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熊の霍乱?! 風邪にご用心!
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序:風邪はひきはじめが肝心とかいいますが……。
部活を終え、帰ろうとしていた
桜庭 円
は、軽い倦怠感を身体に覚えていた。最初は練習の疲れかと思っていたのだが、イマイチおかしい。そして、傍らの愛猫、にゃーくんもまた、調子が悪そうだ、と心配そうに見ていた。
(今日は、早く帰ったほうがいいのかな……)
そう思っていた矢先、彼女は……否、彼女を含む『もれいび』達はテオの声を聴いたのだった。
「……テオもか……。これは助けないと、ね?」
「にゃー」
円の言葉に、にゃーくんも愛らしい声を上げる。彼女は「もー、しょーがないなぁ」なんて言いながら歩き始めた。
『ひと』である為その声が聞こえていない
高峰 一馬
はその頃、
吉田 熊吉
を運ぼうと奮闘していた。
相原 まゆ
も頑張っているのだが、顔色が優れない。
(先生達、すっごくしんどそうだな)
自分も頭痛と関節痛を自覚しつつ、重い熊吉の体を支えてどうにか一歩ずつ保健室へと向かう一馬。その姿を見、手伝ったの者がいた。普段よりちょっと厚着をした
尾鎌 蛇那伊
である。彼は症状を感じ取って直ぐ着る服を増やし、栄養ドリンクを一本飲んでいた。
「助かるぜ。相原先生も辛そうだったから……」
「こういう時はお互い様でしょ?」
と微笑む蛇那伊。
「2人ともありがとう。ちょっとだけキツくなったかな~って、思っていたのよね」
まゆはそう苦笑しながら答え、ふらふらとその場に座り込む。2人が声をかけようとしたとき、そこを通りかかったのは
冴木 竜司
だった。
元々体調管理はきちんとしていた。そう自覚があった。なのに、倦怠感を覚えて不思議に思っていた。その原因をテオの声で知り、思わず「熊先生が原因かよ!?」と口走ってしまった。
そんなこんなで目撃したのは、ぐったりとした熊吉と、支える2人の男子生徒。そして熱っぽさで色気が滲む担任の姿である。彼女はどうにかポケットから栄養ドリンクを取り出すとぐっ、と飲み干して立ち上がろうとしていた。
「あぁ、まゆ先生! 熱っぽくて少しぐったり気味のその御姿も可愛くて、栄養ドリンク飲んで頑張ろうと奮起するその御姿も健気でハートが痺れます! 俺とけっこ」
「今つっこむ気力ないけどノーセンキュー」
「どいひーっ?!」
きっぱりと断れ、廊下に膝を着く竜司。だが次の瞬間にはビタミンCが入ったレモンキャンディーをポケットから取り出していた。
「っと、これをどうぞ。そっちの2人と熊先生にも!」
まゆに手渡し、一馬たちは手が離せないのでポケットにいれて、竜司はさらに事情を聞く。
「吉田先生の家は知っているし、家まで送ってあげたいのよね。ちかちゃんのお迎えもあるし……。まぁ、先にちかちゃんをお迎えに行ったほうがいいかしら?」
「そうっすよね。やっぱり吉田先生も娘さんが心配でしょうし、娘さんも心細いでしょうから安心させるためにも……」
「アタシも同じことを考えていたのよね」
熊吉を運びながら蛇那伊が相槌を打つ。しかし、ここでは何だから、という事で続きは目的地についてから、という事に。
一馬と蛇那伊、竜司は交代しながら熊吉を支えゆっくりと保健室へ向かう。同時に周りを観察していると、多くの人が咳込み、熱っぽいように見えた。
「しっかし、風邪をひいている人が多くねぇか?」
「そうねぇ。……神魂がらみみたいよ?」
蛇那伊が掻い摘んで説明すると、一馬は「あぁ……」と納得する。『ひと』であるものの、幾度か不思議な現象に巻き込まれていたので、神魂などについては少し知っているようだ。
「思った以上に酷いっすね」
「うーん、最近風邪が流行っているとは聞いていたけどここまでとは思わなかったわ」
竜司の言葉にまゆも頷く。一馬とは違い神魂がらみの知識がないまゆは真相を知らない訳だが、ここで説明しても信じてもらえないだろう。
「それでも、アタシ達にできる事をやりましょ?」
「そうだな。っと、保健室に到着だ! 吉田先生、大丈夫か?」
蛇那伊の言葉に頷き、一馬は保健室の看板を見て熊吉に声をかける。どうにか目を覚ました熊吉は自力でも歩き、保健室へと入ったのだった。
この日用事があって学校内に残っていた
仙藤 紫
だったが、この頃から咳が止まらなくなっていた。
(喉にも痛み……風邪の引き始めね。早く帰って休んだほうがよさそうね)
そう思っていた矢先にテオの声を聴き、思わず「マトモな方法では治らないって勘弁して……っ」と呟いてしまう。
だが、ここで彼女にとって幸運(?)であったのは症状が比較的軽いという点であった。微熱があるとはいえ、関節などに痛みもなく気だるさも軽い。
「私のろっこんじゃ、ありていに言って風邪を治すのには役に立たないわ。でも、できる事からやっていきましょ」
と財布の中身を確認。彼女は必要な物を買出しにいこう、と決意した。
そんな彼女が歩いていると、こんな光景を目にする。
「大丈夫か、あおい?」
「うん、ありがと」
八神 修
は少々熱っぽい
七夜 あおい
を保健室へと連れて行っていた。修もまた倦怠感に襲われていたが、好きな女の子がいる手前弱い姿を見せられないらしい。わずかにふらついたあおいを支え、エスコートする姿は実に紳士的に見える。
そんな2人を微笑ましいと思いながら紫は一路保健室へと向かうのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月14日
参加申し込みの期限
2015年12月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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