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【星幽塔】第一階層 シャウラの泉へ
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【シャウラ・タイガーの習性】
森の探索を継続していた
恵御納 夏朝
は、木立を抜けた先に広がっていた光景に目を剥いた。
「え……!?」
そこにいたのはシャウラ・タイガーで、その足下に
八神 修
と
椿 美咲紀
がまるで死んでいるかのように倒れていた。
(まさかシャウラ・タイガーにやられて……!?)
一瞬、そんな考えが頭をよぎったが、すぐにそうではないと気づく。
(……違う。二人とも死んだふりをしているんだ。なら、僕も……!)
夏朝は咄嗟にそう判断し、ばたりと死んだふりをした。
『…………?』
シャウラ・タイガーは、首を傾げて、そんな夏朝の様子をしばしジッと見ていた。
それからしばらくして、シャウラ・タイガーは大きな遠吠えをした。
(……虎って遠吠えするんだ)
夏朝は少し驚きながらそれを聞いていたが、その直後、さらに驚くべきことが起きた。
(……虎さんが一杯来た……!)
遠吠えの音を聴きつけてきたのか、どこからともなく二匹のシャウラ・タイガーがやってきて、合計三匹のシャウラ・タイガーが夏朝、修、美咲紀の三人をそれぞれにくわえると、バサバサと中空に羽ばたきはじめた。
(……どうやら上手くいったみたい?)
夏朝はおそるおそる薄目を開けながら、息を殺して、シャウラ・タイガーが巣へ辿りつくのを待った。
* * *
同じ頃、ダイナマイト婆さんと、
水上 桜
、
桃川 圭花
の三人組も、ばったりシャウラ・タイガーに遭遇しようとしていた。
「……え、この森、虎が出るの? ふーん……。ま、その辺は私に任せといてよ」
圭花がそう言った、まさにその直後――三人の目の前の草むらから突然シャウラ・タイガーがその姿を現したのだった。
「って、言ってるそばから、でーーーーたーーーー!?」
ダイナイト婆さんがダイナマイトな声で叫んだ。
「……っ。どうしますか? この距離ならクロスボウで頭を一撃で射抜けば……」
「駄目よ。下手に刺激しない方がいいわ。ここは私に任せて」
咄嗟にクロスボウを構えようとする桜を手で制し、
桃川 圭花
は虎から視線を逸らさないようにしつつ、そろりそろりとその近くに近づいていく。
そして、
(……聞いたことがあるわ。猛獣相手に背中を向けて逃げるなんて愚の骨頂。だから……私はこうする!)
圭花は虎のすぐそばまで辿りつくとおもむろに仰向けに地面に倒れ込んで、猫撫で声でうにゃうにゃ言い始めた。
(……猫にとってお腹を見せるっていうのは敵意がないことのアピールだそうよ。ふふ、私だって伊達に寝子島に住んでないわ。さあ、お友達になろうじゃないの、シャウラ・タイガー……!)
はたして、圭花の目論みは上手く行くのか――。
* * *
一方、
水上 桜
はそんな
桃川 圭花
の姿を見て、こう思っていた。
(サジタリオ城のときと、キャラ違わない……!?)
実際、その反応はだいたい正しかった。
普段の圭花なら、プライドが邪魔して猫にだって絶対にあんな態度は取らないのである。つまり、この光景は
桃川 圭花
のスーパーレアショットなのである。
しかし、シャウラ・タイガーにとっては、そんな圭花の事情は特にどうでもよく、
『……』
と、しばし無言のまま圭花の顔を眺めた後で、ぱくりとそのまま彼女の身体をくわえてしまった。
(ちょっ……! 桃川さん、食べられかけてますけど……!)
「そうじゃった……! シャウラ・タイガーは獲物をくわえて、巣に持ち帰ってゆっくり食べる習性があるんじゃ……!」
「ええっ!? そういうことは早く言ってよ……!」
今更ながらに重大な事実を叫ぶ婆さんに、桜は声を潜めるのも忘れて大声で突っ込んでいた。
と、その声に反応してか、また一頭、二頭とシャウラ・タイガーがその場に姿を現した。
(い、いかん。このままじゃわしらもここで喰い殺される。お嬢ちゃん、わしらも死んだふりじゃ!)
(わ、わかったわ……!)
そうして、桜と婆さんの二人もその場にばたりと倒れ込んだ。
『……』
『……』
二頭のシャウラ・タイガーはやはりそんな二人をやや不思議そうな顔で見つめ、やはりそのままぱくりとくわえて巣へ持ち帰っていくのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月14日
参加申し込みの期限
2016年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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