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【あったかほんわか】
「……ほわぁぁぁ……!」
見渡す限りの、屋台! 目に付くだけでも、お好み焼きに焼きそばたこ焼き、カレーにシーフードに、スイーツやデザートまで網羅。完璧な布陣です。
「ここは私にとっての、天国! ああ、なんて素敵な光景……!」
会場は広く、きっと他にも多種多様、ヨリドリミドリなラインナップがお出迎えしてくれることでしょう……想像するだけでもうヨダレがじゅるり、まさしく
奈倉 藍
にとっては、至福の空間!
きゅうっとお腹も鳴って、そろそろ胃袋に何かを与えてやらないと、暴動でも起こしそうなイキオイ。いわゆるひとつの、お腹減った! 状態もピークを迎えつつありまして。
「さあ~行きますよ! 目指すはフェスティバルの終了までに、全店制覇っ!」
さっそく、行動開始!
まずは正面、目に付いたのは定番、寝子島丼の文字がはためくのぼりです。藍の頬は思わず、ゆるるんと緩みます。
「ひとまず腹ごしらえ、ということで。寝子島丼ひとつ、お願いします♪」
もちろん、大盛りで! と付け加えるのも忘れません……うん? 腹ごしらえ?
間もなくやってきた丼には、ほっかほかの白いご飯がぎっしり、上にはもちろん山盛りの、釜揚げしらす! 定番メニューだけに、場内には寝子島丼の屋台だけでもいくつかありますけれど、こちらのお店では、刻み海苔をぱらりとふりかけ、これまた山盛りの大根おろしにシソの葉を少々、しょうゆをちょっぴり。しらすの旨味をグンと引き出す食べ方でいただきます。期待に胸を高鳴らせつつ、ぱくり。もぐもぐっ。
「……ふわぁぁぁ! この、ほくほくのしらすと、ほかほかご飯の爽やかなハーモニー! たまらないですねぇ♪」
はふはふはふっとかき込めば、シソと海苔の香りが鼻を抜け、ぴりっとした大根おろしの辛みが、しらすとご飯を取りまとめながらに味わいを引き出し……この組み合わせの妙が、絶品でありました。美味しい!
あっという間に完食してしまった藍は、ごちそうさまでした! と、すぐにも次の屋台へと向かいます。
目に付いたのはスープカレーのお店、ニャンティ出張店です。
「えーっと、デスコ……特製秋メニュー? それじゃ、これください♪」
なかなかに繁盛しておりますところを見るに、期待できそうです……と、程なくしてやってくる秋メニュー。
赤い……赤い! とんでもなく赤い! 見るからに一般的基準を超越した辛さを予感させるスープへ、スプーンですくったご飯をちゃぷんと浸して、おそるおそるに……ぱくり。もぐもぐ。
「~~~~~~!?」
見た目通りに、いえそれ以上に襲い来る衝撃、ド直球な辛さ!
(これ……すごい! くっ口の中が、すごいことになってますよーっ!?)
慌ててお水をごきゅごきゅごきゅ。事なきを得たものの、痺れる舌……唇がもう、痛い!
とはいえ、
「……っぷは! わ、私としたことが、危うく吹き出してしまいそうに……あ、でも。これはこれで、何だかクセになってしまいそうかも♪」
食べることを楽しむのに関しては、彼女はとかくツワモノでありました!
ひとりで食べ歩き、万歳! とは、ふらりと会場を巡る
塔尾 松生
の、胸中におけるヒトコトであります。
わいわいと賑やかに、食べ物をつまみながらのおしゃべりももちろん楽しいもの、けれどこうしてひとり、何にも妨げられることなく悠々と、思うままに食べ歩くのだって、代えがたい楽しみがあるものです。
「ま、食い意地が張ってるってことかもしれないけどね……さって、次は何をいただこうかしら?」
焼き鳥片手にあっちへふらり、こっちへふらり。といったところで、ちょっぴり目に付く光景がありました。
「わ。イイ食べっぷりね、あの子」
ちょうどそこでは、藍がこんもりと盛られた釜揚げしらす丼を、はふはふもぐもぐと食べているところです。ふわぁぁぁ……! なんてあんまり美味しそうなもので、松生もついつい、喉元をごくり。
あっという間に食べ終わり、次の屋台目指して颯爽と行ってしまった彼女と入れ替わりに、松生は席につきまして。
「寝子島丼ひとつ……と、あ、お味噌汁もあるんだ?」
メニューには看板商品たる寝子島丼に、サイドメニューも各種取り揃えられているようですけれど、その中で松生の目を引いて止まないのは、魚介出汁タップリ! なんて文句が踊る、お味噌汁。お椀から、小ぶりながらに蟹の足などひょいと飛び出していて、なんとも美味しくあったまりそうな一品です。
「それじゃ、この『蟹のお味噌汁』もお願いしまーす」
とご注文。待つこと数分、トレイに乗ってやってきたメニューたちはどちらも、ほかほか。立ち昇る湯気、漂う魚介の香りに、期待はうなぎ登り!
ぱちりとワリバシ割って、さっそく。
「よし。いただきます」
まずはお味噌汁から、ひと口。途端に、がつんとなかなかにパンチが利いた魚介風味が口の中を満たして、ふわりと蟹の香りが鼻を抜け、秋めく風に吹かれてちょっぴり冷えた身体も瞬く間にぽかぽかとあったまり……松生の口からは、はぁっ、と深い嘆息。何ともほっとする味わいです。
お椀から飛び出た蟹の足をひょいとつまみ上げ、身をぱくり。
「……ん~! これは贅沢なお味噌汁ね。はぁ、あったまる~……」
続いてメインの、寝子島丼。先ほどに見た藍の食べっぷりを思い出しながらに、しょうゆでほんのりきつね色に染まった大根おろしをちょいっとひとつまみ、刻み海苔としらす、ご飯とまとめてひと口、ぱくりっ!
しらすの塩気と旨味、甘みもあるご飯の相性は、もちろん。ベストマッチ!
「やっぱりこれよね、寝子島丼は外せないわ。ああ、まだまだ食べなきゃいけないのに、これだけでも満足しちゃいそうなくらいの充実感……」
ふと周囲を見回しますと、同じように寝子島丼をいただくお客たちが、揃ってほわ~ん。どこか抜けた表情を浮かべているあたり、きっと松生と同じ感想を抱いているのでしょう。
寝子島を代表するメニュー、寝子島丼! 貫禄の味を堪能する松生なのでした。
もちろんのこと、言葉通りに一品二品で満足してしまう松生ではありません。次にいただくメニューを探して、数ある屋台をきょろきょろと見回します。
「……あら? 何だか変わったものがあるわね」
目を惹かれた看板、香ばしい匂いに釣られて近寄ってみますと……何やら、猫の顔の形を模したお団子のようなものを、鉄板でじゅうじゅうと焼いているところです。
「えーっと……なるほど、魚のすり身を団子にして焼いてるのね。猫の形をしてるのが寝子島流ってところかしら……」
「わぁぁ、これも美味しそうですねー!」
不意に横合いから聞こえた声に、見れば先ほどの、寝子島丼を実に美味しそうに食べていた彼女。焼きそばをちゅるちゅると食べながらやってきた、藍でありました。
藍は松生の視線にはっと気づいて、
「って、ごめんなさい! 割り込んじゃって……」
「ううん、いいのよ。あんたもこれ、食べるの?」
と、既にもう食べる気マンマンになっていた松生が尋ねますと、藍はこくこくこく。
「そう。じゃ……すみませーん、この『つみれの味噌焼き寝子島風』、ふたつくださーい」
何事にもおおらかなタチの松生は、藍にオゴってくれました。ひとりで食べ歩きもオツながら、こうして時折、流れに身を任せて交流してみるのも、もちろん良いものなのです。
「いいんですか!? あ、ありがとうございますっ。うわぁ、ほかほか!」
かくしてお味噌のぷーんと良い香りが立ち昇る猫型お団子を、それぞれにぱく、ぱくりっ。
「んん~! 外はぱりっと香ばしくって、中はふわふわ、それにジューシーで。美味しいですね♪」
「噛むと、じゅわーってお魚の脂が染み出して来て。味噌との相性も抜群、なかなか良いわねーこれ」
店先で、ふたり揃ってほうっ、と漏らした息はなんとも、ほっこり!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月02日
参加申し込みの期限
2015年11月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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