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Snow Snow Sweet!
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雪洞を作っていた彼らが何をしていたかといえば、出来上がった雪洞で鍋をつつく、だった。
「美味しいのだーー! 美咲紀ちゃんのお鍋は絶品なのだ~!」
「ほんとだねー、身体も温まるし言うことなしって感じだよね! にゃーくんもささみならおっけー!」
「ありがとう、いっぱい食べてくださいねー!」
「うん、この鍋はなかなか……ブラックは太っちゃうからちょっとだけな。ささみだけだぞ」
八神 修
の言葉に、一瞬だけ
後木 真央
と
椿 美咲紀
、
桜庭 円
の動きが止まったけれど、修は気が付かない。
「美味しいからと沢山食べるとデブデブになるからな、気を付けるんだぞブラック」
猫に話し掛けている、それは分かるけれども女子としては居た堪れない。しかも今からスイーツも取りに行くというのにだ。
「は、白菜は今とっても旬ですし、お豆腐はダイエットにもいいのです!」
「そ、そうなのだ! 鶏肉もたんぱく質たっぷりで身体にいいのだ~」
「キノコ類もヘルシーで美味しいよー」
今からケーキ食べるけど。そんな語尾を脳裏に浮かべながら、三人は立ち上がる。
「温まったしケーキに突撃なのだ、修ちゃんも行こうなのだ♪」
頷いて修も立ち上がり、炬燵の上座に座って目を閉じているテオに声を掛けた。
「ケーキを取ってくるが、テオも食べるか?」
『いらん、お前らで食べろ』
それだけ言って素っ気無くテオは黙る。
「じゃあ、テオはお留守番お願いなのだ! お腹が空いたらささみを食べるといいのだ~」
「では、いざ行かん魅惑の巨大ケーキへ!」
「にゃーくん、テオとお留守番してるんだよー」
円はテオのそばで暖を取りながらささみを食べるにゃーくんに手を振って、真央と美咲紀と一緒に雪洞を出る。修はブラックを撫で炬燵で待っていろと言いながら、何故かソリとスコップを持って出た。
雪かきされた道を歩き、巨大ケーキにご対面すると、歓声が上がる。
「本当に大きいケーキなのです!」
「美味しそうなのだ~~っ! 早く食べたいのだ、食べるのだ~!」
「にゃーくんが食べれるケーキもあればいいんだけどなー」
どうぞ使ってくださいと言わんばかりに置かれた皿とフォークを手に取って、美咲紀と真央、円はケーキへ手を伸ばす。
「ああっ! チョコケーキとフルーツ山盛りタルトが私を呼んでいますー!」
「真央ちゃんは生クリームのケーキを食べるのだ!」
「ぼくはチーズケーキ食べたい! 生クリームもたっぷりのせちゃおーっと!」
皿に盛られたケーキを見つめ、美咲紀がうっとりと目を輝かせる。
「食べて食べて、と我を呼ぶ! いざ、いただきます!」
キラッ☆ と、どこかのアイドルも真っ青なほどのポーズを付けてから美咲紀はチョコケーキを、フルーツ山盛りタルトを口へと運んで……蕩けていた。
真央は苺の生クリームケーキを制覇し、次々と色々な種類のケーキを食べにかかっている。その途中でおしるこサンドを発見して雄叫びを上げていた。
円はレアチーズケーキ、ベイクドチーズケーキ、スフレチーズケーキと色々な種類のチーズケーキを堪能している。
そして修はと言うと、巨大ケーキにトンネルを掘ろうとしている恩と結梨亜を見つけて任せろとばかりにスコップでケーキの中部分をごっそりとスコップで確保し……ソリに積んでいる。
その発想はなかった、とばかりに見つめる二人に爽やかに笑うと女子三人の元へ戻った。
「シューくん、それは」
「修ちゃん、中々にダイタンなのだ~」
「3ホール分くらいあるねー?」
「効率的だろう? これを雪洞に運んで、炬燵に入って食べるんだ」
衛生的な面でも心配はご無用、既にアルコール消毒済みだと修は上機嫌でソリを引っ張って雪洞へと向かう。その後姿はサンタに見えなくもない、とぼんやり美咲紀は思った。ソリに載ってるのはケーキだけれど。
その後ろを、皿にケーキをこれでもかと盛った真央と美咲紀と円が続いた。雪洞に戻れば、ブラックとにゃーくんがにゃあんと出迎えてくれる。
コンロの火と炬燵で暖かい雪洞の中、修は持ってきたケーキを皿に載せて一口食べる。優しい甘さが口の中に広がって、修は目を細めた。
「こういう異変なら、いつでも歓迎だな」
そう言うと、ポケットから単語帳を取り出して更に寛ぎだす。
「テスト勉強には糖分が必要ですからね、ケーキを食べるのも勉学の為です。学生のうちは仕方ないのです、だから食べましょう!!」
「おぉ、美咲紀ちゃん凄い食べっぷりなのだこれは負けていられないのだ!」
「炬燵でケーキっていうのも、乙なものだねー。真央ちゃん、ほっぺにクリームついてるよー」
謎の理屈を展開して美咲紀はもぐもぐとケーキを頬張り、円は幸せそうにケーキを食べながら、今度にゃーくんとテオの為に猫用のケーキを作ってみようかなと考える。真央はおかわりをする為に、また巨大ケーキへと向かっていった。その先で見たことのある顔を見つけ、はて誰だったかと考えて思い出す。
「あの人は夏朝ちゃんのママだった気がするのだ…夏朝ちゃんママ、一緒にぬくぬくどうですかなのだ~」
そうして真央がケーキのおかわりを持って戻る頃には芋蔓式に雪洞を訪ねる人も増えてきていたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月24日
参加申し込みの期限
2015年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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