this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第四階層 蹂躙せしは鋏もつ……?!
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
「これ、凄く効くね」
「ほう……。『星の力』を持つ者に使ったのは初めてだが、普通の人より効果が早いな」
「「えっ?!」」
彼の言葉に武道とサキリだけではなく、聞いていた夏朝も思わず声を上げた。思わず顔を上げたとき、夏朝の懐でちゃりん、と何かが音を立てる。取り出すと、それは町で拾った3枚の金貨だった。
(これ、そういえば何の金貨なんだろう? 女の人の横顔と12星座が描かれているけど……)
それを見ているうちに、夏朝の思考は上の階層へと移っていく。
(この塔は、全部で十二階層まであるのかな? 天辺はそれより上? 悪い事をしている黒い影のような物は、天辺を本来存在しない十三階層にするつもりなの?)
ぐっ、とコインを握り締めたまま、夏朝は暫らく思考の海に溺れるのであった。
シドニウムがそこを離れようとすると、アカリが手ぬぐいを手に現れた。傍らには鍵束を持った月詠もいる。
「実は、ここにくる途中拾ったんだ」
「多分、住人のものだと思うのだが、どうだろう?」
彼の問いかけが聞こえたのか、春彦、月、美咲紀も拾ったものを手に現れる。シドニウムはそれらを見、1つ頷いた。
「我輩から、返しておこう。恐らく住人のものだと思う。君たちに、心から礼をいおう」
やはり、避難している途中で落としたものだったようだ。シドニウムに礼を言われ、5人は少し照れたり、微笑んだりした。
竜の前のテーブルでは、月詠達の料理が振舞われていた。竜のそばに居たステラもこちらに来、月詠の料理を嬉しそうに食べていた。
「かに玉おいしいの~。こっちの爪のコロッケもすっごくいい感じなの!」
「お褒めに預かり恐悦至極」
月詠がスマートな動きで一礼し、僅かに口元を綻ばせる。
基本、ほぐした蟹しか食べない
水上 桜
としてはこういう料理があってよかった、と心から思う。彼女は武道やサキリと共に幸せそうに食事をしていた。
「こんなのもどうだ? ごはんやパンにも合うとおもうぞ」
七峯 亨
は塩茹でされた脚肉を解し、蟹味噌と和えた物を皿に盛る。こちらも好評で、亨は少し照れているようだった。住人に礼を言われたときも照れたが、やはり喜んでもらえるのは嬉しい。そんな彼は内心で
(ま、大変だったけど蟹は蟹だな。旨いもんだぜ、全く)
なんて呟きながら蟹鍋をつつく。それは円と
壬生 由貴奈
、
小山内 海
の合作で、実の良いにおいがしていた。起きてきたちかも武道と一緒に両手をあわせていただきます、と言ってから鍋を楽しんでいた。
「俺も食べるぞーっ!」
蟹へ料理を運んでいた衛もお腹がすいていたらしい。席に着くと料理をどれも少しずつとり、もりもりと食べ始める。そんな彼に、シドニウムが僅かに笑う。
「君は、竜の世話をしてくれていたな。本当にありがとう。心から礼を言うよ」
「そ、そうか? いや、どういたしまして」
彼に礼を言われ、衛はくすぐったい気持ちになりながら笑った。だが、この時は何故礼を言われたのか、ちょっと腑に落ちなかった。
御剣 刀
はここへ来る途中、罠であろう落とし穴に嵌ってしまった。リアカーのお陰で落ちずに済んだ物の、脱出が大変だったらしい。だが、今はそれを感じさせず七輪で蟹を焼いていた。
「湯で蟹もいいけど、焼こうぜ! 焼いた蟹は美味しいぞ!」
「蒸すのも美味しいぞ」
握 利平
が蒸篭を借りて蟹を蒸している。待っている間に出来たての焼き蟹を食べ、物凄く幸せそうな表情を浮かべた。幸い醤油もあり、岩塩+レモンと2パターンの味を楽しむことが出来た。
「よかったらこちらをどうぞ~」
刀が辺りを見ると、
椿 美咲紀
は持参したかにフォークとキッチンバサミを皆に貸していた。その代わりに、と彼女が要求したのは食べた後に出る蟹の殻。何かに使えそうだ、と回収しているのだと言う。
「椿、焼き蟹食べるか?」
「椿、蒸し蟹できたけどいるかー?」
そんな彼女に刀と利平が蟹を勧めてくれる。美咲紀が「いいの?」と問えば2人は快く頷いた。
「あ、ありがとです~! 月ちゃーん! 一緒に食べましょー!」
彼女は少し離れたところで蟹の殻を回収していた
常闇 月
に手を振り、2人に礼を述べ、月と一緒に休憩を取るのだった。
『かにしゃぶとかにすきもあるよ』
蟹鍋の準備をしていた海がスケッチブックに書いて知らせる。これには利平と刀も思わず歓声を上げた。テーブルに行くと、サキリや
風雲児 轟
が既にかにしゃぶを楽しんでいる所だった。
「なかなか美味しいね」
「あぁ。寒かったし、体が芯まであったまるな」
サキリと轟が顔を見合わせ笑い合う。海が2人に「はやくたべようよ?」というような眼差しを送れば、刀と利平もまた笑顔で頷いた。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第四階層 蹂躙せしは鋏もつ……?!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月27日
参加申し込みの期限
2016年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!