バド＝ミン＝トン、スポーツ悪魔との邂逅｜リアクション

バド＝ミン＝トン、スポーツ悪魔との邂逅

　悪魔たちはハチャメチャな勢いのまま駆逐され、世界の安定は保たれた。

　世界を救った場渡羅（バドラー）たちは今、神聖なる神殿にて落欠戸（ラケット）を返納する儀式に参列する。
　先頭を担ったのは忠実なる戦士、というか最もノリノリだったともいえる3人。本条小萩、羽生碧南、鷹城空だ。厳かな雰囲気のまま儀式を遂行する。
　桜庭円と椎井莉鳥も見よう見まねで続く。
「こういう堅苦しいのはちょっと苦手だなあ」
　円が緊張なく言うと、莉鳥は苦笑い。
　その後を行く八神修と須藤清一郎は小声で労いあう。
「お互いたいへんだったな」
「嗚呼。俺の理想のパツキン美女……お持ち帰りしたかったのお」
　修はラケットを返した後、ポケットにそっと手を添える。中には記念に持ち帰ったシャトル。
（また少し体力が付いたといいがな）
　最後は鎌八まもる。
「至福の時間だったぜベイビー」
　ラケットを返すと、神殿に向かってウィンク。
　彼のポケットにもまた記念物。悪魔のポニーテールだ。
「バド神に感謝を」

　神殿を取り囲む熱狂的な大衆に見送られながら、バドラーたちはそれぞれの日々へと帰っていった。

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あとがき

担当マスター：小西秀昭
ファンレターはマスターページから！

ハチャメチャスポーツ、いかがでしたか。お世話になっております、ハチャメチャな人生観を持つ小西秀昭ですっ。

「ハチャメチャってなんだろう」という問いかけを自分に投げかけ続けた結果できあがったのが今回のハチャメチャリアクションになります。ツッコミどころ満載かもしれませんが、自分的にはしっくりくるものがアウトプットできました。まごうことなきハチャメチャだったと思います。

ハチャメチャは大好きなので、これからもたくさん書いていきたいです。小西秀昭の次回ハチャメチャにもご期待ください！

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