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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
子供達のイタズラ
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木天蓼大学のキャンパスを後にした。カジュアルなスーツを着た
アイゼル・ゲーテ
は道なりにゆく。金髪に赤い瞳で髭を蓄えている。異国を感じさせる容姿に人々の目を集めた。同時に無愛想な雰囲気に周囲はどこか余所余所しい。
横手から風が吹いた。アイゼルは片方の耳に手を当てる。
「な、なんでや!? どこいったんや!」
驚愕の表情で声を上げた。大きな身体を折り曲げて路上に目をやる。方言と相俟って喜劇の一場面を見ているかのようだった。
一人の女の子が手を叩いて笑い出した。完全に観客と化した。アイゼルは薄ら笑いで言った。
「あんなぁ、ここは笑うとことちゃうで、ホンマに」
「そうなんだ! じゃあ、何してるの」
おかっぱの女の子は目を輝かせて聞いてきた。アイゼルはしゃがんで片方の耳を見せた。
「ここにな、付けてたもんを落としてしまったようなんや。銀色の羽の形をしていて、琥珀が吊るしてあるねん。
イヤーカフス
ゆうんやけど、どこかで見てへんか?」
「見たかも! こっちだよ! きっと、たぶん、なんとなく絶対こっち!」
「結局、どっちやねん」
アイゼルはやんわりとツッコミを入れた。
女の子は走り出す。こっち、と大きな声で案内役を引き受けた。
程なくしてアイゼルは公園に導かれた。中を見渡すようにして立っている。
「近道で横切ったんは確かやけど、落とすことがあるんやろか」
「ここだよ! あっちに真っ直ぐ行ってみてよ!」
女の子は笑顔で指差した。待ち切れないという風に飛び跳ねる。
「手掛かりが全くないんや。信じようやないか」
「信じる者はバカを見る!」
「それ、ちゃうで。信じる者は救われるやろ」
アイゼルは女の子の指示に従った。真っ直ぐに歩いていくと急に地面が抜け落ちた。
「どええぇぇ!」
奇妙な声を上げてアイゼルは落とし穴に嵌まった。女の子は笑顔で駆け寄る。
「大成功だよね!」
「こんのガキィイイ! 何さらしとんじゃ!」
「落とし穴のイタズラだよ!」
「わかっとるわ! なんでこんなことするんや!」
女の子は両手を後ろに組んで小首を傾げる。
「だってイタズラだもん」
「まあ、そうやけど。イタズラやもんな」
説得されそうになって、ちゃうわ、とアイゼルは声を荒げた。急に女の子は円らな瞳を細くした。
「あれがイヤンカスーだよね!」
「そんな見え透いた手に引っ掛かる、ホンマや!」
落とし穴の縁に少し砂を被ったイヤーカフスが落ちていた。拾い上げたアイゼルは、早速、耳に装着した。
女の子は得意げな顔を見せる。
「ウソやなかったんやな。ありがとな」
「信じる者はバカを見る!」
女の子の言葉にアイゼルは、救われるやろ、と八重歯を見せて笑った。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月17日
参加申し込みの期限
2016年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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