this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島絶叫計画:鷲尾礼美編
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
8
つぎへ >>
●あいわなびーふりー
「で、うすのろのゾンビ共が連れて来た獲物のウサギちゃんたちは元気かな?」
狼男の視線の先には鉄格子に囲まれた牢屋。その中には三人の女性の姿があった。
狼男の舐めるようないやらしい視線に、
維都月 茉菜
は気丈な眼差しを返し、視線の片隅に狼男の
胸元に揺れるチェーンの先に古めかしい鍵がぶら下がっているのを確認した。
「大丈夫です。すぐに助けが来ますよ」
身体中に包帯を巻いた少女、
添木 牡丹
は囚われたメンバーの中の唯一の大人、
鷲尾 礼美
に寄り添い、彼女を励ましている。
「何を言ってるの添木さん、貴方こそそんな怪我で無理をしては……」
礼美は不安げな表情を隠せず、牡丹の手を握りしめることしかできずにいた。
「おーけーおーけー、こう見えて俺は紳士だからよ。怖い顔すんなって。優しくするぜぇ……」
舌舐めずりをする狼男の視線が虜囚の少女たちの身体を這う。
何やらけしからん妄想をしながら両手をわきわきと蠢かせながら、牢屋へと近付く狼男……
どーん!
そこへ轟音と共に扉を蹴破って飛び込んで来たのは、
御剣 刀
を始めとする救出部隊だ。
「来いよわんちゃん、仕方ねえからのろまのてめぇと遊んでやるよ」
ここへ来る道中で手に入れた剣を突きつけ、刀は狼男を挑発する。
「おおっ!? 地下牢獄に囚われの女教師に美少女! これはいけない香りがプンプンですね!」
刀の横から頭を突き出し、鼻の下を伸ばして興奮気味に言うのは、
佐久間 堂鉄
。(注:救出部隊です)
「なんと、まだ服を着ているではありませんか!
全く、昨今の厳し過ぎる規制には異議を唱える必要がありますね……
不甲斐ない! パンツぐらい脱がせておいてくれれば……」
すぱーん!
斜め上への熱弁を振う堂鉄であったが、刀に叩かれ、最後まで喋る事はできなかった。
「な、何だ、仲間割れか……?」
突然目の前で始まったド突き漫才に、仲間割れでも始まったのかと狼男が唖然とした隙を見逃さず、
草薙 龍八
がろっこん『破空砲』で石つぶてを散弾銃のように放つ。
たちまち直撃を受けた数体のゾンビが吹っ飛ばされて、床に這いつくばる。
「お前には借りがあるからな。行けっ!」
そう龍八が叫ぶのと同時に刀は頭の中でガチンと撃鉄を落とし、ろっこん『加速』を発動させると、猛スピードで一気に狼男の懐へと踏み込む。
地を擦り火花を散らす剣撃が勢い良く振り上げられ、狼男の上半身へ襲い掛かった。
「……!?」
必殺の一撃かと思われた斬撃だったが、まさに髪の毛一本の差で狼男が飛び退き、それは幾筋かの体毛を飛ばしただけで、その身体に傷らしい傷は与える事ができていなかった。
「驚かせるんじゃねぇぜ。ヒヤっとしたじゃないか……いいだろう、相手してやるぜ!」
態勢を立て直した狼男は腰を低くし、何やら拳法のような構えを取り、その鍛え上げられた肉体を駆使して、文字通り『人間離れ』したスピードと動きで無数の突きや蹴りを繰り出して襲いかかり、圧倒的な手数で刀や龍八をねじ伏せる。
「そこそこやる様だが、あまり遊んでるわけにもいかないんでな。
俺たちには時間がねぇ。一気に決めさせてもらうぜ」
あわや形勢逆転かと思われたその時、突如として狼男の動きが止まった。
「な、なんだこりゃあ……?」
当の狼男も何が起こったのか分からないといった表情のまま、スローモーションが掛かったかのように床に崩れ落ちる。
その背後から現れたのは牢屋に閉じ込められていたはずの牡丹の姿だった。
先の刀の一撃は狼男の首をはねることは無かったもののの、その首にぶら下げた鍵のチェーンを切り、牢屋の中に向かって飛ばしていたのだ。
それを素早く茉菜が回収し、狼男の気がそれている間に脱出したのだ。
そして、牡丹に巻かれた包帯の一部が解け、狼男に繋がっている。彼女のろっこん『傷移し』が彼女の負っていた傷を狼男に移し、行動不能なまでのダメージを与えたのだ。
「お姫様方、助けに参りました」
周囲を見回し、もう襲って来る敵がいない事を確認した刀が、剣を納めて手を差し出し、茉菜は自分のろっこん『大天使の加護』で、混乱している礼美の心を落ち着かせる。
「お前の敗因は、虜囚を取っておきながらも倫理委員会の圧力に屈した事。
夏になれば彼女達の水着姿も、そして、努力次第ではそれ以上も見る事ができる。
それが見たければ力を貸せ」
堂鉄が朦朧としている狼男に謎理論で協力を要請する。
いや、そんな訳わかんない理論で、とても説得なんてできないだろう。
誰もがそう思ったのだが。
「……そうだな。このまま終わるのは勿体ねぇ。
生きてりゃもっといい事もあるだろう。出口はあっちだ」
あっさり狼男は地上へ向かう隠し扉を白状した。
その視線は礼美の豊満な胸から外せずにいた――
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島絶叫計画:鷲尾礼美編
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
柊いたる
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月21日
参加申し込みの期限
2013年05月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!