもちろんOKした。呼ばれて行かないのは天使とプリンセスの名が廃る!
いぬみんが目をつけたのは、あかりんが持っているベルだ。
「あかりん! そのベルで、リズムアクションのパフォーマンスをしましょう!」
「りずむあくしょん? よくわからないけど、ベルならどうぞなのよ」
あかりんは持っていたベルをいぬみんに渡した。
リンリンリン! リリリリン!
「はーい、ベルの音に合わせて、羽根を動かして! 右! 左! 右、右、足!」
「あし!?」
いぬみんの意表を突く指示も、鳥たちには大うけ!
一斉に足を上げる鳥たちの、なんと楽しそうなこと。
あかりは、ひよこさんをいっぱい肩に乗っけて足を上げ、それから大笑いしていぬみんに言った。
「いぬみんってば、こんな楽しいこと思いつくなんて、天才さんなの!?」
「天才だなんて……いぬみんはアーティストなんです! みんなが楽しんでいけるようなパフォーマンスをやるのは、当然のことなんです!」
するとあかりんはすっかり感心した様子で、いぬみんに抱きついた。
「はわ~~! アーティストってすごいのね~~~」
◇
いぬみんとあかりんのパフォーマンスのあとも隠し芸は続いた。
雅人がけっこう遣り手で、次々と鳥たちを引っ張り出しては、
「わー! そんな事も出来るんだねー!」
と大いに褒め称えて、鳥たちの気持ちを落ち着かせ、ついでにしれっと鳥たちの得意なことも確認して、
「それならあの場所なら、きっと得意な事が活かせるよー!」
とアドバイスする。
おかげでフェニックスの護衛の数が増えたり、犯人探しの手伝いをはじめる鳥たちも現れた。
さらにみんなを喜ばせたのは紫苑だ。
というのも、果物を全制覇した紫苑は、
「そのまま食べても美味しいですけど、もう一手間加えたら美味しくなったりするかもですね……」
と言って、さまざまな果物や木の実を使った料理を作ってくれたのである。
「鳥さんたちにとっては手を加えない方が良いかもしれないけど……折角の美味しそうな食材をどうしても調理したくなりまして」
鳥たちの楽園バードサンクチュアリは、悪魔や天使も出入りすることがあるためか意外と文化的な一面もあり、鍋やナイフなどひととおりの調理道具は揃っていた。
「果物を使ったデザートやジュースがいいでしょうか。鍋と火があるので、煮詰めてジャムにしたり……そうじゃなくても、切り分けて綺麗に盛り付けるだけでも違いますし……」
極彩色の花を飾り付けた果実のジュースや、マンゴージャムを乗せたムース、パイナップルを中心に果物や木の実をお城のように飾り付けたデザート皿……いずれも鳥たちにとっては珍しいものばかりだ。
頭が赤で、首が紫で、身体が黄色という、派手なインコが飛んできて、紫苑の料理にうんちくを垂れた。
「これは……! なんとすばらしい! とろみのある舌触り! ちょこんと乗ったベリーの輝き! スターフルーツのジュースのなんと美味なことか……! これはまるで、果物と木の実の宝石箱や~~~~!!!」
その言葉に他の鳥たちも一斉に頷く。
「ふふ、ありがとうございます。そう言っていただけると作った甲斐がありますね」
紫苑はほほ笑み、インコも自分のうんちくが仲間に受け入れられて満足そうであったが、鳥たちは、その実、紫苑がこんなことを考えていたとは思いもよらなかったろう。
(見た事ない鳥さんも居ますけど……あれって美味しいのかしら?)
もちろんそれを実行に移したりはしない。
考えるだけだ。
極彩色のインコはどんな味がするんだろう。キジのほうが美味しいだろうか。それとも……?
「うひ~! 見てこれ! お酒、入りま~す!」
はつなが、ワインの瓶を発見し、鳥たちのグラスに傾けている。
(鳥さんでも、こんな不思議な所に居る鳥さんならお酒飲んでも大丈夫だよね……たぶん)
ちょっぴり心配したが、用意してあったくらいなので大丈夫だろう。
「どんどん飲んでね~!」
(お酒ですか……焼き鳥……もいいですね)
紫苑は内心考えるが、口には出さない。元の世界に戻ったら作って食べようと思うだけである。
そういえば昔は雀を捕って食べたらしい、とか、ちょっと肉は硬いらしい、とか、思うだけである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
77人
参加キャラクター数
28人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月01日
参加申し込みの期限
2016年08月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年08月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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