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奇妙な昼休み~先生、ろっこん発動しっぱなしです~
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――5時間目開始頃:職員室
(まぁ、こないな時不良って便利やな)
そんな事を思いながらやってきたのは
須藤 清一郎
。彼は昼休みのとき、
八神 修
と共に
大橋 尚
がろっこんを発動させているのを目撃している。
そして現在。職員室を訪れた彼が目撃したのは、プリントを床へぶちまけてしまった尚の姿だった。
(せーんせ、何か大変そうやなぁ)
とこっそりフォローしようと考えた清一郎は手早くぱぱぱっ、とプリントを拾っていく。尚はプリントを拾う事で精一杯らしく、清一郎には全く気付いていなかった。
清一郎としては尚がろっこんによってドジを踏み、ずぶぬれになってセクシーな姿を披露してくれたらいいなぁ、なんて下心を持っていたが、そんな余裕が吹き飛ぶようなドジが起ころうとしていた。
プリントの回収を急ぐあまり、机にぶつかり、隅に置かれたカップ(中身:冷めたコーヒー)が毀れようとしているではないか!
(これ、アカンやつやっ!)
清一郎は即座にカップを受け止めた。お陰で机がちょっと濡れた程度で済んだものの、これを見過ごしていたらプリントの一部が印刷のし直しになっていた事だろう。この時ばかりは、清一郎も「ようやったで、俺……」と思わず呟いていた。
これで尚は、清一郎の存在に気づく。彼女は不思議そうに声をかけてきた。
「おや? 授業はどうしたんですか?」
「大橋先生大変そうやし手伝いに来ました」
清一郎がにっこり笑ってそう言えば、尚は苦笑しつつも真面目な顔で清一郎の目を見た。その眼差しは優しくも僅かに厳しさが混じっている。
「私の方は、大丈夫です。その気持ちだけ、受け取っておきますから授業に……」
そう言われてもろっこんが発動し続けている訳で、尚はうっかり落ちていた何かを踏んですっ転ぶ。そこを清一郎がすかさず抱きとめた。仄かに柔らかなフローラルの香りがし、僅かに清一郎の頬が赤くなる。
(おぉっ?! これはこれでラッキー!)
清一郎はもうちょっとこうしていたいな、という気持ちをどうにか押し殺して尚を立たせる。尚は尚で真っ赤になり「ごめんなさいっ!」と謝った。
「何故かしら……。今日はお昼からよく転んでしまうんですよね。それにうっかりミス(?)も多くて。疲れているのかしら」
無自覚のもれいびな上、ろっこんについても知らない尚はそんな風に思っているらしい。清一郎は「気にしないで下さい」と言って落ちていたプリントをぱっぱと拾い集める。尚は感謝しつつも「授業には後からでも出てくださいね」と苦笑しながらそう言った。
そんな遣り取りが行われているとは知らず、
夜海霧 楓
は職員室へと向かっていた。授業で使う筈のプリントを先生が忘れてしまった為である。彼は歩きながら昼休みに聞いた噂を脳内で整理していた。
(昼休みに他校生と幼稚園児がいたって話な。確か、姿を変えれるタイプの能力者も多いから恐らくその手の奴なんだろうな)
もしこれが『変な日本語を話す小学生』とかだったら物凄く心当たりがある為、確かめに行っただろう。因みにだが、
この時点で既に該当する人物が寝子高に潜んでいるとは、誰が考えようか。
ともかく、今はプリントを教室へと持っていく事が優先である。楓はごく普通にこんこん、と職員室のドアをノックした。
――ばっさー!
「きゃっ!? ごめんなさいっ!」
突如開かれた戸。降り注ぐプリント。慌てた尚が謝りながらプリントを集めていく。その後には恐らく巻き込まれたであろう生徒がプリントを拾っていた。
「俺の所為か?」
「違いますっ! 私がちょっと机の書類を倒してしまって……」
楓が僅かに表情を険しくしつつ呟けば、尚が申し訳無さそうに頭を下げる。楓はふむ、とため息混じりに呟きながら辺りを見た。
(……つっても、ノックしただけで紙が舞う様な事は起こらんだろ、普通なら。何かあるんだな)
それはさておき、と気を取り直して目的の机へ向かえば……あるはずのプリントがない。置かれていたであろう書物が横倒しになっている。そして、横を見ると必死になってプリントを拾い、内容が違う事に困惑している生徒……清一郎の姿があった。
「あん? 世界史の授業の筈なのになんで中身が英語に?」
「え?」
楓は床に散らばったプリントを見……頭痛を覚えた。つまりは、目的の場所であった机の書類を尚が倒し、プリントが散らばったのだ、と理解して。
(これはあれか、手伝わなきゃ回収も何もないパターンか)
やれやれ、とため息を吐くと楓もまたプリント回収に精を出すことになったのだが、これが、ちょっとした地獄を生み出す事に繋がるのであった。
* * * *
――家庭科室。
家庭科室では、5・6時間目に調理実習となっていた。だが肝心の家庭科担当教師・
白沢 絢子
の姿は無い。そこにいたのは、どことなく絢子に似た雰囲気の女の子(推定:幼稚園児)である。
とりあえず数名の生徒たちが彼女を家庭科準備室に連れて行き、表向きは先生の指示を仰ぐ、という事に。
「昼休みから騒がしいな、とは思っていたけど……」
こんなことになっているとは、と
鴻上 彰尋
が目の前に居る絢子(あーちゃん)を見てため息を吐いた。傍らの
椿 美咲紀
がポニーテールを揺らしながら
「白沢先生はお腹がすいてしまうとこれぐらいの女の子になっちゃう『ろっこん』所持者なんですよね……」
美咲紀の言葉に、彰尋は頭を押さえた。何らかの理由で解除されない=このままじゃ授業が行えない。ものすごく厄介な状況である。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月03日
参加申し込みの期限
2016年05月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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