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大正浪漫のかほり哉
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胡桃色の瞳を細め、
天満 七星
は甘味処『すずらん』の品書きを見詰める。
女学校では真面目な優等生として知られる七星にとって、放課後の寄り道は少しばかりスリリングな出来事の様に思えてならない。
(普段はあまり皆様とお話しもできないのですが……たまには宜しいですわよね?)
緊張を孕んだ瞳をちら、と揺れ動かす七星はすずらんが女学生の溜まり場である事を良く知っていた。
一見して良家の子女である彼女は世間知らずと噂されるのは厭なのだと強い意志の元、すずらんへと訪れている。看板メニューのくりぃむ餡蜜を頬張り、その甘味に溺れる様に綻ばせた表情を少しばかり引き締めて周囲から聞こえる声に意識を向ける。
「知ってらっしゃる……?」
紫を囲んだ女学生が鳥の囀りの如く『噂』を話し続けている。
七星が行う情報収集として、これは一番の方法だ。学び舎を共にする女学生たちの噂話は多岐に渡る。聞いているだけでも心が躍るものばかりなのだ。
(今日はどんなお話しが聞けますかしら。楽しみですわね)
湯呑を傾け、珍しく長い時間を甘味処で過ごせる幸運に感謝しながら、木の椅子に深く腰掛けた。
七星の家にある西洋のふんわりとしたクッションや、豪奢な椅子は無いがこじんまりとした古民家の作りは好ましい所もある。
噂話に耳を傾ける七星の元へと涙を滲ませ、女学生たちの話す『黒猫』の噂を知っているかと問い掛けた一人の探偵少女が駆け寄ってくる。
「ぐすっ……」
思わず涙ぐむ
東宮 鈴
は感受性が豊かで幼さを滲ませる。小柄な彼女は猫の様に丸い黒い瞳を潤ませ、大好きな『猫の話し』を思い浮かべて首をふるりと振った。
「とまっていう猫を探してるの。あのね、黒い猫なんだけど、見たことないかな?」
「とまさん? ああ、あの猫ですわよね。時折公園でお見かけしましたけれど……。
私が最後に見たのはどこだったでしょうか……公園にいらっしゃる所ばかりを良くお見かけしまして」
鈴は大きく頷き七星の言葉に耳を傾ける。鮮やかな袴に、女学生というよりは幾分か幼くも見える彼女に情報を提供する七星はゆっくりと女中へ「おかわり頂戴できます?」と微笑みかけた。
道楽探偵の言葉に涙しながら探偵役を買って出る鈴の様な少女も居れば、深入りするつもりがないという七星もいる。
世間に疎い自覚がある七星にとって、中心まで飛び込む事がないという姿勢が彼女をそうさせているのだろう。
「頑張って下さいましね。あまり、そういったお話しには通じてませんので……活躍や英雄譚をお聞かせ下さると嬉しく思いますわ」
「うん! 絶対、絶対に見つけるんだからね!」
やる気を見せる鈴へと楽しみですわね、と微笑んだ七星は運ばれてきた餡蜜を口に含み美味しいと柔らかく笑った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
日下部あやめ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月09日
参加申し込みの期限
2016年05月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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