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お茶会には、友人の勧めで参加した
八神 修
の姿もあった。クラシック同好会の会員ではないので主に聴き役にまわるつもりだが、音楽の集まりなのでヴァイオリンを持ってきた。
「初めまして、八神といいます」
初めに、同好会の中心の花咲夫妻に挨拶する。
「どうも、ご丁寧に……八神さんは、楽器を弾かれるのかしら?」
「ええ、ヴァイオリンとピアノを少々」
修が楽器を弾く目的は、器用さと集中力の向上―――つまり脳トレなわけだが、口にはしない。誰かと会話を交わすのは専ら夫人の役目で、夫はほぼ黙って相槌を打つだけだった。
誰かのかけたCDに耳を傾けながら、
桃川 圭花
は少し所在無げに座っていた。クラシックお茶会に来た、というか。来てしまった、というか……。
「あなたも、クラシックが好きなの?」
結城 日和
が声をかけてきた時も、圭花の歯切れは悪かった。
「好きかと言われると……。私にとって、クラシックっていうのはちょっと複雑な思いがあるの」
そう言って、圭花は今日ここに来た理由を話し始めた。
「私って、いわゆる『クラシックの人』じゃないと思う。知り合いの誰も、私のこと『クラシックを聴く人』なんて思ってないはず。実際、もうしばらく聴いてなかったし、音楽の理屈や専門的なことだってさっぱり」
「でも、私は人それぞれに音楽を楽しめばいいと思うの」
日和が自分の意見を言った。
「クラ同のメンバーっていうのもあるけど、クラシックお茶会に参加するのは好きだなー。いろんな人の音楽も聴けるし、自分の演奏も聴いてもらえる。音楽への接し方は自由だよ」
「うん、私も別に音楽自体が嫌いなわけじゃない。でもこの頃、ずっと前の……聴かされてた頃のことを思い出すようになって、ここに来たのね」
「聴かされてた頃……?」
「ずっと前のこと。そう、私が小学生の頃、両親はよく私にクラシックを聴かせた。いくつぐらいまでそれを喜んでたんだっけ……。私はそのうちに、親がすることなんてひとつも認めないようになったんだ」
日和は、相槌を打ちながら圭花の話を聞いていた。
「でも、寮に入って親元から離れてみて……分からなくなったわ。親に関わることを何でも認めないことが私の本当の気持ちなのか。自分一人で向き合うのが不安だったから、ここへ来たの」
「そう……分かるよ、圭花さんが悩むの。私も、お父さんとの音楽への考え方の違いで悩む事があるもの」
日和はそう言って、圭花を勇気づけるように微笑んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月22日
参加申し込みの期限
2016年01月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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