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変態の軍隊 Revolution ~葉っぱ1枚でも寒くない~
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更に事態は悪化する。
RYU★ZINに続き、モテモテスターを降臨させたのは鎌八だった。
「来たか、オレの情熱的なKAZU★DANCEが功を奏したようだ」
股間に輝く七色の葉っぱは、鎌八をちょいとばかり有名なあのダビデ像のような筋肉質へと変貌させていた。
「わーすごーい」
だが、見学に来ていた響は既に飽きていた。
「溺れている人みたいな踊りでモテモテスターってくるんだ、ふーん」
「にゃんこたんオレの背中に乗りな。カウボーイまもるのロディオでござーい!」
「え、でも馬はどこ?」
「馬は……オレだ!」
ガシィッと四つん這いになる鎌八。
肢体は隆々と盛り上がり、ついでに色々と馬並みになっていく。
モテモテスターは、装着者の理想に近づけようとオートで機能するのでなんかすごいです。
「どっからカウボーイになったんだろ? まあいいか」
響はこのカオスの状況に麻痺しきっていた。
下着姿の少女が裸体の男の背に乗るシチュエーションなど、この際、些細なことのように思えてしまった。
「さぁ、振り落とされるなよ? ハイヨー、オレ!」
鎌八はいななくと、力強く四肢を動かして砂浜を蹴った。
「すごいすごい! カウボーイじゃなくて完全に馬ボーイだけどムッシュ君が楽しそうだからいっか! それに……」
響は胸の奥の熱い感情の芽生えを感じていた。
「この躍動する筋肉を見てたら、なんか、体の奥が熱くなってきちゃって……」
もしや、と響は確信した。
「これは……変だ! 誤字じゃなくて、変だ!」
モテモテスターの魔力が早くも響の精神に影響を及ぼし始めていた。
「ムッシュ君が変態を通り越して人間の尊厳を投げ捨てているのに……。なんでかっこよく見えるの!?」
「HAHAHAHA! 100ポニテパワー、キター! いや、モテモテスターとオレのポニテ愛で1億+1億=2億ポニテパワーだ! 葉っぱ1枚でいつもの2倍の興奮が加わり、2億×2の4億パワー!! そして、いつもの3倍の回転(どこを回転させるとは言わない)を加えれば、4億×3の! 世界中の誰よりも上回る12億のポニテ愛だー! 寝子島中のポニテはオレのものだー」
全身を眩く輝かせながら、葉っぱ1枚の四つん這いの変態と化した鎌八は、今、人生で最高に輝いてた。
「このまま市街地に繰り出して、美少女のポニテをゲットだぜ!」
「ムッシュ君、素敵!」
最高にハイな気分の鎌八と、そんな彼にすっかりメロメロの響。
2人がこのまま市街地に繰り出そうとしたまさにその時だった。
「イヤーッ!!」
突如、赤黒い影が鎌八の頭を踏み出しにして二段ジャンプを敢行!
一切の無駄のないアンブッシュだ! イタイ!
踏まれた鎌八は前につんのめって勢い余って横転してしまう。
響はどっか吹っ飛んでいった。
赤黒い死神(使い込まれた投網が体に巻きついているだけ)は電柱の上に飛び移ると、鎌八を見下ろしながら両手を合わした。
「ドーモ、ウナマミ=サン。ヘンタイスレイヤーです」
丁寧なアイサツ。
変質者ソウルを宿した
サキリ・デイジーカッター
のカラテの実力がはっきり分かる様式美である。
「ドーモ、ヘンタイスレイヤー=サン。ウマナミです」
すかさず鎌八はヘンタイネームを名乗ってオジギをした。
アイサツをされたらアイサツを返さなくてはならない。
古事記にも書いてある。
「オレのポニテ道を邪魔するな! ヘンタイスレイヤー=サン!」
「はい、その言動アウトー。今から貴様をスレイする。慈悲はない」
ヘンタイスレイヤーはナイフを片手に構えた。
焦ったウナマミは弁解する。
「待ってくれ! オレはただポニテを愛しているだけでいつもはこんな奇行なんてしないんだ!」
「はい口答えアウトー! 情状酌量の余地なし!」
よく分からない理由でヘンタイスレイヤーのスレイポイントが溜まっていく。
困惑するウマナミは無言のまま目を逸らすしかなかった。
その仕草にヘンタイスレイヤーはすかさず反応する。
「はい、今、目を逸らしたので万死に値しまーす」
「ナンデ!?」
砂に埋もれていた響が復活するほどツッコミに満ちた判断基準であった。
「にゃんこたん来ちゃダメだ! ここは……俺が君を守る!」
「更にリア充だと!? ヘンタイ死すべし、慈悲はない! イヤーッ!」
ヘンタイスレイヤーはムーンサルトサッポめいた跳躍からウマナミに向けて急降下!
「ケンタウロス! って結局、嫉妬かよ!!」
だがウマナミも独自のヘンタイシャウト後ろ回し蹴りで相殺!
「ヌゥゥ! この一撃を凌いだこと、後悔させてやる!」
「ポニテ道には人生の大切なことが詰まってるんだ。邪魔させないぜ!」
2人のにらみ合いに響が横からツッコミを入れた。
「君たち2人とも同じぐらい変態だよ!?」
「「それは違う!!」」
それに2人は同時に否定した。
「にゃんこたん、俺は変態じゃなくてポニテスキーだ。変態なんていう無節操なやからと一緒にしないでくれ」
ウマナミが反論すれば、ヘンタイスレイヤーも頷いた。
「左様。私は変態ではなく変質者だ。変態なんていう程度の低い存在ではなく、もっと高次元の存在なのだ」
ヘンタイスレイヤーとウマナミは握手を交わして和解した。
あの数秒前のサツバツアトモスフィアはなんだったのか。
「だが変態は滅する! イヤーッ!」
そしてこの初志貫徹である。
神速の動きでヘンタイスレイヤーは馬並みに爆竹を巻き付け、すぐさま着火!
「グワーッ!」
けたたましく響く発破音と飛び散る火花のダメージに耐え切れなくなったウマナミ。
膝からがくりと崩れ落ちた。
「ハイクを詠め。カイシャクしてやる」
ヘンタイスレイヤーはウナマミの尻に特大打ち上げ花火筒をねじ込みながら威圧した。
ウマナミは諦観の念を抱きながらハイクを詠んだ。
「ポニーテール 来世できっと モフれるよ」
「サツバツ!」
ヘンタイスレイヤーは花火に点火すると、ウマナミは垂直に急速発進!
上空20mほど上昇したところで炸裂、真夜中の海岸線に炎の大輪を咲かせた。
「サヨナラ、ポニーテール!」
ウナマミのソウルも爆発炎上した。
こうして、鎌八は星座になった。
「ムッシュ君が死んだ! このひとでなし!」
響は星になった鎌八を見て、思わず号泣した。
「ヌゥ、衣服を切り裂こうにも、最初から身に付けていなければ無意味ではないか!」
自慢のナイフさばきも、相手が全裸なら切り裂きようがなかった。
「かと言って、本当に刃傷沙汰にするわけにはいかない。ヌゥ……」
ついさっき、変態を花火で爆殺した人物の言い分とは思えない内容だった。
「お困りのようですね?」
そこへ実況の舞華がやってきた。
「あたしのろっこんは強制的に着替えをさせることができます。今日は着替え用の衣装をたくさん持ってきました。コスプレ衣装制作の際にでた失敗作なので、切り刻まれてもノープロブレム。どうですか?」
「カンシャ!」
ヘンタイスレイヤーはオジギヲした。
「では、あのいかにもヤバそうな人を止めてくださいね。援護しますので」
「ヨロコンデー!」
舞華が指差す人物へ、早速、ヘンタイスレイヤーは交戦を開始。
「ねぇ、マイカ=サン? あれでいいのカナ?」
解説の志波が恐る恐る尋ねた。
すると舞華の口角が怪しく釣り上がる。
「……計画通り! 潰しあってくれれば早期解決できますね」
「うーわー」
志波は聞かなかったことにした。
「あ、そこのポニテちゃん。もしよかったら服をどうぞ。イリュージョン!」
舞華がろっこん発動キーワードを唱えると、手元にあった衣装が響の体にテレポート着衣を果たした。
「わぁ、あったかい! 猫のきぐるみだね!」
「では、こちらへ。一緒に実況していきましょう。解説の志波さん、このあとの展開、どう予測しますか?」
「わかるかーソンナコト!?」
舞華の無茶ぶりに志波は頭を抱えて夜空へ叫んだのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月15日
参加申し込みの期限
2015年12月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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