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大寒波! ハムスターの進撃!!
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【寝子島大橋の死闘】
そして──何ともワイルドな事に、ハムスター圧迫事変は、ここ寝子島大橋でも発生していた。
滑り止め用に登山用のスパイクの付いた靴を履いた
仙藤 紫
が、3ヶ所の最後となる寝子島大橋へ、ハムスターを無視してのモニュメントへの特攻を仕掛けたのである。
何とも見事に弾ける音。詳細にすれば残酷描写以外の何物でもない音を立てて足元のハムスター達がそれに逃げ惑う様子すら気にすることなく、家から持ってきたハンマーの準備をする。
気温は下がりに下がり、対処の無かったハンマーを持つ手はかじかんできちんと持っている感覚すら怪しい。
しかしそれでも──この現象を何とかしなくては、とありったけの力を込めてハンマーを握った、刹那。
モニュメントからハムスターが、紫の方へ向けて大量にぞわっと湧き出して来た!
「──!!」
もはやここまで来ると可愛いも何もない。
対策を立てられなかった紫を、薄茶色の波が一気に呑み込んでもみくちゃにしてしまった……!
「見つけたぞ、ハムスター像……!」
足元をハムスターが駆け抜けていく。立ち止まれば足首までがハムスターに埋まりそうな中を、
伊賀 解理
は仁王立ちで、像を正面に遠くから強く見据えた。
ハムスターの狙いはサンマさん。自分の理念も立てて無理に何かをする必要はないと判断し、ならばせめて歩くのに必要なスペースだけ足で確保しつつ、解理は何とかここまでやって来た。
やるべき事は、ただ一つ。
解理は両手をハムスター像に向け、瞳を閉じて道中思い浮かべていた愛しの彼の事を強く想い浮かべた。
手の先には静かだが少しずつ光が集まる──
それは、ろっこん“代理告白”のビームによる像の破壊──合理的かつ現実的な即時有効な破壊方法。
だが、解理は気づかなかった。
他にも、この場に人がいて、それにダイナミックに巻き込まれるかも知れない可能性を……
「ふわあああ……っ! ハ、ハム洪水に今人が飲み込まれていったのだ……! 目撃した瞬間をデジカメで取ってしまったのだ、後で撮影許可を申し込まないといけないのだ!」
学校ジャージの上下に、可愛らしい赤猫リュック。ありったけの防寒具を身に着けて、
後木 真央
はハムスターに呑まれた紫の、その壮絶な光景から目を離せないでいた。
こうしてはいられないと、真央が慌てて撮影道具をバッグにしまって、
「にゃにゃにゃがおー!」
真央が叫びながら両手を丸めれば、ろっこんにより一匹のふくよかで、もくもくとした一匹の三毛猫が召喚された。
「がおー、あの怪しげな像をぶっ壊すのだ行って来いなのだ~」
真央自身も、ハムスターの合間を見つけ、助走をつける。そして抱えていた三毛猫のがおーを全力で石像に向かい全力投擲した!
しかし、がおーを投げて、その瞬間見えたのは、遠くに代理告白のエネルギーを溜めている解理の姿──
「…解理ちゃん!? このままじゃ、がおーが解理ちゃんのろっこんの犠牲になってしまうのだー!」
がおーに帰還の声が届かない──真央はがおーを助けようとするもハムスターに足を取られて動けない!
御剣 刀
は、実際に目にした風景にただただ声を無くしていた。
……こんなに寒いのに、元気に普通に動いているハムスターが沢山わちゃわちゃしている光景。もうカオス極まりないが、それでも踏み潰すのは最終手段。
ハムスターの流れを、途中で見つけた大き目のベニヤ板を盾の様に使い、氷の地面の上に滑らせるように置きながら、ハムスター川の抵抗を少なくして前進してきた。
大分距離を詰めた所で、息をつく。
「テオが空間を切り分けたみたいだし、派手に動いても大丈夫か」
確実にモニュメントを壊せる様に、二重にはめていた軍手を取り、ペットボトルを握っていた手を放す。
そして、刀が対フツウ時に対処する為に使用する、刃引き刀を取り出す。
何とか手が冷えない様にここまで対処をして来たが、この寒さでは、手がかじかんで使えるのは、この一回のみ──
「(この刃が届くまで、世界よ凍てつけ!)」
気合を入れ直し、彼のろっこん“加速”を発動しようとした、その瞬間──真央の悲鳴が聞こえた。
「後木!?」
驚いて、一旦辺りを見渡せば、そこからさらに遠くにかなりのエネルギー量をはらんだ光の一点。
「マズい──!」
刀は即座に脳裏に撃鉄が落ちるイメージをもって、ろっこんを発動させた。
自分一人の世界が加速し、相対的に世界の全てが遅く感じるろっこん──
刀は、ハムスターをせめて踏み潰さないよう蹴散らしながら、石像の側に飛び込んだ。
もうハムスターは構っていられない、目を向ければろっこん“代理告白”は放たれてビームがこちらに迫ってきている。
刀のろっこん“加速”はとにかく持続力が無い、ほんの一瞬に全てを終わらせるろっこんとして存在している。
──このままでは、石像を壊している間に“代理告白”の直撃を受ける──
即座に判断した刀は、石像を壊す代わりに、真央が叫んでいた原因だと思われるがおーを確保して、モニュメントを蹴った反動で急いでその場から飛び出す様に跳ね出した。
刀のろっこんが切れると同時に、ビームが刀の背面すれすれをすり抜けて、石像に直撃する。瞬時にそのモニュメントが砕け散った。
「がおー!!」
真央が泣きそうな顔をして、刀に向かい氷に滑りながらも走って来る。
「刀ちゃんが助けてくれたのだっ? ありがとうなのだ!」
遠くから、解理が人がいた事に蒼白になって氷も気にせず駆け寄って来た。
「わ、悪い! 二人とも怪我は──!」
「ああ、俺は大丈夫だ」
「がおーが無事だったのだ! 問題ないのだっ!」
三人と猫1匹で、互いの無事を確認し合う。そして、
「ハムと氷が消えていくのだ!
ハムって呼ぶとおなかすくのだサンマさん食べたいのだ!」
各々の感動の合間に、気温が一気に常春を思わせる位まで暖かくなる。いつしか、アイスバーンの地面は瞬時に元に戻り──かくして、その空間はやっと一つに戻された。
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担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月11日
参加申し込みの期限
2016年04月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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