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天界ビーチ『クレセントムーン・サンセット(5)
「ボード、持って来れば良かったなー」
ざざん、と打ち寄せる白波を見下ろして、
入江 みつび
は残念そうにつぶやく。
といってもちろん、気分は悪くない。むしろ穏やかで、満ち足りている……水平線に、ほんのり夕陽の残り火のような、オレンジ色。見上げれば星の空と、銀色の三日月。
右手にぎゅっと、あたたかな感触。
龍目 豪
がこちらをじっと見つめているのに気づいて、みつびは微笑む。
「なーに? 天使なみつびちゃんに見とれちゃった?」
ウィンクぱっちり。
豪は照れくさそうに、
「いや……飛ぶのって案外難しいけど、みつび先輩は上手いなと思って。さすが、サーフィンで鍛えてるおかげかな」
「あ、豪くんも興味ある? サーフィン。なら、今度おしえたげる。面白いよー、私が保証する!」
「ああ……そうだな。それも良いな……」
きゅ、と手に力がこもる。
特にそうしようと思ったわけでは無かった。自然と、気付いたらどちらからともなく、手を繋いでいた。
そうするのが自然なことだと思えるのが、何だかとても、嬉しかった。
困っているねこを助ける、という仲間たちの行動にも、もちろん異論は無い。
「天使なみつびちゃんとしては、ぜひとも手伝ってあげなきゃね♪ ……って豪くん、これ、笑うとこよ?」
その通り、紛れも無い天使に違いない……などとはうっかり、口に出さなかったものの。みつびの笑顔を前にして、豪はやっぱり、照れくさい。天使になった影響か、お年頃の男子ならではの欲望も今日は控えめで、ただただ純粋に、彼女の姿がまぶしかった。
「さて! 何歌おっか?」
「あー、そうだな。ボーイスカウトの歌、とか?」
「お、結構勇壮ねー、嫌いじゃないよ! 豪くんに合ってるし」
と言って彼女が取り出したのは、なぜだか持ってた、愛用のギター。
勇ましく声を上げ始めた豪に続き、つまびくギターの音色が後を追う。
(……あれ?)
豪は不意に、手の中の滑らかな感触に気付く。いつの間に握り締めていたのか、昔持っていた、ハーモニカがそこにはあった。
ずいぶんと吹いていなかったが、歌の合間、みつびのギターに添わせるように、吹いてみる。
「うんうん、いいね! とってもブルージー♪」
ぱちりと再び、ウィンク。今度は真正面から見つめて、こくりとうなずいた。
(まだ……吹けたんだな。俺……)
隣に、彼女がいるおかげだろうか?
乗りに乗ってスカウトソングを歌い切ったら、
「オッケー、とっても良かったよ! それじゃ次は、アメイジング・グレイスね。全ての人に祝福を、みーんなに幸あれ♪ なーんてね、一緒にうたおっ!」
「……ああ!」
月の光を浴びながら、ふたりはいつまでも、歌い続ける。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
151人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月01日
参加申し込みの期限
2016年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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