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Act_1-2 月曜日【放課後】 天候:晴れ
昼休みでの説明を終え、晴れ渡る空の下、ついにロボット製作が開始される。
設計図に従い、それぞれの担当の元に、放課後に参加出来るメンバーがそれぞれの作業を行っていた。
【フレーム製作チーム】
本体の骨組みとなるフレーム製作の担当には、雷子をリーダーとし、優と月詠が製作に加わる事で編成される。
「宮野さん、これってどうかなー?」
設計図を手に、運び入れられた材料を組み合わせる形で部品を作り上げた優が、新しく入れられたパソコンの前に座る雷子へと問いかける。
「ちょっと待って……うん、こんな感じで作ってもらえれば大丈夫よ」
2D・3Dにそれぞれ対応したCADがインストールされたパソコンを操作し、優が作った部品を見比べ、その評価を下す。
「オッケー。それじゃ、設計図通りに個数作ってくねー」
器用に手を動かし、優は普段から胸に下げているゴーグルを着け、部品を作り出していく。
こうして、優が器用に作業が出来るのは、優自身のろっこんによる代物である。
【対象の仕組みを理解出来る】
ゴーグルを着け、対象に触る事で発動するこのろっこんの効果は、こうした作業一つをとっても有効に働いていたのだ。
「ぐ……なかなか難しいな、これ」
優と同様に、こちらへと担当として組み込まれた士も、部品を作っていく。
だが、優のように上手くかみ合わせる事が出来ず、悪戦苦闘の末に一つの部品を完成させる事が出来ていた。
「どう? 士くん、出来たかなー?」
「あぁ、一つ出来たが、これでどうだ?」
出来上がった部品を士は初島へと渡す。
――ゴーグル越しに受け取った部品を見る限り、仕掛けとしては上手く作動しない。その判定を優が下す。
「もうちょっとずらしたほうがいいかもねー。とりあえず一つ作ってみるから、士くんは俺のを見ててもらっていい?」
「わかった。頼む」
優に促されるように、士はそのまま視線を優の手に向け、作り出される部品を確認を行う。
【外装製作チーム】
外装、人間で言えば皮膚に当たる部分を作る担当である。
製作を主導するリーダーは、製作図作成時に立候補する形で龍八が担当する事となっていた。
「よるな、触るな、近寄るんじゃねぇ!」
一際大きく、部室内で声を上げるのは、肌の露出が予想以上に多いビキニを装着した黒子である。
「め・が・み! め・が・み~~~!」
「おぉぉ~! 流石は吉祥寺先輩、しびれるぜ!」
当然ながら、外装担当として配置された下心と竜司のPECメンバーがこれにテンションを上げないわけがない。
「うるせぇ、変態共! つか、何時までやってりゃいいんだよ、草薙!」
思春期的な暴走をしない。
その条件で、黒子は外装の【モデル】として渋々ながら承諾を行っていた。
「もう少しだ。山田、どうだ?」
「……問題ありやせん。吉祥寺の姐さんのスリーサイズ、しかと把握させていただきやした」
龍八が声を掛けるのは、自身の隣に立つ、巨漢の男。
グラサンにアフロ、そして歳相応とは言えない渋い顔を持った
山田 与太郎
であった。
与太郎が行っていたのは、目視による黒子の体系の確認である。それも、寸分違わぬ、ろっこんを使用しないヒトのままでの変態じみた能力を持って。
「よし、後はそれを旅鴉と一緒にモデルデータとして描いておいてくれ」
「わかりやした。お任せください、草薙参謀」
素敵なハードボイルド感を残しつつ、与太郎はそのまま黒子のデッサンを行っている月詠の元へ向かう。
本来であれば、3Dスキャナを使えればと考えていたのだが、今日は雷子が使用するという事が決められており、龍八はその代わりに月詠を借りていたのだ。
外装のモデルデータを作る事は龍八にとっても急務であり、その為にあの恥ずかしい格好を黒子にさせた上で、それをモデルデータにしようと考えていた。
「さて、後はこちらか……」
体のモデルデータは黒子で問題ない。
だがもう一人、顔のモデルデータには、龍八は別な人物を選択していた。
手に持ったデジカメを弄りつつ、その人物が映った写真の中から、モデルデータとなる表情を選ぶべく画像を動かしていた。
【プログラムチーム】
フレームと外装、この二つがロボットの体を作るのであれば、プログラムはロボットの【脳】を作る部分に当たる。
当然、それだけ細かい作業も必要になるが、こちらでは八神とエレノアがコンビを組む形で作業を行っていた。
「八神くん、忙しそうだねー」
ひょいひょいと、足取り軽く、そんな二人に
三ヶ島 葵
が近づく。
「それなりにはな。それにしても三ヶ島、そのノートはなんだ?」
先ほどから、葵は愛用デジカメ片手に周囲を回りながら、記事用の写真を取り続けている。
が、それとは別に、一冊のノートが手に持たれていたのだ。
「これ? ちょっと御剣くんに頼まれちゃってねー」
ひらひらとノートのタイトルを修に見せるように、葵が持ち替える。
――ロボット製作日誌。
記入されたタイトルには、この名前が書かれていた。
「剣道部で来れない時は代わりに私がつけるって形で、昼の取材や写真は御剣くんに頼んだってわけさー」
「なるほど、考えたな三ヶ島」
不敵な笑みと共に、修は葵の行動に対して賞賛を送る。
作業終了時には修も新聞作りを手伝うつもりであるが、本来の作業であるプログラムの構築がある以上、取材を行うのは難しい。
だが、葵の言う通り昼の取材を刀に頼めれば、その分新聞の内容は充実するのだ。
褒めるべくして褒める、当然の評価であった。
「そういえば、先ほどの昼休みにそのような事をおっしゃってましたね」
エレノアが自前のノートPCから視線を外し、葵へと視線を向ける。
「作ってみると楽しいよー。エレノアくんも一緒に作ってみる?」
「……いいえ、今は遠慮しておきます。こちらで手一杯ですので」
葵の誘いに少しだけエレノアも思案するが、その誘いを断る。
「そっかー。ま、ウチは何時でも歓迎しているから、今度見学にでも来てねー」
残念、といった顔を葵はエレノアに向けるが、断られたからと言ってやるべき事は変わらない。
そのまま二人から離れ、葵は新聞作りの為の取材を続けていく。
【本体武装製作チーム】
設計図に描かれた物は、何もロボット本体のみではない。
ロボットとして必要な部品、それこそ、必殺技として使用すべき【武装】である。
「えぇっと……」
カチャカチャと設計図に従い、月詠が提案した武装である【固定式高水圧銃】【有線式ロケットパンチ】の二つを作るべく、米太郎は悪戦苦闘を繰り広げていた。
「ここを……こうで……あぁ、わかんないよ!」
爆発こそしないが、部品は微妙に形を変形させ、米太郎が弄っていた部品は幾つかが使い物にならなくなっていた。
本来の担当リーダーである月詠と部活の為に朝陽が席を外している為、米太郎なりに頑張ろうとはしていたが、完成率だけを見ればまだほとんど手付かずといっていいほどの作業ペースである。
「レッド君、頑張ってるー?」
「うぉぁ、桃原くん!?」
そんな米太郎の前に、空音が現れる。
想定以上の驚きを米太郎が見せるのは、単純に空音が苦手である、と言った理由であったのだ。
「ひっどいなー。手伝いに来たのに、そんなに驚かなくてもいいと思うけどぉ?」
そうは言いながら、空音は両手をワキワキさせながら米太郎へと迫る。
――空音の困った趣味、男子のお尻を触る、という行為を行う為に。
「いやぁぁ、こっちこないでぇぇぇ!」
部品を放り投げる形で、米太郎が空音から逃げるべく、部室を後にする。
本来ならば、幼馴染である朝陽がこの役になるのだが、今はサッカー部に参加している為、この場には居ない。
結果、自然と標的は米太郎になっていたのだ。
「うへへ、逃がさないよー!」
変態チックにそれを追う形で、空音が部室を出て行く。
結局、放課後の作業では武装製作は余り捗ることなく終わりを迎えていた。
【子猫型ロボ製作チーム】
本体とは別に猫ロボットを作りたい。
そう言った夏朝が一生懸命作った設計図を手に、美野梨は作るべき部品の品定めを行っていた。
「後木さん、そっちはどう?」
「ん~、こっちは特にないのだー」
ごそごそと部品が入った箱に顔を突っ込む形で捜す真央に、美野梨が声を掛ける。
真央がこちらを手伝うまでは、少しだけ手間が掛かっていた。
本体がどうも美少女ロボットである、と聞いた直前、真央は猛烈なほどのガッカリ感を前面に出していたのだ。
だが、他にもロボットを作る。そして、それが猫型ロボットであると聞いた直前、その態度は急速に回復していた。
「猫さんなのだ! 真央ちゃんが乗る操縦席もつけるのだー!」
そんな形で声を上げたのだが、美野梨から渡された設計図に描かれた物は小さな子猫型のロボットである。
想定していたロボットとは大分違うが、それでも猫型ロボットが作れるならばと、真央は夏朝が作ろうとしていたロボットを手伝うべく、美野梨に従い、こちらへの参加を決定していた。
「む~……【にゃにゃにゃがおー!】」
両手を猫のように丸め、真央はこんな声を上げる。
――直後、真央の目の前には【がおー】なる、ろっこんにより召喚された三毛猫が姿を現していた。
「がおーも一緒に探すのだー!」
一つ、間延びするような鳴き声を上げながら、真央ががおーにお願いする形で部品の捜索を手伝わせる。
「……後木さん、それって」
「がおーなのだ! 真央ちゃんの友達なのだ!」
真央に名前を呼ばれ、ふてぶてしい顔をしたがおーが、美野梨に対しても挨拶を行うように鳴く。
「がおーちゃん……うん、いいわ。その子を子猫型のロボットのモデルにしてみない?」
「がおーをなのか? もちろんいいのだ!」
子猫型ロボットには、まだモデルとなる猫は設定していない。
飼い猫もこの場には居ない以上、夏朝と美野梨にとってもモデルとなる猫をどれにするか、思案中であったのだ。
その点、がおーであれば、真央の言う事を聞くのだろう。モデルとしては間違いなく、うってつけであった。
「なら、ロボットは【ミニがおー】なのだ!」
設計図に描かれた子猫の姿は、がおーよりも小さい。
だからこそ、あえて真央は【ミニ】を付け加える。
「ふふ、そうね」
軽く笑顔を見せ、美野梨は真央へとその名前で決定する事を伝えていた。
【月曜日作業終了】
閉門時間が迫った時刻、作業を行っていたメンバー達を帰し、言嗣と宇多野が部室の鍵を閉め、校門へと向かう。
「随分と騒がしかったけど、作業は無事に進んでいるみたいね」
幾つかの不安要素もあるが、それでも宇多野が想定していた以上に各メンバーは作業を行っていた。
だからこそ、宇多野はこの言葉を言嗣へと口にしていたのだ。
「宇多野君は、余り作業に加わっていたようには見えなかったのだがね」
「私はいいのよ。工学部の名前で変な物を作られたら困るし、チェックだけはしておかないと」
言嗣が全体の作業をチェックしていた事と比べ、宇多野は主に本体周り――龍八達の様子を見ていたのだ。
下心以下、PECのメンバーが参加している以上、どのような物が作られるかわかったものではない。その為のチェックとして。
「はっは、なるほど。まぁ、頑張ってくれたまえ」
それだけを言い残し、言嗣は用がある、とだけ言い残し宇多野と別れる形で校門とは別の方向へと向かい歩き出す。
「……まったく、相変わらずね」
一つ、いつも通りの不遜な態度の言嗣へと愚痴を漏らすように、宇多野はそのまま閉門前の校門を抜けていた。
【月曜日結果報告】
・二足歩行ロボ
完成率
部品製作 :15%
組み立て :0%
回路チェック:100%
アクシデント率:2%
名称 :レンジャーロボ(仮)
外見・形 :女性型-モデルデータ・黒子&???取得完了
操作方法 :手動型
身長 :組み立てが行われて居ない為、判断不可
体重 :組み立てが行われて居ない為、判断不可
動力 :電源への有線接続
稼動可能時間 :ケーブル接続時限定で無尽蔵に行動可能
速度 :歩行テストが行われていない為、判断不可
基本武装 :有線式ロケットパンチ【2%】
特殊武装 :固定式高水圧銃【1%】
・ミニがおー(特殊部品枠)
完成率:5%
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月10日
参加申し込みの期限
2013年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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