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\ オーバータイム!/
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【
朝鳥 さゆる
の場合】
いつもと変わらぬ日だった。
朝鳥は、けだるい身体をそのままに、ホテルを出て適当にシーサイドタウンを歩いていた。
何も残らない。昨晩の相手の顔も、身体も、体温も、何もかもがぼやけて遠く、歩くこの町並みも、ただあるものとして認識しているだけ。
だからだろう。
「ママ」
その言葉がすんなりと心にまで届いたことに少しだけ驚き、驚いた自分にまた静かに動揺した。
小さな女の子がコートの裾を握っている。黒髪のショートヘアで、やわらかなキッズ用コートを着込んだ、大人びた少女だった。
「……ママって、あたしのこと?」
少女は黙ったまま頷く。
朝鳥には身に覚えがない。
正確には行為そのものは数えきれないほど経験しているが、一応結果に対しては気をつけている。
たとえ現実感が喪失しているとしても、それは記憶を失うとは意味が違う。子供を産むという女性にとって命がけの行為を忘れるはずはない。
第一、年齢的にも無理がある。
結論として早々に、自分の子供ではないと判断した。
しかし、なぜこの手を振りほどけないのか。
むしろ手を伸ばし、あやしてしまうのは、どうしてなのか。
朝鳥がしゃがみこみ、女の子の素直なショートヘアを撫でると、儚くも嬉しそうな笑顔を浮かべた。
まるで、長い間探していたものにようやく手が届いたように。
ああ、と納得する。
この子はどこか昔の自分に似ている。もう失ってしまった過去の自分に。
少女は小さな手を伸ばし、朝鳥の頬を撫でながら言った。
「……ママ。パパを探しに行こう?」
「パパ? でも……」
「行こう?」
本当に自分の子だとしたら、父親候補は数えきれない。
もちろんその可能性は論理的にありえないと結論は出ている。
そう。この子は自分の子ではない。自分とは違う。
でも、だからこそ。
「……そうね。探しましょうか」
「うん」
だからこそ、この子の父親を探してあげたい。
この子が何者であったとしても。
朝鳥は小さな手をとってあてもなく歩き出した。
少女がある青年を「パパ」と呼ぶまで。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿都
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月03日
参加申し込みの期限
2016年07月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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