this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
大正浪漫のかほり哉
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
14
つぎへ >>
「ここで、大丈夫ですよ」
実家専属の馬車は調査には向かない。礼を言い、何時も通り『登校する』かの様に街に降り立った時子は少々乱れた髪先を直す。
時子は自身の通う女学校の門を叩き、静かな廊下をゆっくりと歩み出した。
休日や放課後は清水 あゐの助手として活動する
御巫 時子
なのだが、「あたしゃ弟子なんてとらんのでね」と道楽探偵が怠けるものだから最近は一人で活動を行っていた。
即時に事件を解決すれば師匠(?)たるあゐが認めてくれるに違いは無い。
探偵の仕事は脚だという――ならば、しっかりと『聞きこみ』を脚で行おうとカヱ子一家の通っていた女学校でもある自らが通う学校へと足を向けたのだ。
「こんにちは、先生」
「こんにちは。御巫さん」
丁寧なあいさつを繰り返し、目指す場所は一つの教室。
五十嵐 尚輝
が担任を務める他学年の教室は時子にとってあまり馴染みの無い場所だが、窓の外を見ている印象の強い彼ならば『探し猫』について何か知る事は無いだろうかと考えたのだ。
「失礼します、先生」
幾許か重い木の扉を押して、時子は見慣れた姿――しかし、何処か違う。和装だからだろうか?――をその双眸に映す。
首を傾げ「どうかしましたか」と、時子の知る尚輝より幾分か落ち着いた声音で言った『彼』は、大正浪漫の住民なのだろう。記憶を共有する時子にとっては僅かに新鮮な彼の面持ちにときめく胸を抑える様に息を付き質問があるのだと口を開いた。
尚輝の通っていた年代とは少しズレてしまうようなのだが、黒猫を連れて通う女生徒が居たのだと言う。
「あまり知らないんですけどね、『とま』という黒猫だったかと……」
「とまさん! それじゃあ、よく学校には来られていたんですね」
ぱぁ、と明るい表情を見せた時子に尚輝は大きく頷く。
会いたい気持ちと探偵としての職務の鬩ぎ合いの『中間点』として、調査の対象に彼を選んだ事は間違いではなかったようだ。
尚輝が話すには、『とま』は元は野良猫だったそうだ。
賢い猫で、庭先に訪れる黒猫を大層可愛がった夫婦は一人娘に出来た弟や妹の様に扱っていたらしい。
「まあ……
不思議な力
はこの世界ではあまり珍しくないですからね」
「そう、ですね」
時子が姿を雀へと変える様に、賢い猫が居てもそうは可笑しくは無い。
礼と共に頬を赤く染めながらの笑みを浮かべ、時子は空へと繰り出した。ろっこんを使用し、鳥となり空を舞いながら黒猫を探す。
猫の集会所に近付けば『餌』扱いされる可能性もあるが――うまく回避すべく彼女は懸命に飛んだ。
(髪が伸びる日本人形ならうちにもありますけれど……人形の涙の謎はなんなのでしょう……?)
一先ずは、調査を続けよう。
カヱ子の家の近くにもいるのかもしれない――あゐへと中間報告書を提出し、情報共有をしにいこうではないか。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
大正浪漫のかほり哉
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
日下部あやめ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月09日
参加申し込みの期限
2016年05月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!