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白いハコニワ~温泉旅館にようこそ~
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「あっ……」
北条 冬華
は声を上げた。いつの間にか来ていた温泉旅館。夢の中であることが自覚できるということが彼女にとっては珍しく、せっかくだからこの夢を堪能しようかと思っていた矢先のことだった。
旅館の廊下で、見知った顔に出会ったのだ。
「あ、冬華さん」
哀坂 零葉
だ。
零葉もまたこの夢の中に来ていたのであろうことは想像に難くなかった。
「零葉さん、こんばんは。奇遇ですね」
慇懃さを感じさせない程度の親しさを込めて、頭を下げる冬華。
「こんばんは……冬華さんも夢の中に? たまにありますよね、夢だと分かる夢って」
「ああ、そういうものなのですか……? 私はあんまり経験がなくて……奇妙なことですね……ここに来た時、猫の鳴き声を聞いたような気がしましたが……零葉さん、何かご存知ありませんか?」
「いえ……何も分からないのです」
だが、零葉は首を横に振った。
そもそも、これが普通の夢ではいことは零葉にも分かっていたが、これといってどうしたらいいのか分からずに途方に暮れていたのだ。
だが、知り合いである冬華に出会ったことで零葉の緊張も解けてきたようだ。この夢に悪意がないのは感じられる。ならば、少しでも楽しんだ方が得というものだ。
「あの……冬華さん」
「はい?」
「せっかくの温泉もひとりでは寂しいですものし、良かったら一緒に入りませんか?」
零葉の申し出に、冬華もまた微笑んで了承した。
「ええ、もちろん良いですよ。 私でよければ、ご一緒させてもらえますか?」
☆
冬華を誘った零葉は、ふたりで温泉に入っている。
湯に入る前に身体を洗い、大きめのタオルを巻いて湯船に全身を浮かべた。
「はぁー……気持ちいい……」
零葉の美しく長い黒髪が、濡れることも厭わず湯船に広がる。思わず零れた呟きが隣の冬華に拾われた。
「ええ、本当にいいお湯ですね」
こちらはその豊満な身体をタオルで隠すこともなく堂々とした全裸である。零葉と対照的なウェーブのかかった白髪が夜風に揺れた。
美しい星空の下、赤く燃え上がるような紅葉と、ほのかに立ち上る湯気。黒髪と白髪のコントラストは、まるで一枚の絵のように完璧な仕上がりだ。白い肌がほのかに上気し、うっすらと桃色に染まっている。まるで最初からこの温泉に飾られていた彫像のように、ふたりの姿は美しい調和を見せていた。
とはいえ、当の零葉は内心それどころではない。
悪気のない冬華の一言が、零葉の耳に届いてしまったのだ。
「ところで零葉さん……せっかくの温泉なのですから、タオルは外しても良いのではないですか?」
びく。
軽く零葉の身体が硬直した。もちろん零葉だってタオルなんか外して入ったほうが気持ちいいに決まっている。だが、よりによってこの高校生らしからぬけしからん肉体の持ち主である冬華の前でそれができるだろうか。
否。
断じて否。
このタオルを外して冬華の豊満な肉体の前に自らの板っきれを晒すことなど、できるわけがない。誰が言わずとも自分が分かっているのだ、あえてここで勝ち目のない戦いを挑む理由が零葉にはない。
一言で言うと、胸のサイズに自信がないのだ。
わずかな沈黙。羨望の眼差しを向けていた零葉の口から、やがて何かが零れた。
「……夢でも……」
「え?」
「夢でも、冬華さんの胸は大きいですね……」
「は?」
それは、理性を伴わない、ただの本音。
「いいなぁ……」
「あ、あの、零葉さん?」
あまりにも直球な物言いに、冬華は戸惑った。
「夢……そうですよ、夢なんですから……」
零葉の視線が遠慮なく冬華の胸に注がれている。反射的に身の危険のようなものを感じて、両手でその形のいい両胸を覆い隠した。
「きゃっ! れ、零葉さん……?」
だが、すでに零葉の両手は冬華の手の内側に侵入していた。
「夢でくらい、私にも分けて欲しいです……」
冬華が感じていたのは、『身の危険のようなもの』ではなかった。
ただの、身の危険そのものだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
まるよし
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月07日
参加申し込みの期限
2015年11月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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