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【寝子高新聞取材紀行】
張り切って先頭を行く、
椿 美咲紀
。
「さーっ、お祭りを楽しむのですよー!」
彼女に導かれるようにやってきたのは、寝子島高校
新聞部
の面々。もちろん本日の目的は、校内新聞に掲載する記事についての取材であります。
「食べ歩きながら取材するのですよー」
「まるで、取材がついでのようだな……」
なんて、部長の
八神 修
は苦笑いを浮かべておりますけれど、それもあながち間違いでは無いのでしょう。自ら楽しんでこそ、読者にもアリアリとイメージが伝わるというものでして。
そこへ行きますと
日々野 結衣香
も、記事の中にコラムを寄せるための取材メモもばっちり構えつつ、
「みんなと一緒に食べ歩きなんて楽しいし、新聞の取材にもなるし……それに、念願のアレも食べられるし。一石三鳥ですねっ」
何やらお目当てのメニューがあるらしく、瞳はきらきらと輝いております。楽しむ気マンマン!
といった新聞部のメンバーに加えて、本日はもうおひとり、同行者が。
「……俺が参加しても良かったのか?」
毒島 林檎
は新聞部員では無いものの、同級生である美咲紀らが、放課後にフードフェスティバルへ行く旨を相談していたところについつい、ぴくりっ! と反応してしまったもので。友人の修や結衣香の誘いもあり、ご一緒させてもらうことにしたのでした。
『私、自重しないよ? いっぱい食べちゃうよ?』
なんて、いつものようにダダモレな心の声には、
「もちろん、ばんばん食べちゃってください!」
「食レポにも期待してるぞ? 第三者の意見は貴重だからな」
美咲紀も修もそんな風に言ってくれました。
「それじゃさっそく、行きましょうか」
結衣香が指差したのは、ひとまず手始め。香ばしい香り漂う、焼き鳥に串焼き、焼きとうもろこしなどの屋台です。彼女はにっこり笑って、
「今日は、楽しんでいきましょうね!」
「「「おーっ!」」」
「何気にシュー君、ハーレム状態ですねー。はいっ、あーん!」
「ハーレムとか言うな……ん」
紳士な彼のこと、そんなワードには戸惑いの表情を浮かべておりますけれど。美咲紀はアツアツで肉汁タップリ、な牛肉ステーキの串焼きをひとつ、あーんっと控えめに開いた修の口の中へ、ひょいっ。
「美味しいですか? じゃ、代わりにその焼き鳥ひとつ、もらいますねー」
牛ステーキのお味にほっこりとしつつ、うなずいた修の手の中。これまた濃厚タレが美味しそうな焼き鳥へと、美咲紀はおもむろに顔を顔を近づけまして、ぱくり!
なんて仲の良いふたりをよそに、
「あっ、これこれ! これが食べたかったんです」
結衣香が嬉しそうに駆け寄ったのは、やたらに達筆な『鮨』ののれんが掲げられた、お寿司の屋台。本日、彼女の一番のお目当て! であります。歴史好きな歴女たる結衣香は、江戸時代に誕生して大流行した握りずしの元祖、屋台の江戸前寿司をこうしていただくのは、念願だったのだそうです。
さっそく上握りセットを注文しまして、みんなでいただきます……結衣香は、この後に海鮮丼で魚介類を食べることも考慮しまして、それ以外の鮮魚や、タマゴにかっぱ巻きなどをチョイス。
「……んん! これが江戸時代の風物詩……歴史を感じますねっ」
寝子島の誇る新鮮魚介に、屋台のそれらしくお醤油はハケでさっとひと塗り、といったあたりにも風情を感じつつ。いわゆるひとつの、普段は回らないお寿司屋さんの職人だという屋台の店主さんの技術が相まって、お口でほどけるシャリとネタの絶妙なハーモニー……これは、絶品!
美咲紀も大好きなマグロを、修も通好みなコハダを、ぱくり。
「ああ、日々野がこだわってたのも分かるな。外で食べる寿司も、オツなもんだ」
うむっと納得、うなずいた修の傍らで美咲紀ももぐもぐ、お顔はほんわーっと幸せそう。
さて、大食漢な林檎を振り返りますと……もぐもぐもぐ。焼き鳥、牛ステーキ串は数本ずつ平らげ、お寿司ももちろんみんなで頼んだ分だけでは物足りず、端から片っ端に再注文。ぱくりぱくり、もぐもぐもぐもぐ。
「さ、さすがの食べっぷりですね、毒島さん……」
「んぐ、もぐ……まだまだ。これからだぞ?」
目を丸くする結衣香に頼もしくそう答えて、くるりと目を向けたのは、定食屋『おにざき』出張店であります。掲げられたメニュー表に燦然と輝く文字は……『寝子島欲張り丼』! 寝子島丼のボリュームアップ版とも言えるところのこちらは、しらすにサンマに、加えて寝子島近海の各種海の幸がてんこもり! だそうでして、
「新聞記事にするんだよな。寝子島のお勧め魚介類を紹介するのに、これほどふさわしいメニューも無いんじゃないか(『まあ、私が食べたいだけなんだけどね!』)」
と言って、すたすたと屋台へ歩み寄り、注文を飛ばします。
「『寝子島欲張り丼』。大盛りで」
「はーい、ありがとうござます! すぐにお持ちしますね♪」
看板娘、
鬼崎 あやめ
がにこやか~に運んできてくれた丼には、確かに。山盛りしらすに活サンマ、マグロにエビにホタテにイカに、イクラやネギトロも……これでもかと盛りだくさん! 確かに欲張りな一品です。
林檎は、さっそく。もぐもぐもぐもぐ……ずどどどどっと、怒涛のような食べっぷり!
「脂の乗ったマグロにサンマ、寝子島を代表するこのしらすの旨味、彩りも良くぷりぷりとしたエビ……全ての食材が新鮮なまま風味を損なわず、旬の海鮮を一度に楽しめてしまう贅沢感。海に囲まれたこの島の良いところを、この一杯にぎゅっと凝縮したような丼だ。美味い(『文句ナシ、オススメだよー!』)」
「あっ、毒島さん、良いコメントなのです! シュー君、これは押さえておかないと!」
「そうだな、使わせてもらおうか」
食レポも完璧! でありました。
少しばかりの中休み、取材を兼ねての会場巡りを経て、いくらかお腹を落ち着かせた後に。一行が訪れたのはスープカレー店、『猫亭<ニャンティ>』です。
店先のテーブルには、どこかで見たような顔もありまして、
「あ、修君たちも来てたんだねぃ。新聞部の取材? えらいなぁ」
「どうも、呉井先輩」
修とは生徒会などでも何かと接点のある
呉井 陽太
に、お連れの
楢木 春彦
、
須崎 蒼志
です。
春彦は、よっ! と手を上げて、
「ここのスープカレー、美味いぜー! オススメだぜ、俺のは……何だっけ? こってり系スープの『ミレニアム』の……」
「辛さLv.3、『荒野に吹き荒ぶ颶風(ぐふう)』。前にも食べたんだけど、これがクセになっちゃうんだよねぃ♪」
「ああ、分かりますよ。俺も猫亭にはまた行きたいと思ってたんだ」
寝子島ではまだまだ馴染みのないスープカレーですけれど、陽太や修は以前に店舗のほうで味わう機会があり、カラさとウマさの絶妙なブレンドを堪能したことがありました。
「あの。そちらのそれは……何ですか?」
と、結衣香が興味深げに覗き込んだのは、蒼志のお皿です。
「ん……これ? 特製秋メニューだってさ」
ずずずずず……ごごごごご! まるでそれは火口にて何もかもを飲み込まんと煮えたぎるマグマか、はたまた業火をまき散らし全てを焼き尽くす焼夷弾の着弾点か……禍々しいほどの、赤! 見ているだけで舌が痺れて汗が噴き出してきそうな、赤いスープ! その名も、
「『デスコヴィル・ナパーム』。だってさ」
「食べ物の名前ですか、それ……?」
何だかどこぞのウェポンか必殺技的なネーミングですけれど、そういうお店なんです。
春彦と陽太のそれに比べて、見た目通りの激烈な辛さを誇るという秋メニュースープカレーは、
「俺もさっき、ちょっと舐めさせてもらったんだけどさー……ぱねぇ。そんなの食えるお前とか生徒会長とか、マジぱねぇ……!」
「しかも大盛りだからねぃ。蒼志君、キミも恐ろしい子だわー……」
「……そうっすか? ウマイっすよ」
ぱくぱくぱくと、表情も変えずに事も無く食べ進めていく蒼志くん。彼もまた紛れも無い、
カレー強者
のひとり……!
と。
「……俺もだ。『デスコヴィル・ナパーム』ひとつ、大盛り……いや、特盛りで(『甘いのも辛いのも、ぜーんぶ食べ尽くしちゃうもんね!』)」
対抗するように、林檎もまた激辛スープカレーを注文! 蒼志の食べっぷりにライバル心を燃やしてしまったのか、あるいはただ単純に収まらない食欲のためでしょうか。うん、たぶん後者ですね。
さらには新聞部の面々も、これに続けとばかりに、次々ご注文!
「じゃ、私もそれをお願いします。トッピングにチーズをたっぷり、お願いできますか?」
「俺も同じのをもらおうかな。推しメニューということだし、店舗とは違う味も食べてみたい」
「私もシュー君と同じの……やっ、やっぱりもすこしマイルドな辛さので!」
やがてずらずら、ずらりとテーブルに並んだ地獄の窯、じゃない『デスコヴィル・ナパーム』。
直後に繰り広げられた彼らのリアクションはと言いますと……ひー、はー! うまーい! カラーい! うわー、ぎゃー! とまぁ、実にイロイロではありましたけれど。こんな風にみんなでわいわいと仲良く食べ歩き、味に一喜一憂するのもまた、記事の広がりにも繋がるというものでありましょう!
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3人まで
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日常
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コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月02日
参加申し込みの期限
2015年11月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月09日 11時00分
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