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推理ゲーム『ねこじま人狼』2nd
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――ため息が、幾重にも漏れていた。
シーサイドタウンにある寝子島カルチャーセンターの一室。
窓の外こそ曇ってはいるが、時間は昼間。暖房も充分。
各々の前にはお茶の入った紙コップとお菓子が置かれており、前回の戸影家のような魔術的雰囲気はどこにもない。にも拘らず、参加した面々は、人狼の脅威に晒された島にたった10人取り残されてしまったような、心細い思いに晒されている。しかもその10人の中に人を食らう人狼がいるのだ。
もちろんゲーム。楽しくが基本。それでも疑心暗鬼が頭をもたげる。
「ふふ、ひととおり主張は出そろいましたね」
戸影 エムア
はゲームの流れに赤い舌でちろり、舌なめずりをする。
ここで、各人の主張をおさらいしておく。(太字が現時点での主張)
新江 天懸
:
【怪盗→共有者と交換した】
卯木 衛
: 島民→役職あり島民→
【らっかみ】
来島 アカリ
: 島民サイド→
【占い師・島民】のうちどちらか
志波 武道
:
【共有者】
トワ・E・ライトフェロゥ
:島民の役職→
【騎士】
楢木 春彦
:
【島民】
丹羽 紅葉
: 島民→
【占い師】
(志波武道を占い結果は『島民』)
壬生 由貴奈
:
【島民】
屋敷野 梢
: 島民→占い師(丹羽紅葉を占い『人狼』)→
【共有者】
優木 遥斗
: 言えない→
島民の役職
「うわマジか占いじゃない気がしてたけどそうきたか!」
卯木 衛
は
屋敷野 梢
の転身ぶりに括目している。これに驚いているのは衛だけではない。
「うぁぁぁ、大体決まったかなって思ったのに最後の最後で狂わされた……」
楢木 春彦
も頭を抱えている。「俺てっきり屋敷野は狂人だろって思ってたんだケドなぁ」
この発言に梢は口の端をゆがめる様に吊り上げた。
「ふっふー、攻めてみました。攻めあぐねて後で後悔するくらいならの精神ですよー」
梢に一度は人狼だと名指しされ、対抗して占い師だとカミングアウトした
丹羽 紅葉
も、小首を傾げるようにして梢を見つめている。
「ッと、この件についてはあとでじっくり聞くとして。まーまずは」
衛は、騎士と名乗り出た
トワ・E・ライトフェロゥ
を見つめ、両手を合せて合掌した。
さっそくお菓子に手を出していたトワは、ハムスターみたいに、はもはも頬張りながら首を傾げた。
「What? トワの役職はknight! 騎士デス! マモル、どーしてトワをおがむデス?」
「え、食われそ……いや、晩ごはんなんだろうなあって思って」
不憫がる口ぶりだったが、衛の表情はにやにやしている。
トワはその感じが気に入らなかったのか、ちょっとほっぺたを膨らませた。
「今怪しいのはクレハ、アカリ、ハルヒコ&ユキナの順デス。クレハは、白を引いた、のが解るデスから、人狼が占い師を語ることもできるマス」
「それは……」
紅葉が反論しかける。
だがここで、ゲームマスターの
戸影 エムア
が片手をあげて議論が始めるのを制した。
「みなさんちょっといいですか。怪盗を主張する方が共有者と交換したと言っているので、ルールについて補足確認をさせてください」
皆は黙って、ゲームマスターを見つめる。エムアは言った。
「怪盗が交換で共有者になった場合、共有者の相方を知ることはできません。共有者の方も交換されたことはわかりません。なおこの発言はルールの確認であって、怪盗が共有者と交換したと認めるものではありませんので、そこは強調しておきます」
それでは続きをどうぞ、とエムアは島民たちに対話を促す。
当の
新江 天懸
はこのルールの確認に、ひゅうと口笛を吹いて足を組み、椅子の背凭れに凭れ掛かった。
トワが言った。
「Ah……クレハはまた信じれない、But、逆に信じれる人もいるマス。タケミチはbelieve。共有者は信じていいと思うデス!」
今度は全員の視線が
志波 武道
に集まる。すると武道はおどけるような軽い調子で諸手を挙げた。
「はいはーい! 俺共有者デッス!」
武道は、最初から共有者だと明かしている。役職の主張を変更してもいない。
「トワはタケミチ信じるマス」
「うん……」
じっと耳を傾けていた
優木 遥斗
も短く頷く。
「そうだねー共有者の2人はほぼ確実にシロかなぁ、事前相談無しでコンビ打ちは不可能に近いし」
壬生 由貴奈
もちらり、友人でもある梢を見遣った。すると、屋敷野狂人説を捨てきれないのか、春彦もこめかみを抑えながら梢に視線を向ける。
「ただ狼ならいきなり占いで黒判定は出さねぇハズだよなぁ? 狂人と思わせる裏をついてだとヤベェんだけど……ふたりで騙ってるっつーのは低い……と思うんだケド最後のタイミングなのがちっと微妙だなぁ……」
疑いの視線を一身に受けても、梢は不敵そうに胸を張っていた。
「私の白黒は、共有者ですので志波先輩に聞いて下さい!」
今度は皆の視線は武道に向かう。
武道は神妙に頷いた。
「間違いない。相方は梢ちゃんだ」
武道の発言に、梢はますます不敵そうな笑みを浮かべ、皆も梢と武道とを見比べている。
皆の信頼をほぼ完全に勝ち取ったと見た武道は、全員の顔を見渡した。
「他に共有CO(カミングアウト)ないし、この人数で共有乗っ取りに人狼側が動くってのもまずないだろう。そして占い結果でも白だったしな! えーっと、とりあえず進行まとめしてもいいかな?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月18日
参加申し込みの期限
2016年06月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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