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【ネコミケ冬】悪質カメコを撃退せよ! 戦う☆コスプレイヤー
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ステージイベントが始まる少しの前、コスプレ広場での事だ。
『例の恐るべき方法』で既にもれいび以外のメンバーを数名スタッフに引き渡した舞華と、合流した英二たちが、改めて情報を交換していた。
「——こちらで捕まえたのは、乱暴な方法で逃げようとしたことからも、もれいびでは無いように見えました」
「僕の方で集めた情報では、カメラのフラッシュに何か仕込んでいそうな程強い光をさせる奴ってメンバーと、近くに居ると変なタイミングで風が起こる奴って言うのが二人……もれいびかなって思うんだ」
英二はとっていたメモを見ながら続けた。
「それからさっき向こうで、騒ぎがあったみたいよ。小学生くらいの男の子に諭されて? 盗撮男がスタッフさんに捕まったーとか話しになってた。
これがPPMだとしたら、残りはどのくらい居るんだろう」
「これで全部では無いと思われますわ」と、舞華は掲示板などの書き込みを思い出して言う。PPMがそれなりの大きさのサークルである事は、紅緒の話からも分かっていた。
「リーダー……きっともれいび、そのもう一人が居る筈ですし」
残りのメンバーはどうなっているのだろう状況の中、唯一相手に一矢報いていたのが誉だったのだ。
「さっき檜扇が囮になってくれてる時に、もれいびの一人に印をつけるのに成功した」
彼は自分のコスプレ姿によって、コスプレイヤーたちと円滑にコミュニケーションをし、PPMのメンバーへと近づいていたのだが、もれいびに印をつけていたのは舞華も気づいていなかった。
「え? 何時の間に!?」
「檜扇が囮になって、別の男を捕まえてた時さ」
誉は繰り返したが、やはり舞華に思い当たる対象はいない。それもその筈、そのPPMのメンバーは珍しい女性で、更に自分の姿を消すろっこん能力者だったのだ。
そして話しは戻り、ステージイベントの最中だ。
「見つけた——!」
イベントステージに集中している観客たちの間をねって、誉は対象に向かって進んだ。彼がみている一点は、舞華の捕物の騒ぎに乗じてつけた印——【奏でるもの】によってPPMメンバーの女の腕に描いたピアノの鍵盤だ。
「PPMの奴だな」
第一声でそう声をかけると、女はびくりと肩を震わせて、自分のカメラのストラップを外しにかかった。これがろっこん発動の条件だったのか。誉は反射的に女の腕を掴む。
「姿を消しても、この腕の鍵盤が証拠だ! 檜扇の事を撮影して逃げた時に、印をつけさせてもらったからな!」
「ッ!?」声にならない音を喉から漏らして、女は慌てて誉に掴まれた腕を確認した。数秒ののち。相手は自分と同じもれいびだと分かると、女は静かに従って、スタッフに引き渡されるのだった。
こうしてステージが始まってから2度目の捕物は派手な音も無く終了した為、イベントは無事に続いていた。
ステージ上ではコスプレイヤーミスターBこと武道のパフォーマンスが、終盤に差し掛かっていた。
司会の陽毬と美希の軽妙なトークの間にポーズをとり、審査員たちに話しを振られて言葉を返す。
「——いとぐち先生、如何ですか?」
美希に水を向けられて、ステージの脇に腰掛けている紅緒が、マイクに唇を近づけた。
「執筆しているイメージの通りですわ!」原作者の賞賛の声に続いて観客たちが拍手を送る。その間を待って、紅緒が一瞬武道と陽毬へ目配せをし、続けた。
「でも皆様、少し物足りない気がしませんこと? ベルナルドと言えば——?」
紅緒が唇をにっとあげると、彼女の作品のファンたちは、ざわめきと共にわいわいと騒ぐ。美希がそそくさとマイクを近づけてきた。
そのフリを受け取って、武道はステッキを高く上げ、ぶんっと風をきって振り下ろした。
「『我が前に平伏せ!』」
三次元に現れたキャラクターの決め台詞とポーズを前にして、わあっと歓声が上がる。
その瞬間、集まっていた仲間が一斉に行動を開始した。
武道がステッキの先で示しているのはすべての観客ではない、ただ一人の、PPMのリーダーの男だったのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月20日
参加申し込みの期限
2016年02月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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