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シーサイドタウン駅前ホテルは最上階のレストラン。
高校生はあまり用事が無い大人の空気のなかに、
市橋 誉
は身を置いていた。きっかけは父
市橋 七輔
からの電話だ。
(一体、どういうつもりなんだ——)考えている間に待ち人は現れた。
「やあ、誉。元気かい?」
誉を壮年にしたような容姿に、穏やかな笑み。だがそこから感情は読み取れ無い。相変わらずだ。
「何だよ、いきなりこんなとこに呼び出して」
「取り敢えず好きなものを頼みなさい」
会話のキャッチボールが出来無い人だ。誉は呆れた溜息を吐き出し、メニュー表を眺めた。注目点は値段だ。
(親父持ちなら、高いものを頼むか)
誉が顔を上げると、七輔は軽く片手をあげてウェイターを呼ぶ。
「じゃあ、このジャンボデラックスチョコレートパフェを」
容赦なく言ってやったが、痛くもかゆくもないだろう。
「仕事で近くまで来たから、誉の顔を見ておきたくてね」
質問の答えは今更帰ってきた。そもそもだ。
「先週帰ったばっかだろ」
「偶には親子二人で、ゆっくり食事もいいじゃないか」
「胡散臭い笑顔だ」
「誉は父さんに対して手厳しいね」
「いいから、用件を言えよ」
「用件って……まあ、無くもないけれど……最近どう?」
難しい年齢の息子に譲歩した七輔なりの気遣い溢れる質問は、
「いや、ざっくりな質問だな」と一刀両断されてしまった。
テーブルを挟んで父親を見る顔は時に眉を寄せる気難しい呆れ顔で、発言するたびに疑わしいと裏を読んでくる。
しかし、七輔は単純に嬉しいのかもしれない。
どーんと構えて何も言わないでいる所為で分かり辛いが、七輔はそうしながら『見守っている』人物なのだ。
(そういえば俺と義兄の仲が険悪……と言っても俺が一方的に怒って避けてた訳だが……。あの時もじっと見ていたな)
そう思い起こした途端、息子には父という人物が何となく分かってしまった。
恥ずかしさを覚えて咳払いしていると、注文したパフェが運ばれてきた。本当にジャンボでデラックスだ。もしかしたら一人用ではないのかもしれない。そう言えばスプーンが二つ運ばれてきている。
暫くはそれに集中するふりをして、気持ちが落ち着いてから口を開いた。
「別にそんなしょっちゅう会わなくても——」
「父さんは嬉しい」
「……そういう恥ずかしい事言うなよ……」
むっとした顔も、父親にとっては可愛らしいものだ。七輔のニコニコ顔は変わらない。
変わらないのだが、息子にとってはそれが面白くない。
「もっとマメに帰ってきなさい。母さんが喜ぶから」
「……気が向いたらな」
「あとそのパフェ美味しそう」
「自分で頼めよ!」
お茶目に言う父親の視線から、誉は小さな子供のようにパフェを覆い隠した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月09日
参加申し込みの期限
2016年07月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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