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【星幽塔】第四階層 蹂躙せしは鋏もつ……?!
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衛がそういって剛と春彦お手製の茹で蟹を持ってきた。竜は嬉しそうに目を細めるとあーん、と口を開ける。衛はそこめがけて蟹3、4匹を入れてあげるともしゃもしゃ~っと幸せそうに食べるのだ。だが、自分で食べる気力はまだ湧かないようだ。
「ほーら、おいしいおいしい蟹料理だぞー! 口あけろーっ!」
「おぉ、実にいい匂いだな」
衛の声に元気が出た竜は、あんぐりと大きな口を開けた。勿論竜だけあって牙も立派に生えており、アカリは思わず足がすくんだ。
(ひっ……ッ、竜、でかいし口が凶暴だな……? でも、やんなきゃいけねーしっ)
とガチガチになっているアカリをよそに、衛は再び皿を持ってジャンプし、料理を食べさせる(今度は月詠お手製の大盛りピラフである)。幸いろっこんを使わなくて大丈夫だったが、やっぱり衝撃が少しばかりあり、じんわりと痺れてしまう。竜はそんな衛の様子にかまいもせず、幸せそうに料理をたんのうしていた。
「うむ、すごくおいしい」
しみじみした様子で呟く竜に、衛はにぱっ、と笑いかける。アカリはその様子に拍子抜けし、緊張が解れていた。
「蟹の料理はまだあるぞ」
「おおっ! それはありがたいっ!!」
アカリの言葉に竜は幸せそうに目を細めた。
((可愛い))
その蕩けた表情に、アカリと衛はそんなことを思う。竜が幸せそうに目を細めたり、傍らで食事をするステラと「おいしいなぁ」「なのー」と語らう姿を見ているうちに、こころからほっこりしてきた。
「まだまだあるからなー。俺たちで運搬するぞ」
「皆が料理してくれているさかい、楽しみにしててや?」
アカリと剛の言葉に、竜は目を細めてしっぽをふる。
「うん、たのしみにしている」
その姿は、ちょっと犬っぽいな、と思ってしまった一同だった。
「ステラちゃーん、やっほー♪ 今日は蟹パだねっ」
「やっほーなの~♪」
そこへ、元気な笑顔の円がやってきた。彼女は出来上がった湯で蟹を解し、ステラに分けてあげた。ステラは喜んでかにを食べる。
しかし円は蟹を食べず、少女の様子を見ていた。ステラに聞きたい事があるらしく、ちょっと真面目な顔で問いかけた。
「過程は自分達で探すけど、ステラちゃんは全部終わったらどうなるの?」
「……ん?」
ステラは円の問いかけに首を傾げる。円が不思議そうな顔をしていると、ステラがゆっくり口を開いた。
「今は、塔のてっぺんを目指して欲しいの。わるい奴をやっつけて、オーブに火をつけて、ステラを元気にして欲しいの! オーブに火が灯れば、ステラ、もっと元気になるの」
だからおねがいね、とステラが笑えば、円は小さく頷いた。
「そーいえば俺もステラと竜に聞きたい事があったんだ」
次に、衛がカニ料理の追加を持ってきながら問いかける。
「なぁ、ステラはアステリズムが誰とか、知ってんのか?」
「詳しくはしらないのー」
今度は速攻で答えるステラ。周囲の面々も何故か納得してしまう中、衛はもう1つ気になる事を口にした。それは第0階層に出てきた『とある敵』についてた。
「んー、そういや
ゴンザレス太郎
っぽいのが前の階層で目撃されたって聞いたけど。アイツは、『アステリズム』なのか? それとも、別のもの?」
「そいつ、ヤな奴なの!」
その話を聞いた途端、ステラがちょっと不機嫌そうに言い切った。
「アステリズムじゃないのよ! たぶん、そうなの! すっごくヤなの!」
「そっか……、ごめんな」
むくれるステラの頭を撫でて、衛は謝った。
「ちょっと疲れたかな」
夏朝は、三輪バイクから荷物を下ろした後、近くに用意されたシートの上で座り込んだ。アカリも人力で手伝ってくれたし、
御剣 刀
や修、
常闇 月
もリヤカーで運んでくれたので、往復は思ったよりも少なく済んだと思っているが、夏朝が頑張っていた事に変りは無い。
おまけに、三輪バイクで走っている最中に何度か蟹に襲われ
思いっきり騎乗攻撃をかましたりしていた
だけではなく一応、ろっこん『重く軽く』もけっこう使用していたからも、あるらしい。
「大丈夫か? 君は、休憩しておくといい」
「そうするよ~」
シドニウムに心配された夏朝は、苦笑して頷く。と、彼は夏朝に暖かいお茶を渡した。礼を述べて受け取ると、花の香りがほんのりとする、ちょっと甘いお茶だった。
「ちょっと休ませてー」
「ぼ、僕も……」
その時、
志波 武道
と
サキリ・デイジーカッター
もシートの上に座り込む。激闘の所為で2人とも体力を消耗していたのである。
苑下 ちか
は途中でねむってしまったらしく、武道がここまでおんぶしていた。
「君達もか。あぁ、そこの眼鏡の青年よ、渡した傷薬を使いたまえ。きっと効果があるだろう」
「ありがとー」
シドニウムの言葉に武道は頷き、傷に塗ってみる。と、痛みが徐々に和らいでいくのが解った。サキリも傷薬の効果を試し、思わず息を飲む。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年08月27日
参加申し込みの期限
2016年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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