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【星幽塔】第二階層 ラッシュ・ザ・ストリーム
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恵御納 夏朝
は戦輪を指先で確かめながら、入口で出会った少年のことを思い出す。
「アヴィケンナ……気になる」
盗賊姿の彼女。どちらかというととレジャーハンターのような活動的な姿がよく似合う。
星の力を秘めた戦輪が、軽い音を立てた。
「光栄あるアステリズム……って、何だろう」
謎めいた一言。
「いけ好かないお子様ですこと」
やれやれと、
エヴァ・ブランシェ
は整った顔をウンザリしたふうに歪める。
「あの態度は気に入らないけど……ま、四の五の言ってる場合じゃないわね」
「アヴィケンナ……古の哲学者の名前だな」
八神 修
が言う。体に巻き付けられたロープが揺れた。
その左手には、流麗なフォルムの銃が据え付けられている。
――シュー君、物知りなのです!
そのロープによって体をつないだ、
椿 美咲紀
が感嘆の声を上げた。
制服の上の、長い法衣のようなトーガが揺れた。
同じくロープを結んだ
常闇 月
が目を向ける。
今回の水道橋踏破に当たり、三人はチームを組んでいた。
「詳細は分かりました。微力ながら助力をさせていただきます」
月のその言葉を聞いて、万の味方を得た気分に、修はなったものだ。
「ロープでお互いをつなげるのは、いいアイデアかと。……ただ、繋がったままだと危ない場合がありますので、その時は外させて頂きます」
きらりとナイフを光らせた。
十分な準備を施し、安全第一で進む。
「これくらいなら難なく突破できるってところを、見せつけてやらないとね」
勝気なエヴァの言葉に、皆が頷く。
「ガキの正体なんてのは、あまり興味ねえな……とにかく、先を目指すのが先だ」
クールに言い放つのは
月居 歩
。
月光に、レザーグローブが艶やかな光を照り返す。
歩の言葉に応じて、ずいと前に出るのは、巨漢の
鮫ノ口 礼二郎
。
斧を握りしめて、腰をかがめて先行する。
口数少なく、あまり自己主張しない温和な性格ながら、その強健な体と冷静な判断、そしていかなる時も引こうとしない闘志が、彼に独特の存在感を与えていた。
先の攻略戦でも、縁の下の力持ちとして、多くの友人の信頼を勝ち得ていた。
自分たちは、一人ではない。
そのことを頼もしく思いながら、一同は歩を進める。
「恰好が気になりますか?」
視線を感じて、月は自分の姿を月光に晒す。
黒いフードマントに身を包んだ、まるで暗殺者のような姿。
腕輪に飾られた、金の宝玉が眩しい。
ぴったりと躰にフィットしたスーツ、無駄をそぎ落としたそのシルエットは、機能的でどこか艶めかしく、月にぴったりあっていた。
星幽塔に入ることで、持ち物、衣類も変化させている者がいる。
恵御納 夏朝
は探検家のような活動的な服装。
手の甲に仕組まれた鋼線が、鋭い光を放つ。
「ここの守護者は、偉大なる哲学者にして、医学者であるアヴィケンナの名を冠しているようだが――」
歩を止めず、悠然と笑いながら
シグレ・ナイトウォーカー
が言う。
神秘的な遺構にふさわしい、謎めいた美貌の青年。
朗々とした声音は、聞く者を思わずうなずかせずにはいられない。
「我々には、ミューズがついている。恐れず前に進もう」
ミューズ……美神。想像と芸術の女神。
美と芸術を愛するシグレ達にふさわしい。
「ナイトウォーカーの言う通りだ。怯懦は、俺たちに相応しくない」
彼の言葉を引き継ぐ、
獅子目 悠月
。
彼もまた、音楽を愛し、美神の守り手を自認する。
星幽塔の内部で、彼は自らを吟遊詩人の姿に変じていた。
長い赤い髪をポニーテールで束ねる。
鋭い眼光を隠そうともしない彼は、悠然としたシグレと対照的にどこか鋭く、野性的で、チュニック、ブリオー様の中世風の姿に身を包んだ様子はさながら出奔の貴人、高貴な血を隠して漂泊の旅路に生きる取るトルバドールといった風情である。
彼らに合わせて進む
鴻上 彰尋
。柔和で優し気な物腰と対照的に、彼も舞台で一流の輝きを見せる、女神の寵愛を受けた、芸術に己の道を見出した青年。
芸術を愛する三人、彼らは即席のパーティを組んでいた。
「鴻上とナイトウォーカー、よろしく頼む」
改まった悠月のことばに、此方こそ、と笑う彰尋。
「ところで……」
しばし悠月は考える。
「ナイトウォーカーは長いな……緊急の時もある。シグレでいいか?」
「御随意に」
シグレは答える。妙に真面目で、形式ばったところのある彼に、親しみを覚えつつあった。
「城の次は水龍かよ!」
走りながら、
握 利平
は叫ぶ。もともと声のでかい男なのだ。
「取りあえず、次も竜を倒せばいいんだな?
っていうか、この先もきっと龍なんだな!
それで、七匹の龍を倒すと、星のボールが……」
皆まで言わせないと入った突っ込みにリアクションを取る利平。
――ドラゴン。
利平のその言葉に、引っかかる者が何人かいた。
「壁って、あるよな」
ぽつりとつぶやくのは、
如月 庚
。
「壁?」
友人の言葉に振り返る
屋敷野 梢
。
長年付き合ってきた直感で、なんとなくわかる。こんな風に語り出された庚の言葉は、おろそかにしてはいけない。
走りながら、自分の考えに沈み込む庚。
梢は必死で、彼の意図を忖度する。
「壁……ああ、ありますよ! 私にも。絶壁。
……って、何言わせるんですか!」
顔を真っ赤にして抗議する梢。
「壊しても、壊しても、また立ちはだかってくる『アレ』だ……」
前回のドラゴン戦。
なすすべもなく、自分は屈した。
驕りを突かれた。
今まで、幾多の困難にぶち当たってきた。
そのたびに、それらをすべて突き破り、突破してきた。
払った犠牲も、無駄も多い。
迂回して、後回しにした方が早道、と思える壁だってあった。
けれど、そのたびごとに、全て打ち破らなければ、気が済まない。
そうでなければ、自己嫌悪を引きずりながら生きることになる。
それは最悪だ。
庚が、彼自身に課していた生き方があった。
「だから、今回の『壁』も、ブチ破らせてもらうぜ」
「ああ、その壁でしたか」
ふふん、と笑う梢。
彼の性分は知り尽くしている。
「壁は、愛でるものですよー」
意図が奈辺にあるかわからない、謎めいた一言を投じる梢。
まっすぐな庚と、つれない梢。奇妙なバランスの、二人だった。
そのとき、闇の彼方から何かが飛来してきた!
――モンスターだ!
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担当ゲームマスター
ぱーすぺ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月28日
参加申し込みの期限
2016年07月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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