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奇妙な昼休み~先生、ろっこん発動しっぱなしです~
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「いつまでたっても先生が来ない、とおもったらこんな事になっていたのね」
羽生 碧南
もまた深くため息を吐いた。調理実習で作ったケーキで部活前の腹ごなしになると思っていたし、なにより家庭科の実習でケーキ作りとかいうシチュエーションから乙女ゲームのスチルやボイスが脳内再生し、妄想フィーバーに突入してふるふるしていたりもしていたが、現実にぐっ、と戻ってきていた。
「これは自習で凌ごう」
そう言ったのは
御剣 刀
。彼は調理実習という事で非常にうきうきしていたのだが、この状況に危機感を募らせていた。
「自習? ……確かにそれしかなさそうだな」
「今から子供白沢先生は学校に迷い込んだ幼稚園生な? 白沢先生はこの迷子の親御さんを見つけるための手配をとっているので調理実習は自習、って具合だ。 授業内容とかここにある材料と資料から把握して、作り方さえわかれば黒板に書いてあとは各々作るって形で良いんじゃないか?」
彰尋が頷き、刀はてきぱきとそう言いながら材料やら資料やら探し出す。そこからオーソドックスなガトーフレーズである事が解るとすぐさま彰尋が黒板に方法を書きに行き、美咲紀と碧南で材料を運ぶ。刀は刀で配布予定の資料を準備した。
4人で事情を説明すると、生徒達は各々承知したのか、それぞれ資料を片手に調理を開始する。流れで班を組む事にした碧南たちは、ちょこん、と椅子に乗って興味深そうに見渡す絢子を見た。
一応、刀が購買まで走ってパンを買ってきてはいるが、絢子はそれを食べてお腹一杯になった。だが……幼い少女のままである。
「確か、お腹一杯になったら元に戻るとか聞いたのだが」
「戻っていませんね」
刀と美咲紀は顔を見合わせて首を傾げる。
だが、今は家庭科の授業中。まずはケーキを作らなくてはならない。よくみると、近くに絢子がやってきていて、きらきらとした眼差しを4人に向けていた。
「ねぇ、何を作るの? あーちゃん、ケーキがいいなぁ!」
「今から、お姉ちゃんたちはケーキを作るのよ」
碧南の言葉に、絢子はますます瞳を輝かせる。そして、4人の脳裏には、彼女が次に発するであろう言葉が浮かんでいた。
((一緒に作りたい、とか……?))
絢子は自分に眼を向けるお兄さん、お姉さんを見、ちょっと興奮して頬を赤くしたままこう言った。
「あーちゃんもケーキ作りしたーいっ!!」
4人は「そうくるか」と納得しつつ視線を合わせ、頷きあう。
――どうにかして、あーちゃんを楽しませつつケーキを作ろう!
果たして、4人はあーちゃんの知的好奇心を満たす事が出来るのであろうか……!
――六時間目に続く。
* * * * *
――5時間目半ば:職員室。
尚と楓、清一郎の3人は、未だプリントと格闘していた。3人で手分けしてプリントを集め、英語と世界史の物と分けていたのだが、尚が時間を確認しようとしてうっかりスマホ(の待ちうけにある婚約者の写真)を見てしまい、それがトリガーとなって転んだり、何かにぶつかったりしてプリントが宙を舞うのである。
「なぁ、須藤。ここは賽の河原か?」
「んな訳あるか。職員室や」
何度も何度も宙を舞うプリントに、2人は呆気に取られていた。楓は真面目な顔になりため息混じりに尚を見る。
「一体、何が原因なんだ。普段からこう、みたいな話は聞かないしな。……また『寝子島特有の何かしらの作用』なんだろう」
「多分、そうかと思う」
楓が低テンションで言う一方、清一郎はノリが軽い。ドジをふむ尚の可愛い姿がみれて楽しいらしい。彼からしてみればまだ許容範囲なのだろう。
(めんどくさい事には変わりない。5時間目が終わる前までには集めきって教室に戻ろう。
何があったか信じて貰えない自信があるが
)
楓は眼鏡を正し、黙ってプリントを集める。尚には別の準備もあるのではないか、とそれとなく伝え……只管清一郎とプリントを拾い捲った。
因みに、楓は5時間目も残り20分という所で教室に戻り、担当教師から体調を崩したのではないか等心配されていた事を追記しておく。
――生物準備室
授業が終り、日直だった
七緒 璃音
は集めたノートを生物準備室に持っていった。ノックをするとドアが開けられる。メイクを落とした巧が、笑顔で迎えてくれた。
ろっこん『加齢・ド・スコープ』を使っていたので普段の姿を見る事が出来た璃音は、早く姿が戻らないかな、と思いながらも巧へノートを手渡す。
「これ、全員のです。よろしくおねがいしまーす」
「おう。おおきにな、七緒さん」
巧はにっ、と悪戯っ子のような笑顔でノートを受け取り、ぼそっ、と付け加える。
「今日は、こないな姿で迷惑かけたな。七緒さんと八神君には感謝しとるで」
そう言われ、何故か照れくさく思ってしまう璃音だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月03日
参加申し込みの期限
2016年05月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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