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【大晦日】シーサイドタウンでカウントダウン☆
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●シーサイド・カウントダウン
多喜 美律
は、やる気満々でシーサイドアウトレットに訪れた。
――というのも、ここには彼女が愛するサンマさんとマンボウくんがいらっしゃるから!
「今日のサンマさんとマンボウくんはイベントで引っ張りだこね。一日追っかけるわよ~」
グッと拳を握り、はやくから特設ステージの真ん前を陣取る。
どこに出るかは勿論チェック済みなのである。まずは、ここのカウントダウンイベントの司会に二人が現れるので、それを一番いい席で見ること、それが彼女のミッションだった。
時間になると、割れんばかりの拍手と共に本日のアシスタントの
夢宮 瑠奈
がステージに上がる。
「こんばんはーっ! 今夜は、カウントダウンイベントですねっ」
テンションの上がった観客たちからわぁっと歓声が上がる。
「もりあがってますかー!?」
「おーっ!」
「美味しい物、食べてますか~!」
「いえーい!!」
会場にマイクを向け、ステージのボルテージを高めていく。
「ではでは、お待ちかねのサンマさんマンボウくんの登場ですっ!!」
どうぞ! と彼女が舞台袖に右手を差し出すと、そこにスポットライトが。
現れたのは、サンマさん。
「キャー! サンマさーん!」
どこからか黄色い悲鳴が上がった
「お嬢ちゃんたち、今夜は心行くまで楽しんで行ってくれぃ」
グッとサムズアップするサンマさん。
後ろからものすごい低速でとてとてと歩いてきたのはマンボウくんだ。
「こんばんわぁ、楽しい年越しにしようねぇ~」
その瞬間、ぽんっ、ぽんっ、とスタッフが巨大なクラッカーを鳴らす。
「!? きゅう」
驚いたマンボウくんは気絶してしまった。
「あららっ、マンボウくん大丈夫ですか?」
そばにいた瑠奈が咄嗟に支える、が、70kg、重い……!
それでも笑顔を絶やすわけには行かない。プロ根性で瑠奈はニコッと観客席へ笑顔を向けた。
「マンボウくんが起きるまで、サンマさん、なんか面白いお話お願いします☆」
「ぬっ、なんか面白い話」
ぐぬぬ、とサンマさんは唸ってしまう。
「そうそう、そういえば今夜は日付変更と同時に花火が上がるんですよね!」
「ああ、そうだな、楽しみだな!」
そうだ、と瑠奈はぽんと手を打つ。
「花火といえば、思い出はなんですか?」
「思い出?」
うーんと考え込んだサンマさんは若かりし頃の火遊びの話を展開してゆく
……ウソかホントかは知れぬが、なかなかにワイルドなトークに会場はどっと色めきたった。
「うふふー、さすがサンマさん! いい感じに盛り上げてくれてる」
美律はそんなサンマさんの姿に目を細める。
「はっ、ボク、気絶してたの?」
ぱっと起き上ったマンボウくんに観客席から声援が上がった。
『がんばれー!』
「う、うん! ボク頑張る! ありがとー!!」
ぴょこんと跳ねあがるようにして答えるマンボウくんはキラキラ輝いて見える。
「マンボウくんも一生懸命でかわいいわ! 頑張れー!」
美律の声に、懸命に手(ヒレ?)を振るマンボウくん。
――そうこうしているうちに夜も更け、いよいよカウントダウンの時間だ。
「それじゃあ、カウントダウン、はじめるよぉ~」
マンボウくんの掛け声に、会場は期待感で高まっていく。
――観覧車のライトアップが、消えた。
「5、4!」
美律はマンボウくんと瑠奈の掛け声に合わせて一緒に声を上げる。
「サンマさん! 2! 1!」
「3、2、1!」
会場の声が一体となり、カウントダウンは無事に成功。
寝子ヶ浜海岸から花火が上がった。
――ド……ン! パラパラパラ……。
ほぼ同時に、観覧車のライトが豪勢に点灯する。
「あけましておめでとー!」
全員が新年を祝い、大きな声で叫ぶ。わぁっと盛大な拍手が沸き起こった。
「さあ、今年も良い年にしていきましょうっ! カウントダウンはこれにておしまいですが、この後サンマさん、マンボウくんとの記念撮影や出店でじゃんじゃん! 楽しんで行ってくださいね!」
瑠奈はぺこりっとお辞儀をすると、舞台の袖へ戻る。サンマさんとマンボウくんは、観客たちと一緒に新年を祝うため、そのまま舞台から階段を伝って観客席の方へ歩いて行った。
「はぁ……楽しかった!」
お客さん達のキラキラした笑顔を見るのが、大好きな瑠奈。みんなが楽しんでくれていたなら、最高。けれど、遅くまで気を張っていた彼女。急に睡魔が来てしまった。
「……ふあ……」
控えに有った椅子にすとんと腰かけると、そのままうつらうつらと船をこぎ始める。
「私もサンマさんと写真とってもらおーっと☆ ん?」
そこに通りかかったのは
野々 ののこ
。
「瑠奈ちゃんだ~! 司会のサポートお疲れ様!」
とーっても楽しかったよ、と顔を覗き込むと、すでに夢の中の瑠奈。ののこは軽く肩を揺する。
「瑠奈ちゃんっ、こんなとこで寝たら風邪ひいちゃうよ~」
瑠奈はうっすらと夢を見ている。
(新しい年もまた、みんなといっしょに歌で盛り上がれる一年だといいなあ……)
――願いを、込めて。
美律は、ようやく自分の所に来てくれたマンボウくんに大はしゃぎだ。
「花火の音、耐えたのね! 新年早々成長したじゃない」
大きく頷くマンボウくん。
「うん、びっくりはしたけど、なんとか……」
サンマさん、マンボウくん今年もよろしくね、と笑いかけると、サンマさんはスッと右手を差し出してくれた。
「やったぁ! 握手!」
ぎゅっと握ったサンマさんの手。美律は満面の笑みで伝える。
「今年もがっつり応援するから頑張ってね!」
「あぁ、任せろ。俺は期待を裏切らん」
キリッと(表情は変わらないけど)決めるところを決めたサンマさん。
「あ、あの、もしよかったら写真撮ってもらえますか!」
美律がデジカメを片手に問うと、サンマさんはしっかりと頷く。
「うん、撮ろう~」
マンボウくんも賛成し、二人で美律を挟むような感じで観覧車をバックに立ってくれた。
会場にいたスタッフがシャッターを切ってくれる。デジカメのモニターを確認し、美律は小躍りした。
「やったー。大事にする! 今年も良い一年になりそうだわ」
無邪気に喜んでいる美律に、サンマさんとマンボウくんは顔を見合わせて嬉しそうに頷く。
「今年も、よろしくね!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
寿ゆかり
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
34人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年03月08日
参加申し込みの期限
2016年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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