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月詠と同じように、カレー用の火に目をつけたのが
宇佐見 望月
だった。
「ちょっとごめんよ」
カレーを護っている人たちを避けてかまどから燃料の薪を1本取り出して、彼らから離れて走ってみた。
「あー。やっぱ、ついて来んな、こいつら」
周りに集まってきたもっふぁーのを見上げてニヤリと笑う。
「願ったり叶ったりだぜ。
んじゃあいっちょ、この火を消さないように加減して、っと」
火から遠い端を持ち、もっふぁーのたちを前にビシッとポーズを決めたあと。十分引きつけるだけひきつけておいて、やおら望月はそれを振り回し始めた。
「アッチョーウ、ホァアアアアアア!!」
かん高い裏声をわざとコミカルに発して、カンフー映画の真似事だ。薪を当てて燃やしたり、届かないもっふぁーのには火花を飛ばして燃やしたりする。かなり動きが大振りなため放熱範囲が広く、もっふぁーのたちをより引きつけることができるので、これが意外と効果があった。
声を聞きつけて振り返った
尾鎌 蛇那伊
と目が合って、片目をつぶってニヤリと笑って見せる。
「かっこいいだろ?」と言わんばかりの望月のおどけっぷりに、蛇那伊は思わずプッと吹き出してしまった。
「フフッ。なかなかやるじゃない。
じゃああたしも、きみに倣ってちょっとやってみようかしら」
さっきまではたきのようにして宙のもっふぁーのをたたくのに使用していたモップの頭の部分を取り外して、柄だけにする。
そうすれば、あっという間に長柄に早変わり。それを軽々と振り回す蛇那伊は、体格のこともあり、かなり決まっている。
ヒュウ、と口笛を鳴らす望月の前、蛇那伊は肩慣らしを終えるとすっと息を吸い込み、止めて、目にも止まらぬ速さで大きなもっふぁーのに向かって突きを繰り出した。
「はっ!」
続く動作でさらに一歩踏み込む。その体勢のまま、足の裏が地に貼りついたように胴を固定して腕の動きのみで突き出しと引き戻しを行い、さながら弾幕のごとき突きを繰り出した。ひたすら乱打しているように見えて蛇那伊の照準は1つ1つが正確で、もっふぁーのは貫かれ、バフバフバフッと破裂していく。
「さすが! すげぇな!」
素直に称賛する望月に、蛇那伊は苦笑する。
「まぁ、こういうふうに一応人並み以上には使えても、杖術や槍術をしっかり修めた人には劣る程度の腕前しかないのよね~。
でもこういう相手なら、あたし程度の腕前でも十分だわ」
そう言うと、蛇那伊は再び集まってくるもっふぁーのたちに向け、今度は体の前でヘリのジャイロのように回転させながら突貫した。その中心に向かい、もっふぁーのたちは吸い込まれるように引き寄せられていく。
豪快で、見ていて気持ちのいい戦いっぷりに望月は感嘆し、ぐっと薪を握る手に力を込める。
「こりゃあ俺も負けちゃいられねぇな!」
俄然やる気を燃やして、望月はそれまで以上の動きの冴えを見せながらもっふぁーのを焼却していく。
そこからそう遠くない場所では、
財前 華蓮
と
羽生 碧南
が、背中合わせとなって互いの背中をカバーしつつ、全方位のもっふぁーのに対処していた。
「……なんだかこれ、楽しいですわね!」
もはや「女神が遣わし妖精」という自分設定は忘れているらしい。嬉々としてラケットを振りながら、華蓮が言う。対照的に碧南は、
「もーっ! 本当だったら今ごろはおいしいカレーを大盛りでがっつり食べてるはずだったのに! 食べ物の恨みは怖いんだからねっ!」
バスケ部でのポジションはスモールフォワード、1年生でありながらレギュラーという身体能力を活かして、バトミントンラケットでたたき落としていた。
「これでもくらえっ!」
飛んできて顔に当たりそうだったもっふぁーのをさっと避け、バトミントンのフォームで敵コートならば右ライン上ギリギリインの強烈なスマッシュを放つ。打たれたもっふぁーのは爆発するまでのコンマ数秒の間にほかのもっふぁーのを巻き込むように飛び、連爆させた。
「あなた、そんな平凡な容姿の持ち主なのに、なかなかやりますわねっ」
スパーン、とテニスのフォームとリズムでもっふぁーのを玉さながらに打ちながら、華蓮が言う。
「財前さんこそ」
「私は当然ですわ! 容姿端麗、眉目秀麗、完全無欠とはこの私のためにある言葉ですのよ!」
碧南は吹き出しそうになるのをこらえて口元をもごもごさせる。
相変わらずの自信満々発言は、ここまで突き抜けるといっそ見ていて痛快で、笑うしかない。
(なんか、言ってる意味分かってなさそうだなあ)
ま、いいか!
「さっさとこいつら片付けて、カレー食べましょ!」
「同感ですわっ。この財前華蓮がすると決めて、できないことなどほんのちょっぴりしかありませんのよ!」
ふたりは最小の動きで最大の効果を得るように、リズムに乗って息ぴったりに、もっふぁーのを片付けていっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
寺岡志乃
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月11日
参加申し込みの期限
2016年01月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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