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冬眠前にひと遊び
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●リスさんとヤマネさん
(鳥にも冬眠をする個体は確認されているけど、やっぱり山には色々な生き物がいるわね)
日ごろから自然散策が好きで山歩きに慣れている天吏は、迷うことなく山の中腹にやってきた。
木の上からその声は聞こえてきた。
驚かせないようにそっと歩み寄り、リスに挨拶をする
「はじめまして……どうして起きてしまったのでしょうか?」
『わたしたちにもよくわからないの』
『きがついたらめがさめてねむれなくなってた』
天吏は自分の知識の中から冬眠に関することを思い出す。
(リスは恒温動物だけど体が小さい。体温低下を防ぐ必要から呼吸回数も多くなり、代謝速度も速くなる。だから寒冷地で餌がない状態では呼吸と代謝速度を最低限にする必要があり、冬眠状態になる……だったと思う)
とりあえず食べ物が必要だ、と言う結論に達した。
「差出がましいかも知れませんが、折角起きていただいたのでしたら、まだ取れる餌があるかもしれません。これを探して餌として溜めてもらい、またその過程で体力を使うというのはいかがでしょうか?」
普段の天吏の様子を知っている人なら驚いたろう。
人間に対しては冷たい態度を取る天吏が、平身低頭にリスさんの機嫌を伺っているのだ。
『そうだね、そうしようか』
『あなたもてつだってくれる?』
小さなリスたちの言葉に、天吏は優しい笑みを見せる。
「喜んでお手伝いしましょう」
時子は鳥に道を聞いたりしながら、九夜山のヤマネの元にたどりついた。
「大変ですね……不安になると余計に眠れなくなりますし、お話を聞きますから思ってる事を言ってみてくださいね」
『ありがとう。とりあえず、さむいね。このままじゃねむれない』
時子は真剣に聞きつつ、優しく話しかける。
「そうですよね。よかったら暖めてあげますよ。どうぞ」
時子はヤマネをそっと撫でてあげたり、手のひらで包んで温めてあげたりした。
「マフラーにくるまると暖かいですよ」
『ほんとだ、にんげんもいい毛をもっているんだね』
「暖まったら、木の実探ししたり、寝床用の枯れ葉を集めたりしましょうか」
そこへ、どんぐりを探しに天吏とヤマネたちがやってきた。
「こんにちは……天吏さん」
鳥好きな先輩に時子が挨拶する。
時子は天吏が鳥に向ける愛情に満ちた眼差しを知っている数少ない人間だった。
「御巫、さん。こんにちは……ヤマネさん」
天吏にとって鳥の姿をしていない時子はただの人間に過ぎないが、それでも鳥の味方をしてくれる存在であることは認識している。
「こんにちは、リスさんたち。私たちは寝床用の枯れ葉を探しているんです」
時子は天吏とリスたちに説明する。
「寝心地が良い葉を選びましょう。柔らかい葉が良いでしょうか?」
『うん、それがいいね』
天吏はヤマネの生態について思い起こす。
(ヤマネは雑食だから虫が主食。でも果実や種子も食べるはず)
天吏は他のリスの餌であるどんぐりを間違って取らないように気をつけて、まだどんぐりが落ちているかもしれない木の下をリスと一緒に掘った。
まるで宝探しゲームのように楽しい。
『おもしろそうだね』
興味を示したヤマネに、時子が言う。
「枯れ葉の下にもぐると分からなくなりますからかくれんぼしましょう。私が鬼で探しますから見つからない様に隠れて下さいね」
『ぼくたちもうやりたいな』
今度はリスたちが興味を持ち、天吏もリスたちと共にかくれんぼに加わることとなった。
探しながら時子は、枯葉の下にある木の実を拾っていく。
ひとしきり遊んでリスたちが飽き始めた頃、時子は言う。
「皆さんでレースでもしますか? あの木を登って向こうの木を回って帰って来るんです。少し運動して疲れるのも良いですよ」
『いいね、やろう』
ヤマネもリスも賛成した。
「よーい、どん……!」
飛ぶようにヤマネとリスが走り出す。
だが。
「あら? 戻ってきませんね」
時子が首を傾げる。
「なにかあったのかしら」
天吏と時子はリスたちの後を追って行った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月26日
参加申し込みの期限
2016年02月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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