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子供達のイタズラ
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日本家屋が多く見られる旧市街。犬の散歩をさせていた
三夜 千暁
は品よく溶け込んでいた。白髪交じりの髪は後ろに丸く結い上げ、根岸色の和装が年齢を物語る。それでいて衿や帯に黒いフリルをあしらう遊び心を忘れていなかった。
「今日もよく歩いたわ」
薄茶色のトートバッグからハンドタオルを取り出し、そっと額に当てた。犬は足元で尻尾を振りながら、ワン、と吠えた。
「一休みもいいわねぇ」
しっかりとした足取りで歩く。間もなく見えてきた公園に速やかに入っていった。
誰も座っていないベンチを目にして千暁は微笑んだ。
「あそこで休むわよ」
足元に声を掛ける。犬は笑っているような表情で舌を出していた。
座る間際、千暁は少し乱れた髪を手で流し、耳の上に引っ掛けた。
「すっかり冬模様ね~」
ベンチに腰掛けて感慨深い声を出す。遠い眼差しで公園の風景と接した。
犬は弱々しい声を漏らし、地面にへたり込んだ。目にした千暁は、ごめんなさいねぇ、とバッグから水筒を掴み取る。蓋を容器にして水を注ぐと、待ち切れない犬が立ち上がって尻尾を振った。蓋を地面に置いた直後、猛烈な勢いで舌が水を舐め取っていく。
「あたしは温かいお茶にしようかねぇ」
バッグに手を入れた。二本目に当たる魔法瓶を取り出し、蓋を緑茶で満たした。
横手から男の子が現れた。大きな身体は腕白の盛りに見えた。千暁の様子を窺うかのようにちらちらと視線を向けてくる。
――かわいい男の子ね。あたしの連れている犬が気になるのかしら?
目尻に皺を寄せて笑う。千暁は緑茶に息を吹き掛けて飲み始めた。
男の子は即座に行動を起こした。
「ひかれたカエル!」
両手を使って自分の顔を横に引き伸ばす。目と口は一本の線になった。千暁は変わらない笑みで緑茶を啜る。男の子はプルプルと顔を震わせて反応を待った。
飲み終えた千暁は柔らかい口調で聞いた。
「あなたはおいくつ?」
「十才だけど」
男の子は素の顔に戻って答えた。
「もしかして四年生なの?」
「そうだけど」
「あらあら、うちの子と同い年になるわねぇ」
千暁はにこにこと笑っている。男の子は不貞腐れた態度で聞いていた。
「あなたの気持ちはわかるわ。でも、ダメよ。人が困るようなイタズラをしたら」
「悪かったな」
「ううん、あたしはいいのよ。おもしろい顔で楽しめたからね」
男の子の目に活力が戻る。
「イタズラは成功した?」
「おもしろかったわよ」
満面の笑みを浮かべる千暁に男の子は、そう、なんだ、と微妙に沈んだ声を返した。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月17日
参加申し込みの期限
2016年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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