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熊の霍乱?! 風邪にご用心!
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「何か紐はないか?」
「洗濯ひもが家庭科準備室にあったかな。つかうか?」
高峰 一馬
の言葉に修が頷くと、彼はすぐさま持ってきてくれた。2人で保健室と2つの簡易保険室にそれを張る。そこへ固く絞った濡れタオルを掛け、洗濯バサミでとめていく。乾燥防止である。
それが終わると、状況を確認した。あまりにも酷い症状の人がいれば車を手配し病院まで連れて行かせる。その後は
毒島 林檎
や
椿 美咲紀
に手伝ってもらいながらカーテンへと霧吹きで水をかけ乾燥を防ごうとする。
一馬は一馬で学校中を回り、動けなくなっている人はいないかチェックしていた。そして、見つけ次第毛布を手渡す。
「ちょっとでも動くのしんどかったら、その場で座っとけ! ふらついて転けて頭打ったら洒落にならんからな。今、休める場所を準備するからっ」
そう言って回り、保健室と簡易保健室の空き状況を確認。礼美が眠っているので保健委員の牡丹に指示を仰ぐ。
「そうですねぇ……。八神くんが5人ほど病院へ連れて行ったので保健室のベッドが3つ、隣の臨時保健室も2つほどベッドの空きがあります。校内で動けなくなっている人は何人いますか?」
「6人だ。1人分足りねぇか……」
一馬が表情を曇らせたが、すぐさま雅人がもう1つの臨時保健室へと回る。と、スペースを見つけたのか簡易ベッドを準備した。
「こっちにベッドが1つ出せるよ。俺も手伝うっ!」
「助かる!」
雅人と一馬は2人で協力しながら校内で動けなくなっている人を、担架を使って保健室へと連れて行った。その途中、雅人はこんな事を聞く。
「ねぇ、一馬先輩は大丈夫?」
「おーよ、俺ぁ見た通りの筋肉バカだからなぁ?」
風邪なんか引かねぇんだ、と笑う一馬を雅人は心配そうに見つめる。本当は辛いのではないか、と気になっていたのだ。そんな彼の頭をくしゃっ、と優しく撫でて一馬は爽やかな笑みを浮かべた。
「心配してくれて、ありがとよ。でも、平気だ」
「……無理、しないでね」
漸く雅人も朗らかな笑みを浮かべるも、一馬は本当のところ、関節の痛みがちょっと強くなっていた。それでも、辛い表情を見せる事は無かった。
(これっくらいでくたばっちゃいられねえさ。……人を安心させんだ、俺が余裕を見せてやんなくてどうすんだって)
内心で呟くと、彼は気合を入れるべく頬を叩いた。
また、保健室と臨時保健室では牡丹がハニージンジャーティーを振舞っていた。作り方は非常に簡単で、紅茶に生姜をちょっとすりおろし、はちみつ、レンジで温めたミルクを入れれば完成だ。作る際、材料を紫が提供してくれたので保健室に来ている人の分を直ぐに作ることが出来た。
「生姜は殺菌効果優れていますし、紅茶に入れる事で飲みやすくなります。お味はいかがですか?」
牡丹がそれとなく問うと、反応は上々だった。彼女が特に甲斐甲斐しく看病している礼美からも「とてもおいしいわ」と笑顔で言われとても嬉しい。
「吉田先生、娘さんの事が心配なのはわかりますけど、なら尚更今は安静にしてくださいね。風邪を娘さんにうつしたくはないでしょう?」
牡丹はそう言いながら熊吉の様子を見る。彼は身を起こし、ゆっくりとハニージンジャーティーを口にしていた。そうしながら、苦笑して頷く。
「娘さんの事を想うなら今は風邪を治す事を優先しましょう。そろそろ、お迎え組も帰ってくると思いますから」
「そうだな。……色々とすまない」
熊吉はそう言ってゆっくりと頭を下げる。それを止めて牡丹はにっこり微笑んだ。
入れ違いに来たのは林檎だった。彼女は熊吉の額や顔に浮かんだ汗をふき取ると、熱がまだ上がるかもしれない、と思いながらビタミンCのサプリメントを用意した。
(この状態では、まだろっこんをつかっても効果が薄いかもしれない)
そう判断し、水とサプリメントを手渡す。
「先生、これも。ビタミンCが摂取できるぞ」
『ちょっと甘めだし、飲みやすいと思うよ』
林檎の差し出したサプリメントを熊吉は「ありがとう」と受け取り、すぐに飲む。ふぅ、と一息ついた所で、僅かに顔をしかめた。どうやら関節がかなり痛むらしい。
「大丈夫か?!」『先生、辛そうだよぉ……』
「あぁ……。毒島、そんな顔をするな」
熊吉はどうにか気丈に振舞おうとするも、熱と関節痛が辛いようだ。林檎はすぐに額のタオルを交換し、保冷剤も交換するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月14日
参加申し込みの期限
2015年12月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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