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子供達のイタズラ
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旧市街を緑色の風が走る。車輪の回る音が軽快に響き渡った。
子供用の
マウンテンバイク
を操るのは元気な女の子、
柚瀬 玲音
であった。猫の耳が付いたキャスケット帽を被り、銀色のポニーテールを猫の尻尾のように大気に靡かせた。白いダウンジャケットの表面は風で波打っている。
「風が気持ちいいんだよ!だよ!」
青いハーフパンツから伸びた足で懸命に自転車を漕いだ。細かく刻むような息で笑顔を見せる。
玲音は目にした公園に突っ込んだ。横滑りで止まって自転車を柵に立て掛けた。
「あそぶんだよ!だよ!」
玲音は大きく腕を振って走り出す。笑顔が抑えられなくなった。笑い声を上げて辺りを走り回る。
そして見事に落とし穴に引っ掛かった。狙ったかのように真ん中を両足で踏み抜いたのだ。
唐突に笑い声と拍手が起こる。玲音が見上げた先におかっぱの女の子がいた。
「すごい、すごいよ! こんなに簡単に落ちちゃうなんて、すごすぎるよ!」
「すごくないよ!」
「そうなの?」
不思議そうに女の子に聞かれた。玲音は考え込むような顔で腕を組む。
「だって、きゅうにふわっとういて、ストンだよ」
「ストンだったよね」
「うん、そうだよ。こうえんにあそびにきて、ストンなんて思わないじゃないか!」
「でも、ストンしたよね!」
目を輝かせて女の子が聞いてきた。
「うん、ストンした」
「おもしろいよね!」
「おもしろいの?」
「おもしろいよ! だから二人でストンさせようよ!」
むず痒さを堪えるような顔で玲音は、うんうん、と何度も頷いた。急いで穴から這い出ると落とし穴を元に戻した。
二人は公園で人が来るのを待つ。じっとしていられない玲音が女の子に話し掛けた。
「いまのうちに、もっとあなをふやそうよ!」
「それいいね! スコップはもってきてるよ!」
女の子は柵の近くの草むらからスコップを持ってきた。二人は交代で新しい穴を掘った。
完成間際、玲音が声を上げた。
「あなのふたがないよ!」
二人で手分けして代わりになる物を探す。
「あったんだよ!だよ!」
玲音は目立たないところにあったゴミ箱から新聞紙を取り上げた。女の子は飛び跳ねて喜んだ。
「それでいっぱい落とし穴を作ろうよ!」
「いっぱい、いっぱいだよ!だよ!だよー!」
赤く熟れた頬っぺたで二人は夢中になって穴を掘る。次々に新聞紙を使って隠し、訪れる人々を穴の中に落としていった。あまりに多く掘ったせいで自分達も落ちた。
二人は穴の中で揃って笑い声を上げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月17日
参加申し込みの期限
2016年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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