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\ オーバータイム!/
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黄色のファレノプシス
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「え? あなたもあのゲーム、コンプリしたの?」
練習試合が終わった碧南は意気投合した対戦相手だった他校生と一緒にシーサイドタウンを歩いていた。
その子のバッグに乙女ゲーのマスコットキャラのラバストが提げられていたのに気づき、勇気を出して声をかけたところ彼女もお仲間と発覚したのだ。
思いがけず同好の士が見つかり、碧南の足は自然と浮足立つ。
丁度好きな乙女ゲームのコラボカフェがシーサイドタウンにあるアニメとゲームの専門店で開催されていることもあり、二人はそこへ向かおうと歩道橋をのぼっていた。
二人が階段をもう少しで上り終えようとしていた時、前方から会社員風の背広姿の男が慌ただしく駆け下りてきた。
「あ」
男の肩が他校生にぶつかりバランスが崩れる。
足を階段から踏み外し、後方に倒れそうになった彼女の腕を碧南は反射的に引いた。
いつもの碧南なら無事にやりすごせたはずだった。
しかし、今日はいくつもの要因が重なって精神的に高揚していたことが仇になった。
他校生を助けた反動で、自分がバランスを崩してしまったのだ。
(やばっ……!)
碧南の世界が反転する。
これからくるだろう衝撃を覚悟し、碧南はなんとか受け身をとろうとした。
ところが、その衝撃は来なかった。
「……危なかった」
「サキリ、くん……?」
碧南の体は地面に叩きつけられることなく、サキリの腕に支えられていた。
「腕や足は大丈夫か?」
「う、うん、大丈夫! あの、ありがとう」
「ギリギリ間に合って良かった。気を付けてな」
大事ないことを確認したサキリは碧南に見送られ、言葉数少なにその場を立ち去っていった。
(これぞまさしく幸運の賜物だな)
サキリはジャケットの上から胸を撫でる。
その下には愛用のナイフホルダーがあり、先ほど購入した黄色いナイフもそこに収まっていた。
誰かの幸せを守ること。
それがサキリにとっての幸福だった。
(僕は、人を不幸にする側の人間から、人を幸せにする側の人間になりたい)
かつて自分が犯した罪は消えずとも、その切なる願いが叶うように。
サキリは黄色いナイフに感謝と祈りを捧げるようにもう一撫でして、暮れなずむ空を見上げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
本条小鹿
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月20日
参加申し込みの期限
2016年06月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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