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バド=ミン=トン、スポーツ悪魔との邂逅
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「アガサラ文明……実在していたとは」
乾いた空気を背に受け、高く広い舞台に立つ
桜庭 円
は目の前の光景に唖然とした。
「他の舞台ではすでに絶賛バド=ミン=トン中なんだけどー」
円の対戦悪魔はなんと3体。
こちらも円以外にもうふたり。
「我らが最高神バド様のために!」
完全やる気モードの
羽生 碧南
と、
「じゃまくさいことになってきたなあ」
ゆるいノリの
須藤 清一郎
。
3対3のトリプルスバドミントンかと思いきや、
「間に網はないんだよなあ」
ラケットで肩をトントン叩き円は首を傾げる。
「これってつまり」
碧南が口を開くやいなや、悪魔たちがそれぞれ容姿を変化しだした。
「ガチでやり合えっちゅうことやな?」
清一郎はラケットを投げ捨て腕を回し始めた。
ルール無用。それがバド=ミン=トン。
左の悪魔は巨漢悪魔に、右の悪魔はくねくね触手悪魔に。真ん中はマシンガンを両手に持っている。
「なんでもありってことだね!」
さっそく跳んでくる弾丸を横走りで避ける円。
「サーブ来るわよ!」
碧南が身構える。くねくね触手悪魔がポーンとシャトルを跳ばしてきた。
「俺がもらった!」
掃射される弾丸から一歩引いて飛び跳ね、清一郎が素手で強烈なスマッシュ!
「っしゃ」
巨漢悪魔に命中したシャトルは静かに地面へ。
「いいぞー」
円がラケットを振る。
すると、どこからともなくチワワやヨークシャテリアといった小型犬の群れが悪魔たちの元へ駆けていく。
「いやほんとにどこから来たし!」
ツッコミを入れる円。ここは競り上がった舞台の上だ。小型犬が来れる場所ではない。
「もしかして、これか?」
もう一度ラケットを一振り。今度はシェパードが颯爽と駆けつけ、触手悪魔に噛みついている。
「なるほどー動物をイメージしながらラケット振ると召喚できるのか」
つまり円は、こんな状況でも犬のことを考えていたわけである。
「よーしもう何でもかんでも喚んでハチャメチャにするっきゃない!」
どうせルール無用なのだから。
触手をかじり取られ迷惑被った悪魔は渋々姿を変える。今度はナイフ攻撃をする悪魔だ。
「間接攻撃ばっかしてきおってー」
一方の碧南は真面目に巨漢悪魔と試合をしている。
「単純な力押しには負けない!」
壮絶なラリー。悪魔のパワーに潜在的なテクニックで対抗する。体育科とバスケットで慣らした柔軟な動きは、バドミントンでも活かされている。もはやバドミントンではないが。
「今だ!」
ここで碧南の必殺技が炸裂!
「特に技名とかないけど、くらえ!」
それはシンプルな山なり。巨大悪魔が楽々スマッシュを打ち返してしまいそうなサービス軌道だ。
が、山なりの頂点に達したシャトルは、突然発光した。
そして、先端から幾筋も光の軌道が散開し、巨漢悪魔に降り掛かったのだ。
「これが……私が最高神様に与えたもうた力」
散弾銃のごときシャトルの破片を全面に受ける巨漢悪魔は場に潰れ、しばし沈黙。
「神は、乗り越えられぬ試練など決して与えはしない!」
覚醒した碧南の身のこなしはまさに神の使い。いや女神のようだ。
「やるなあ。俺も負けへんで」
同じく体育科の清一郎も機敏に動く。
「羽つきは向こうに任して、かく乱や」
ボクシングで鍛えた敏捷性。マシンガンの弾をかわしながら相手に近づき強烈なフックを入れる。
「お」
神から賜った力。炎の拳が悪魔の肉を焼いた。
「なんか知らんけどラッキー。これでしこたま殴ったる!」
銃器を専門にする悪魔はインファイトに弱かった。
「ハン! ちょうどええサンドバッグや!」
ファイヤーパンチを連続で打ち込む。まもなくして相手はマシンガンを落とし、その場に崩れた。
「カンカンカン! 俺の勝ちや!」
自分でゴング音を叫んで両の拳を空へ突き上げる清一郎だった。
「ナイフで飛ばしたり刺したりしてくる上に……時間も止めてくる?」
ナイフ悪魔と戦う円は相手の能力に気づいた。
「といってもナイフそんなに威力ないし、時間もコンマ数秒って感じだし」
別の舞台に登場している本家のナイフ悪魔よりも能力は低い。
「しょせんコピーだなー」
それに。
「こっちには最強の鎧を持ったこの子がいるから安心安心」
円を守るようにしてたたずむは、動物界で最も硬い皮膚を持つとされるサイ。放られるナイフをあっさりと弾き返す。
「一応ルールに乗っ取って、シャトル打つよ!」
円のサーブ。受け返すナイフ悪魔はバドミントンに関しては平凡な能力しか持っていない。
「あえて前に出てっと」
サイよりも前に立ち、ナイフを避けながら打ち返す。ろっこん『ブレイブハート』を発動させるためだ。
この状態で返せば、ラッキーが起こる。
一振りとともに渡り鳥の群れが登場し、宙を舞うシャトルを隠した。
「!?」
目的物を見失い焦る悪魔をよそに、シャトルは相手コートのギリギリのラインに落ちた。
「うーん、この力、強すぎるかも?」
3対3、ハチャメチャのトリプルス。相手悪魔陣の中途半端な能力のおかげもあって、このまま勝ちへと持ち込めそうだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月22日
参加申し込みの期限
2016年07月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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