this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
サンタクロースの贈り物 ~クリスマススペシャルラーメン~
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
9
つぎへ >>
「……あれか?」
修は、チャルメラを聞きながら辿りついた屋台に、訝しげに眉をひそめた。
「わぁ、クリスマス仕様ね。可愛い!」
「おい、なんだその反応の速さは」
美咲紀が走り出したので、慌てて修も後を追う。
サンタクロース姿のマスターが、駆け寄る二人をみてふわりと微笑んだ。
真っ白な髪と、ふわふわの長い髭も決まっている。
背中に真っ白な袋を背負わせたら、そのままサンタクロースとして煙突の上にいそうだ。
屋台を引くのがトナカイで、ご丁寧に鼻が赤く目立っている。
サンタクロースなマスターに促されて、二人は簡易イスに腰掛けた。
「珍しい屋台だな」
時期的にクリスマスデザインなのはありなのだが、なぜだろう、妙な気分になる。
「醤油ラーメンはあるかな」
メニュー表らしき物が見当たらなくて、美咲紀が尋ねる。
美咲紀は、味噌ラーメンも好きなのだが、醤油ラーメンがいまは食べたかったりするのだ。
穏やかにマスターは頷き、修を見つめる。
「俺も美咲紀と同じのを。あぁ、量は半分、ネギ大目、背脂は無しで頼むよ」
修の言葉にも、マスターは優しく頷き、もくもくと作業をしだす。
「ダイエットでもしているの?」
「いや、夜だからね。アッサリ目にしたくてさ」
「なるほどね。あ、マスター、屋台の写真を撮らせて頂けませんか? 学校新聞に載せたいんです」
スマホを見せる美咲紀に、マスターはうんうんと頷く。
「ありがとうございます。クリスマス仕様の屋台って、珍しいですよね」
嬉しそうに、美咲紀は屋台を撮りまくる。
少しすると、マスターがあつあつのラーメンを二人の前に差し出す。
「うん、美味しそうなのです!」
美咲紀が即座に写真を撮る。
葱たっぷりの修の分も写してから、割り箸をパチン☆
おいしーと言いながら、もりもりと食べていく。
(ラーメンは、本当に久しぶりだな。作ってくれといえばシェフ達が作ってくれるのだろうけど、流石に言い辛いからな)
修はそんな事を思う。
修の家のお抱えシェフ達は、当然、一流レストランのシェフに優るとも劣らない腕の持ち主達だ。
だがそれゆえにフランス料理のフルコースすら作れる彼らに、素朴なラーメンを頼むのが、なんとなく、言いづらかったりするのだ。
妥協点とするなら、中華料理フルコース、満漢全席だろうか。
当然の事ながら、食べきれる量ではない。
修は、目の前のラーメンに一口、口をつける。
美咲紀と好みが似ているのだろう。
醤油ラーメンが身体を芯から温めてくれている気がする。
ふと、修は先ほどは気づかなかったメニューに気づく。
「特製クリスマスラーメン……って何だ?」
「さっきは気づかなかったの。食べてみたいわ」
スープを飲み干した美咲紀は、まだお腹に入りそうな雰囲気だ。
修も夜だからと少なめにしていたし、特製クリスマスラーメンもいけるかもしれない。
「美咲紀と一杯ずつで作って貰えるかい?」
修が頼むと、マスターがにこやかに作り出す。
「どんなのがくるんだろう」
「新聞記事のネタが増えるな」
二人で待つこと数分。
出来上がった特製クリスマスラーメンは……なんと、ケーキ!
「「ええっ?」」
修と美咲紀、同時に声を上げた。
ラーメンを模したケーキなのだ。
モンブラン風の麺に、海苔を模したチョコレート、葱とナルトを模したゼリー菓子。
砂糖菓子で作られたサンタクロースとトナカイが、ちょこんと鎮座ましましている。
「可愛い!」
美咲紀は食べるよりも、撮るほうにもう夢中だ。
(タイガ達にも食べさせてやりたいな)
程よい甘さのそれに、修はそんな事を思う。
もっとも、猫はラーメンに入っている葱が身体に毒だし、特製クリスマスラーメンもチョコレートと甘味が毒になるから無理なのだが。
「家族の分も、お土産に持っていくといいんじゃよ」
マスターが、美咲紀と修にもう一個ずつ、クリスマス特製ラーメンを差し出す。
修のほうは、チョコレートの代わりに煮干が飾られている。
はっとして、マスターを見つめる修。
マスターは、柔らかい微笑むを返すばかり。
「ありがとうございます」
修と美咲紀はマスターにお礼を言って、屋台をあとにした。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
サンタクロースの贈り物 ~クリスマススペシャルラーメン~
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月23日
参加申し込みの期限
2015年12月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!