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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
マンボウくんがやってきた!
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【寝子島不良列伝】
「えっほ、えっほ……わぁ、海が綺麗だねぇ~」
そんなわけで、色んな人の手を借りながらも、ひとまず旧市街参道商店街の人々へ愛嬌を振り撒いたマンボウくん。とてとてゆっくり、続いてやってきたのは第二のPRポイント、シーサイドタウンであります。
「あっ、人がいるよぉ~。みんな~、マンボウくんだよぉ~!」
「わぁ、可愛いゆるキャラさんだぁ……!」
駅前の賑やかな一角にやってきた彼を見つけたのは、ゆるキャラ大好き!
曖浜 瑠樹
くん。思わずほっこり、無自覚発動なろっこんにて周囲をやみくもにほんわか和ませつつ、てててっと駆け寄ります。
「マンボウくん? っていうんだねぇ、可愛いねぇ。和むなぁ……♪」
「わ~い、ありがとう~。嬉しいなぁ~」
ヒレがぴちぴち、マンボウくんもさっそくファンができて喜んでいるようです。瑠樹はふにっ、とまんまるやわらかボディに抱き着いて、
「ねえ、オレ、途中までついてってもいい? マンボウくんと、もっとお話したいなぁ……」
「うん~、いいよぉ~。一緒にいこぉ~……わ、わ! 子どもがいっぱい来たよぉ~。嬉しいけど、あっあっ、あんまり強く掴まないで……」
きゃっきゃとやってきた小さい男の子と女の子と一緒に、にこにこ瑠樹も、マンボウくんと並んでシーサイドタウンを歩きます。
「へぇ。あれがマンボウくんか」
と、そんな光景を眺めたのは、
鴻上 彰尋
です。家族で新しい観光大使とやらを見学にやってきた彼……実ははしゃぐ男の子と女の子は、彰尋の弟と妹でありまして。彼らの微笑ましい様子には、やっぱり、ほっこりです。
(それにしても……何だか、やけにびくびくとしたキャラクターだな)
初めて見るマンボウくんは、子供たちや周りの観衆へ、愛想よく笑顔を振りまいておりますけれど……車道を車が通りすぎるたびに、びくり。ちょっとコワモテなおじさんなど前からやってくれば、びくり……猫が鳴くたび、びっくん! やけに臆病そうに見えるのです。
(……いや。中の人は、いるんだよな……? いるよな? あれも演技なんだろうか。だとすると……ずいぶん徹底してるな。参考にさせてもらおうか)
役者に興味アリ、な彰尋は、演技魂をそんな風にくすぐられたようです。まぁ多分、演技というわけではなさそーに見えますけれど……中の人? ヨクワカリマセン。
と。そこで彼は、道の向こうに、少々不穏なものを見つけました。
(あれは……)
ずんずん、ずずん! いかにもトラブルのニオイをぷんぷんさせながら、我が物顔でやってくるのは……ま、木天蓼工業高校、通称マタ工の、不良生徒たち!
(……まずいな。マンボウくんのあの性格じゃ、あんな連中を見たら……)
そう、ひとたびあんな時代錯誤ヤンキーバカ一代な人々なんて目にしたなら、ヘタレなマンボウくんは、一発で『きゅうっ』と気絶してしまいます!
(仕方がないな)
もちろん、大事な弟妹たちをトラブルに巻き込むわけにもいきません……彰尋は一計を案じ、フォローを入れてあげることにしました。
「やぁ、マンボウくん。新しい観光大使か、俺も応援させてもらうよ……ところで、写真を撮らせてもらってもいいか?」
「わ、撮ってもらえるの~? わ~い、ありがとぉ~!」
ケータイのカメラを向けて呼びかけますと、くりっ、とこちらを向いたマンボウくん。要は、見せなければ何てことは無い……はず!
とはいえ不良たち、とっくにマンボウくんには気付いておりまして、
「おいおい、ヘンなのがいやがるぜ! へっへっへ、ちょっとからかってやろうじゃねぇか」
「そりゃいいな、ストレス発散にな! へっへっへ」
「よし、ガツンとやってやろうぜぇ! へっへっへ」
てな具合に絡む気マンマン、少しばかりマンボウくんの気を逸らしたとしても、このままでは、すぐにも面倒な事態に発展してしまいそうなカンジなのです。
通りすがりな
雨崎 荒太郎
、
日暮 ねむる
は思わず、顔を見合わせまして。
「……どうする?」
「まぁ、仕方ないね。僕らで何とかしようか」
マンボウくんにとっては、このふたりがたまたま偶然、この場を通りがかっていたことは、大変な幸運でありました。何せこのおふたり、他でもないマタ工不良勢に対して、とんでもなく効果大な武勇伝の持ち主だったのです……!
ふたりは何気なく、瑠樹やマンボウくん、写真撮影する彰尋の脇をするりと通り抜けて。自然な様子を装いながら……どん! 不良たちとすれ違いざまに、肩をぶつけてやりました。
「おうっ!? ちょいと待ちなぁ、兄ちゃんたちよ!」
「おうおうてめぇら、どこ見て歩ってやがんでい、このすっとこどっこい!」
……キミたちは一体、何時代のヒトですか? といったマタ工のコテコテな不良たちは、マンボウくんからくるっと矛先を変えて、ねむると荒太郎の襟首をぐわしっ! と掴み上げ、ツバを吐かんばかりの勢いでおうおうおうっと喚きます。
ところがふたりは、不良たちのいかにもコワモテフェイスに怯えることもなく、涼しいお顔。
「ああ、いてえ、いてえ。ぶつかったときに、肩の骨が砕けちまったみたいだぜぇ! こりゃ慰謝料の十万や二十万はもらわにゃ割に合わな、ヒィッッッ!?」
「……まぁまぁ。落ち着きなよ、君たち……」
と、静かに言ったねむる……その、何ともこう、恐ろしく邪悪な笑みを目にしたのは、幸か不幸か不良たちだけだったことでしょう……お隣ではもちろん、荒太郎がにまにまと意味ありげな微笑みを浮かべております。
「そう怯えないでよ。僕たちはね、君たちを助けに来たんだよ?」
「なっ、なっ……」
「そうそう! ぼくたちの名前、聞いたことないかな? 雨崎と日暮って言うんだけどね」
どよどよ、ざわっ! 瞬間、不良たちに激震走る……ッ!
「あ、雨崎って言やあ……あのマタ工四天王のひとり、
西鬼末
さんをやったって噂の……?」
「ひ、日暮だとぉ! 知ってるぜ、寝子校のバザーを襲撃したときに、あの
宙華淡々
を……」
乱れ飛ぶふたりの怪情報は、マジだったり尾ひれがついてたりと様々ですけれど、少なくとも、証拠はここに揃っていたりします。
「ああっ、あれを見ろォ!」
お買い物中だった荒太郎、買い物カゴ代わりにと手に提げた代物は、何を隠そう、他ならぬマタ工不良四天王のひとり。
西鬼末の兜
! それにねむるがひらり、懐から取り出してみせたのは、かの生徒会選挙にまつわる寝子高バザールを襲撃した犯人のひとり。すやすやと眠る、
宙華淡々の弱み写真
!
そんなものを手に、ねむるは静かに、ニヤーリ。壮絶な笑みを浮かべながらに、
「どうやら知ってくれてたみたいだね。その上で、もう一度言うが、僕らは君たちを助けに来たんだ……危害は加えない。どういうことか、分かるかい?」
荒太郎は人懐っこく、にっこり!
「ぼくたちでも、あのマンボウさんには、敵わないなぁ~……ってこと!」
どどん!
「あ……あの、ヘンな……魚が? お前らより?」
「三日三晩、不良のボンタンを貪り歩いたという寝子島不良界の活ける伝説……寝子ヶ浜のホホジロザメこと、『波魔・卍坊』の名前を、まさか、知らないわけはないよね……?」
「ほら、見てよ! むきだしの足はどう見ても攻撃に特化してるし、澱みのない、きらきらした黒目! あの目はどんな動きも見切っちゃうんだよ。近寄らないほうがいいよー? もし近寄ったら……」
ボッコボコだよ? とまぁハッタリもここまで来たり、ぶち上げまして。
何だか妙なところで素直なマタ工生たちは、ざわざわ、どよどよ。ええっマジで? ウソだろ? でも……といった疑心暗鬼へ落とし込まれて、ひとまずの足止めには成功したようです。
「ふぅん。ちょっと、マズイことになってるみたいだね」
そしてここに、もうおひとり。マタ校生たちにとっては、触れてはいけない武闘派な寝子校生が、成り行きを見守っていたりするのでした。
刃物を扱わせたら天下一品、
サキリ・デイジーカッター
!
「マンボウくんか。あの虚弱体質とビビリで、観光大使としてやっていこうなんて……なかなか、チャレンジャーだよね。気に入ったよ」
決して衆目には晒さないように、こっそり、ちゃきりっと獲物をスタンバイしつつ。マンボウくんの道行きに汚点を残さないよう、彼はここに、正義の介入を決意したのでありました……!
「さあて。彼らに恨みは無いけど……マンボウくんのために、ピエロになってもらうとしようかな?」
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月03日
参加申し込みの期限
2016年01月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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