this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
子供達のイタズラ
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
19
つぎへ >>
コンビで踊る猫の看板のコンビニ、ネコンビから白いコート姿の
椿 美咲紀
が出てきた。首から下げたデジタルカメラが胸元で揺れている。手には小さなビニール袋を持っていた。透けて見えるのは紅茶のペットボトルであった。
「この時期はホットなのです」
歩いていると目の前をサバトラ柄の猫が通り過ぎた。美咲紀はカメラを片手に小走りで追い掛ける。目敏くスクープを狙う一介のカメラマンとなった。柵を越えて公園に突撃した。
すると日溜りに猫が群れていた。白猫、黒猫、キジトラ柄、そこにサバトラ柄の猫が新たに加わった。思い思いの姿で寝そべる。
「絵になります」
足音を立てないようにして近づき、美咲紀は愛らしい猫達の姿をカメラに収めた。構図にも気を使って広い範囲を動き回る。カメラを横に構えることもあった。
「良い写真が撮れました」
浮き立つ心と同様に軽い足取りで近くのベンチに向かう。くるりと向きを変えて座ると、落ち着いた様子で猫達の様子を眺めた。
「ここで一息ですかね」
美咲紀はペットボトルの容器を両手で挟み込む。軽く頬にも当てて、ほっとしたような息を吐いた。
「温かいのです」
蓋を開けると、男の子が後ろ向きに歩いてきた。美咲紀は不思議な物体を見るような目付きとなった。
――ザリガニの真似ですかねぇ。
ぼんやりと思いながら美咲紀は紅茶を口に含んだ。
男の子は一定の間隔を空けて立ち止まった。尻を突き出して左右に振り出す。
「かわいいー、コブタ!」
瞬間、男の子は振り向いた。鼻を指で極限まで押し上げ、逆に両目を下げた。可愛いとは真逆の顔に美咲紀は両頬を一気に膨らませた。噴き出す寸前でとどまり、紅茶を飲み下した。
凄まじい笑みで立ち上がった直後、顔を上に向けた。
「は、鼻にきたのです!」
コートのポケットを手が弄る。掴み取ったハンカチは急いで鼻に宛がった。
「やってくれましたね」
「それほどでも、じゃあ!」
男の子は駆け出した。こらー、と美咲紀が追い掛ける。
「待つのです!」
「待たねえよ!」
鬼ごっこの様相を呈してきた。男の子は笑いながら逃げ回る。美咲紀は散々追い回し、遂に諦めた。体力が底を突いたのだった。
「じゃあなー」
男の子の声を遠くで聞いて、はいはい、と適当に手を振った。
美咲紀はベンチに座り直した。傍らのペットボトルを手にして残りの紅茶を呷る。直後に両頬がはち切れんばかりに膨らんだ。
限界を超えて盛大に噴き出す。
先程の男の子の顔を思い出したのであった。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
19
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
子供達のイタズラ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月17日
参加申し込みの期限
2016年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!